蒼穹のファフナー」カテゴリーアーカイブ

蒼穹のファフナー Symphony Orchestra Concert 2025

2025年5月1、2日
オペラシティコンサートホール

指揮 :チン・ソル
演奏 :Japan Pops Orchestra
ゲスト:angela

 2025年5月1、2日に開催された「蒼穹のファフナー Symphony Orchestra Concert 2025」のDAY1昼公演とDAY2昼公演に行きました。オーケストラは2管編成でしたが、弦楽五部(9-8-6-6-3)は変則的でした。DAY1は女性コーラスが、DAY2には混声コーラスが参加していました。

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【物語の読み方】「EXODUS」を理解する

一騎「あいつが、島の外で見たものを、俺も見たかったんだ。
   そうすれば、あいつのことがわかるんじゃないかって」
一期15話

 2025年4月22日、私は『EXODUS』26話を見終わった時(2015年12月26日)に立てた目標である「『EXODUS』を理解してやる!」をクリアしました。『EXODUS』を理解するためには9年4ヶ月という長い時間が必要でしたが、それは『EXODUS』を理解するためには『ファフナー』を理解する必要があったからです。

 『EXODUS』を理解する上で、2019年10月26日から2025年4月22日に経験したことが重要だったので、この期間に経験したことをまとめました。ネタバレの内容を削除しているため、わかりにくい部分があると思います。ご了承下さい。

 

 2019年10月26日、一騎と同じ経験をした後、私は『ファフナー』の世界に入りました。私はさまざまなキャラクターに同化し、そのキャラクターと同じ視点で物語の中の出来事を見ることによって、この物語の中で描かれたさまざな価値観を理解していきました。一騎は竜宮島が再び楽園になった後、甲洋と一緒に竜宮島から旅立ちましたが、私は『ファフナー』の中で描かれたさまざな価値観を理解した後、『ファフナー』の世界から旅立ちました。

 さまざまなキャラクターに同化できるということは自分がないことを意味します。2025年4月22日、一騎が最後に理解したことを私も理解した時、私は自分を取り戻しました。

 

 私が身をもって示したことは、「2025年4月末の段階で公開されている資料で『ファフナー』を理解することができる」でした。

 

【物語の読み方】Solve et Coagula

 『蒼穹のファフナー』は120年ほど後の世界を舞台にした “物語” であるため、今、私たちが生きている世界とは関係と思っている人が多いと思います。

 私はある時、『蒼穹のファフナー(一期)』~『HEAVEN AND EARTH』の物語と1997年~2002年のRush(カナダ出身のバンド)の活動が同じ流れであることに気がついた。2015年、Rushは「R40(ツアー名)は最後のツアーになるなのか?」という疑問を残してツアーは終了。『蒼穹のファフナー』は「『EXODUS』で生まれ変わった総士は総士なのか?」という疑問を残して物語は終了。 どちらも第三者には真実がわからないという状態で終わったことにより、私の中でこの二者は完全に重なりました。

 2020年、Rushはニール・パートの死とともに5年前(2015年)に活動が終了していたことが確定し、2021年11月、『THE BEYOND』12話で一騎が総士の灯籠を流した時、総士は5年前にいなくなったことが確定した。つまり、『蒼穹のファフナー(一期)』~『THE BEYOND』の物語と1997年~2020年のRushの活動、つまり “物語” と私が今、生きている世界に存在しているバンドが完全に同じ形で終わりました。この時、『蒼穹のファフナー』と私が今、生きている世界が一続きになったと感じました。

 2025年3月、ゲディ・リー『ゲディ・リー自伝 我が奇妙なる人生』(シンコーミュージック)の日本語訳が刊行されました。Rushのリーダーだったゲディ・リーの人生を知ることで、2021年11月、『蒼穹のファフナー』という “物語” と私が今、生きている世界と一続きになったと感じた理由が明らかになりました。

 

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経験

 私が『ファフナー』を理解するまでの道のりをまとめました。「『ファフナー』を理解したい」と思う人の参考になれば幸いです

 

 2019年10月26日、私があるものを見ました。それは『THE BEYOND』12話の一騎が総士の灯籠を見送った時と同じものでした。つまり、私は『THE BEYOND』12話が公開される前に『THE BEYOND』12話の一騎と同じ体験をしたのです。私は一騎と同じ体験をした後、『THE BEYOND』で『ファフナー』が終わるという情報を手に入れ、『ファフナー』を見る視点が一騎からこそうしに変わる、つまり、主人公が変わりました。

 私はこそうしの視点で『THE BEYOND』を見ることによって総士を理解し、その後、一騎の視点で『EXODUS』と『THE BEYOND』を見ることによって、一騎を真矢を理解しました。そして、『BEHIND THE LINE』で描かれなかった一騎、真矢、甲洋の進路を知った時、『ファフナー』は終わりました。

 ワーグナーの舞台神聖祝祭劇『パルジファル』でパルジファルはアンフォルタスと同じ体験した時、アンフォルタスを理解しましたが、『ファフナー』も『パルジファル』と同じように視聴者が一騎と同じを経験をした時、『ファフナー』を理解する道のりのスタート地点に立つことができます。つまり、スタート地点に立つための経験は、視聴者自身のこの後の人生の中にあります。

 

東京オペラシティ コンサートホール

 2025年5月1日(木)、5月2日(金)に「蒼穹のファフナー Symphony Orchestra Concert 2025」の開催されることが発表されました。会場は東京オペラシティ コンサートホールというクラシック専用ホールです。行ったことのある人のあまりいないホールだと思うので、会場について簡単にまとめました。

 東京オペラシティ コンサートホールの客席数(1632席)は、東京近郊でオーケストラコンサートを行っているホールの多く(東京芸術劇場、サントリーホール、ミューザ川崎シンフォニーホール等)が2000席前後であることを考えると、客席数が少な目です。

 見やすいのは1階席と2階席、3階席の正面と後方。2階席、3階席の前方はステージをすべて見ることはできません。昔、私が行ったコンサートでは3階席の前方の席はC席として販売していました。

 オーケストラコンサートに慣れていない人には、2階席オルガン前席はおすすめしません。この席を販売しないコンサートもあります。