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【蒼穹のファフナー EXODUS】人類軍の価値観

 一期19話、コアギュラ型が5体、竜宮島を襲撃した時、咲良がフェストゥムに取りつかれた。

 剣司「どうしろってんだよ。
    咲良ごと撃っててのかよ」
一期19話

 竜宮島の子どもたちが初めて遭遇する状況であり、フェストゥムに対処する方法がわからなかった。だが、そのような状況に何度も遭遇している道生とカノンには迷いが無かった。

 道生「動きが止まった瞬間狙うぜ、カノン」
カノン「お前はいい。憎まれ役は私がやる」
 道生「えっ、お前」
カノン「私はこの島の者ではないから」
一期19話

 竜宮島の子どもたちは元人類軍兵士である道生とカノンを通して人類軍の考え方を知ることになった。

カノン「て、敵に取りつかれた者は始末しろと命令されてきた」
一期20話

 道生とカノンは敵に取りつかれた者を迷わず撃てる人だったが、当然、躊躇する兵士もいるだろう。「いくら命令とは言え、フェストゥムに取りつかれた仲間を迷うことなく殺せるのか」というテーマは『EXODUS』で取り上げられた。

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蒼穹のファフナー EXODUS 第26話-29「守られる人から守る人へ」

 所属している組織のルールよりも身内を大事にする長子によって守られた末子で、道生の銃を手にするという共通点を持つ真矢とビリーが『EXODUS』の最後で対峙した。それにはどんな意味が込められていたのだろうか?

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