高校の論理国語で取り上げられているのは評論文のみで、文学作品は一切取り上げられていません。しかし、私は物語を論理的に読む方法も学ぶべきだと考えています。
物語を評論文と同じように論理的に読めるようになると、物語から受け取るものが「自分の感情を揺さぶる感情」と「登場人物の感情」から「登場人物の考え」に変わります。相手を理解するために必要なものは、相手の感情ではなく相手の考えです。論理的に物語を読む方法を学ぶと、自分の感情や考えに左右されずに、他者の考えを知ることができるようになり、自分とは違う考えを持つ他者を理解することができるようになります。
私は『蒼穹のファフナー』を通して、論理的に物語を読む方法を学んだ結果、キャラクターの考えと感情を知ることができました。