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【蒼穹のファフナー EXODUS】時間

 一騎と真矢にとって竜宮島とは変わらない世界、つまりフェストゥムの無の中と同じく時間のない世界だった。真矢に一騎がマークザインに乗ることは死に近づくこと、つまり時間が生まれることを意味していた。そのため、真矢は一騎が竜宮島を出ることを恐れていた。

 真矢「ずっと戦いだけが居場所だったから。
    でも、今はここに一騎君の居場所があるし、大丈夫だよ」

カノン「剛瑠島で働くのもファフナーに乗ったのも、
    一騎の居場所を守るためか」
『EXODUS』3話

 変化は時間のある場所で生まれる。そのため、一騎は真矢が変わることを恐れていた。

 一騎「遠見は十分戦った。
    みんなと島に帰ってほしい。
    美羽ちゃんは俺たちが」
『EXODUS』10話

 真矢にとっては一騎=竜宮島であり、一騎にとっては真矢=竜宮島だった。真矢も一騎も竜宮島が変わることを恐れていたということになる。

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【蒼穹のファフナー EXODUS】傷

 総士「お前と島を守るために僕は生きている、そう思っていた」
 乙姫「一騎に傷つけられるまでは、でしょ」
一期22話

 総士が一騎に左目を傷つけられる前まで、乙姫を守ろうとする総士と乙姫は一心同体の状態だった。

カノン「だから守ろうとしているのか」
 真矢「えっ」
カノン「剛瑠島で働くのもファフナーに乗ったのも、
    一騎の居場所を守るためか」
 真矢「どうだろう。
    気づいたらそうしてた」
『EXODUS』3話

 総士と乙姫と同じく、一騎を守ろうとしていた真矢と一騎も一心同体の状態だったということになる。『EXODUS』は一騎と真矢が分離し、個を持つ人間に分離する物語だった。

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【蒼穹のファフナー EXODUS】同化欲求 Part1

 一期10話、一騎は遠見家で夕食をごちそうになり、真矢と話しながら自宅に帰る途中、突然、気分が悪くなった。そこで一騎は真矢と別れたが、その直後、一騎の掌から同化結晶が生えてきた。その5年前(※1)、総士が一騎と一緒にいなくなろうとした時、一期10話の一騎と同じく総士の掌から同化結晶が生えてきた。14歳の一騎が真矢に抱いた感情と9歳の総士が一騎に抱いた感情は同じものなのだろうか?

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【蒼穹のファフナー EXODUS】去勢した英雄-補足

 一騎に性に疑問を感じたのは2011年7月9日に開催された「蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH-大ヒット感謝祭-『蒼穹作戦』」で見た『EXODUS』のキャラクターデザインでした。その後、『EXODUS』の公式サイトのSPECIAL/CHARACTER/真壁一騎の項にある相関図で一騎→真矢が「心の支え」となっていて、恋愛感情はありませんでした。その後、一騎の真矢に対する言動に対して最初に疑問を抱いたのはこの場面だったことを思い出しました。

一騎「遠見は、誰かの分まで思い出を大事にしてくれるんだな。
   だから、いっしょにいると安心するのかな
真矢「そう……そうなのかな」
一期23話

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