ポスト「HEAVEN AND EARTH」Part1 で、『蒼穹のファフナー』という物語全体の主人公は真矢という結論を出したにもかかわらず、最後まで「『蒼穹のファフナー』という物語全体の主人公は真矢なのか? それとも一騎なのか?」と問い続けました。『蒼穹のファフナー』全体の物語の構造分析が終了したので、この問いに対する答えを書いていこうと思います。
ポスト「HEAVEN AND EARTH」Part1 で、『蒼穹のファフナー』という物語全体の主人公は真矢という結論を出したにもかかわらず、最後まで「『蒼穹のファフナー』という物語全体の主人公は真矢なのか? それとも一騎なのか?」と問い続けました。『蒼穹のファフナー』全体の物語の構造分析が終了したので、この問いに対する答えを書いていこうと思います。
『蒼穹のファフナー』という物語の終わりかわからなかったため、過去に「これで物語が終わった」と感じる瞬間が何度もありました。しかし、それらはすべて通過点に過ぎず、2024年2月29日、私の中で『蒼穹のファフナー』が完全に終わりました。
2015年12月26日、私が『EXODUS』26話を見終わった瞬間、呆然とした後に襲ってきた感情は「物語が終わらなかった」という失望と「物語が理解できない」という不安から来た怒りでした。私はこの怒りを「絶対に理解してやる」という言葉に変え、それから8年経った2023年12月25日、『EXODUS』だけでなく『蒼穹のファフナー』という物語を理解しました。
『THE BEYOND』のゴールが「After All Alone」だったことから、真矢を剣司という一人の人間と対にすることによって、真矢の人生について考えてみました。