「蒼穹のファフナー EXODUS」Blu-ray BOXの感想を書き終わった後、『EXODUS』を1話から見始めた時の感想をまとめたもの。2017年末に公開された『THE BEYOND』のPVを見た後でもあるので、少し見方が変わった部分もあります。長くなったので三分割しました。
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「蒼穹のファフナー EXODUS」Blu-ray BOXの感想
Blu-ray BOXの特典についての感想。
映像特典には放送前に制作された3本のPVと2クール目の予告PV、公式アプリで配信していたキャストのインタビューを収録してほしかった。PVはすべて公式サイトで見ることができますが、ネット上のものはいつ消えるかわからないという不安と常に隣り合わせ。キャストのインタビューは期間限定だったので今は見られない。特典CDには冲方丁脚本によるドラマCD『THE FOLLOWER』(DVD/BD4巻収録)、『THE FOLLOWER2』(DVD/BD11巻収録)を収録してほしかった。ドラマCDを聞かなくても物語は理解できるが、聞くと理解がより深まる。
ブックレットに掲載されているキャラクターの設定画は『EXODUS』の第1話・第2話先行上映のパンフレットに掲載されたものに若干追加。ただし、パンフレットにあったナレインの設定画はブックレットには未掲載、来主操はパンフレットには未掲載。メカはトローンズ・モデル ラファエル(空戦型)の背面図が新規掲載。パンフレットに載っていた爆撃機がブックレットには未掲載。フェストゥムはパンフレットに載っていたスフィンクA型、アザゼル型 Aウォーカー、アザゼル型B ロードランナーの設定画がブックレットには未掲載。メカの設定画は『電撃HOBBY MAGAZINE』2015年5月号に掲載されたものが一番大きかったりします。
ブックレットに掲載されている「作品コンセプト キャラクター概要 主要キーワード」(冲方丁執筆)は『EXODUS』を理解する手がかりとして極めて有益。『EXODUS』で新しく登場した人類軍のキャラクターにもその出自とバックグラウンドが設定されているので、台詞の少ないキャラクターの役者は役をつかみやすかったと思います。
蒼穹のファフナーEXODUS 2018 カレンダーの感想
【蒼穹のファフナー EXODUS】作品を読み解くヒント
2017年7月22日に行われた冲方サミットでの『シュピーゲルシリーズ』に対する発言、冲方丁の小説『十二人の死にたい子どもたち』の中に『EXODUS』で気になった部分を読み解くヒントが隠れていた。
「蒼穹のファフナー」13周年
『蒼穹のファフナー』の放送開始から今日で13周年。一期2クール目からリアルタイムで見ていますが、正直、こんなに続く作品になるとは思わず、前日譚の『RIGHT OF LEFT』を見終わった時に、この作品で終わりだと思ったことを思い出します。一期26話のラストも自分なりの後日談を考えたこと(※1)で受け入れ、続きを見たいという気持ちはあまりなかった。
そういえば『EXODUS』が蒼穹のファフナー 10周年記念作品(※2)で、『EXODUS』2クール目が蒼穹のファフナー 11周年記念作品(※3)だったことを思い出しました。この調子だと『THE BEYOND』は15周年記念作品になりそうだ。
※1 『HEAVEN AND EARTH』公開後、2005年に形にしておくべきだったと後悔した。
※2 『蒼穹のファフナーEXODUS』第一弾PV、第二弾PV、第三弾PVおよび、竜宮島回覧板EXODUS第3号、第4号、第5号、第6号を参照。
※3 『蒼穹のファフナーEXODUS』第2クール第2弾PVおよび、竜宮島回覧板EXODUS第8号、第9号を参照。