『ファフナー』という物語を終わらせるためには、総士、一騎、真矢から見た『ファフナー』の終わりを見る必要があります。私はすでに総士、一騎から見た『ファフナー』の終わりを見ているので、真矢から見た『ファフナー』の終わりを見ることができれば、『ファフナー』を終わらせることができます。以下の3つの問いに対する答えを見つけた時、私は『ファフナー』という物語を終わらせることができました。
- なぜ真矢と一騎の別れは喫茶楽園前と一騎が旅立つ時の2回、描かれたのか。
- なぜ真矢がファフナーに乗るまでの流れとファフナーから降りるまでの流れはイコールの関係になっているのか。真矢がファフナーから降りると決意した時、ミツヒロはいなかった。そのため、一騎がミツヒロの役割を担った。
- なぜ「THE BEYOND」12話、喫茶楽園前での一騎と真矢の別れのシーンは、一期10話の一騎が竜宮島から旅立つ前のシーンと一期18話のが竜宮島から旅立つ前のシーンとイコールの関係になっているのか
1は『THE BEYOND』12話初見時からの疑問点で、2と3は『THE BEYOND』を論理的に読んでいる時に出てきた疑問点です。『ファフナー』において「オマージュ」という言葉は理由にならないので、理由を自分で考える必要があります。
『ファフナー』では多種多様なテーマが描かれていましたが、その中の一つに「子どもが大人になる」というものがあります。ファフナーのパイロットに選ばれた子どもがファフナー乗って戦うことは大人になるための通過儀礼を意味し、その子どもがファフナーから降りた時、大人になったことを意味します。つまり、一騎の同級生の中で最後までファフナーに乗っていた真矢がファフナーから降りた時、つまり生き残った一騎の同級生のパイロットが全員、大人になった時が『ファフナー』という物語の終わりだったのです。