『THE BEYOND』はこれまで肯定していたことを否定する物語でしたが、真矢にとって『THE BEYOND』はこれまで否定していたことを肯定する物語でした。
一期17話、真矢は簡易休憩室のリクライニングシートに横になって、自分が撮った写真を見ていた。

この時、真矢は「あたしだけいない」と呟いた。
『THE BEYOND』8話、真矢は自室で横になりながら、自分が撮った写真を見ていた。

この時、真矢が心の中で呟いた言葉は「お母さんとお姉ちゃんがいる」ではないだろうか。
一期17話で真矢が見ている写真は現在の状態を写し撮ったものだったのに対して、『THE BEYOND』8話で真矢が見ている写真は過去の状態を写し撮ったものだった。真矢は千鶴と弓子がいなくなった後、自分が撮った写真を見た時、写真を撮ることの意味を理解し、自分が写っていない写真を肯定的に見ることができるようになったのではないだろうか。
なお、一期17話で真矢が現在の状態を写し撮ったと考えていた写真は、総士と総士の後を引き継いだ剣司にとって過去の状態を写し撮った写真でした。
2151年、総士の自室に飾られた写真。(『EXODUS』8話)

2156年、近藤家に飾られた写真(『THE BEYOND』5話)
