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【蒼穹のファフナー EXODUS】去勢した英雄-補足

 一騎に性に疑問を感じたのは2011年7月9日に開催された「蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH-大ヒット感謝祭-『蒼穹作戦』」で見た『EXODUS』のキャラクターデザインでした。その後、『EXODUS』の公式サイトのSPECIAL/CHARACTER/真壁一騎の項にある相関図で一騎→真矢が「心の支え」となっていて、恋愛感情はありませんでした。その後、一騎の真矢に対する言動に対して最初に疑問を抱いたのはこの場面だったことを思い出しました。

一騎「遠見は、誰かの分まで思い出を大事にしてくれるんだな。
   だから、いっしょにいると安心するのかな
真矢「そう……そうなのかな」
一期23話

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【蒼穹のファフナー EXODUS】ヒロインの役割

 一期は翔子がヒロインかと思いきや、物語序盤の6話で突然いなくなってしまった。その後、ヒロインを引き継いだのは真矢だったが、総士がイドゥンにさらわれたことで、一騎との関係は進展しなかった。おまけに『EXODUS』での真矢は一騎から距離を置き、ヒロインを担ったのはカノンだった。それではこのシリーズのヒロインとはどういう存在なのだろうか?

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蒼穹のファフナー EXODUS 第26話-30「真矢-もう一人のヘスター」

 『EXODUS』22話を見た後、私はこう書いた。

シュリーナガルからダッカ、そしてハバロフスクで竜宮島と合流するまでの旅は一騎、総士、真矢、暉にとっては自らの親世代の追体験であったが、視聴者は2118年以降、日本が人類軍からどのような攻撃を受け、どんな視線で見られていたのかを目の当たりにすることになった。 蒼穹のファフナー EXODUS 第22話-2「旅路の果て」

 島の外の世界を旅した一騎、総士、真矢の選択はドラマCD『THE FOLLOWER2』で描かれたが、フェストゥムだけでなく人類からも隠れることを選んだ親の世代とは異なり、子の世代は犠牲を払ってでも対話し続けることを選んだ。もっとも親と子の世代では置かれてる条件が異なり、親の世代はフェストゥムと対等に戦うことができなかったが、子の世代はフェストゥムと対等に戦うことのできる武器を持っている。一騎、総士、真矢が選択した時にはフェストゥムの一部と人類の一部とは和解しているので、たとえ外に開かれた場所に出て行ったとしても、もはや孤立無援ではない。

 『EXODUS』で真矢は「自分を犠牲にしてでも、大切な人を守りたい」という気持ちを突き詰めていったが、それは結果として新国連事務総長、ヘスター・ギャロップの人生を追体験する形となった。ヘスターにとって真矢は過去の自分そのものであり、それ故、自らの後継者に仕立て上げようとした。

 最終的に真矢はヘスターとは別の道を選んだが、そこにはどんな意味が込められているのだろうか。

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蒼穹のファフナー EXODUS 第26話-29「守られる人から守る人へ」

 所属している組織のルールよりも身内を大事にする長子によって守られた末子で、道生の銃を手にするという共通点を持つ真矢とビリーが『EXODUS』の最後で対峙した。それにはどんな意味が込められていたのだろうか?

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