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【蒼穹のファフナー THE BEYOND】子離れ

 『THE BEYOND』の一騎は史彦の子であるのと同時に、こそうしの親という立場だった。

 『THE BEYOND』のラストで一騎が甲洋と一緒に竜宮島から旅立ったが、史彦と一騎という親子関係では、子どもが家を出ることで「親と子」という関係から「私とあなた」という関係に変わった。一方、一騎とこそうしはという親子関係では、親が家を出ることで「親と子」という関係から「私とあなた」という関係に変わった。つまり、史彦と一騎は違う形で子離れしたということになります。

 

 史彦と一騎のように子どもが進学や就職で家を出る形での子離れはよく見かけますが、一騎とこそうしのように親が家を出る形での子離れは見かけません。しかし、友人がこの形での子離れをしていたことを知り、この形での子離れもありだったのです。

 

【蒼穹のファフナー THE BEYOND】理解する=終わる

 「『ファフナー』を理解する」とは「『ファフナー』が終わる」ことを意味していました。

 私は2024年2月に『ファフナー』の終わりが「真実を理解した時」であることを知り、実際には「【蒼穹のファフナー THE BEYOND】憎しみと悲しみ を書き終わった時」が「真実を理解した時」になったため、真実を理解した時、『ファフナー』が終わりました。なお、理解した真実はネタバレなので、その内容をここに書くことはできません。

 私は「真実を理解する」のに1年半くらいかかりました。そのくらい「真実を理解する」ということは難しかったのです。

 

【蒼穹のファフナー THE BEYOND】同じ考え

 どうすれば『蒼穹のファフナー』を理解することができるのか? 
 私は『蒼穹のファフナー』のキャラクターと同じ立場に立ち、キャラクターが考えていることを理解した時、『蒼穹のファフナー』を理解することができました。

 

 私は『ファフナー』の一視聴者、つまり傍観者でした。しかし、2019年10月26日、私は以下のの場面の一騎と経験をした後、一騎と同じことを考えた時、物語の中に入り、『ファフナー』の傍観者から『ファフナー』の当事者になりました。


 私は『ファフナー』を当事者になったことで、『ファフナー』の当事者であるファフナーに乗って、フェストゥムと戦った子どもたちの考えを理解しました。

 2025年3月22日、私は以下の場面の史彦と経験をした後、史彦と同じことを考えた時、『ファフナー』を見る視点が『ファフナー』の当事者から『ファフナー』の傍観者になりました。


 『ファフナー』の傍観者とは「ファフナーに乗って、フェストゥムと戦った子どもたちの親」です。私は当事者の考えを理解しているので、『ファフナー』の一視聴者に戻ることはありません。

 私が『ファフナー』の当事者(ファフナーに乗って、フェストゥムと戦った子どもたち)と傍観者(その親)を理解するのに使った方法は、ワーグナーの舞台神聖祝典劇『パルジファル』で、パルジファルがアンフォルタスを理解する方法でした。私は長年、この場面の意味がわからなかったのですが、『ファフナー』でパルジファルと同じ経験をした時、この場面の意味を理解しました。

 これを読んでいる人に対して、私が経験したこととその後に考えたことを言葉で伝えても、何の意味もありません。大切なのはこれを読んでいる人が、あの場面の一騎、史彦と同じ経験をした後、自分一人で考えて一騎、史彦と同じ考えに到達することです。