2016年5月8日(日) パシフィコ横浜国立大ホール
普段、アニメのイベントはほとんど参加しないのですが、今回は物販の先行販売にも参加したので、自分自身のメモとして残しておく。
・チケット購入
2015年のイベント「痛み」同様、チケットはBD封入のシリアル番号を使って購入したのですが、今まで経験した中で一番チケット入手の手続きが煩雑だった。セブンイレブンでのチケット受け取りを選んだら、チケット代はセブンイレブンの店頭での支払いのみ。前回はクレジットカードでの支払いが選択肢にあったので楽だった。セブンイレブンでのチケット受け取りを選んだら、チケット代はセブンイレブンの店頭での支払いのみ。24時間営業とはいえ、支払い期間が4日と6時間というのはハードルが高い。またチケット代金入金用の「振込票番号」とチケット発券用の「引換票番号」が違う且つ、「引換票番号」はチケット代を払った後に渡されるレシートのみに記載。レシートをなくさないように管理にはものすごく気を使った。
「引換票番号」の記載してあるレシートは写真を撮り、スマホとPCにも保存。チケットの発券がイベント2週間前からというのは、プロモーターから直接購入したチケットで経験したことがあるので納得できるけど(海外ではチケットを会場で受け取りしたこともある)、ネットでも見られるようにしてほしかった。
・物販
10時30分:会場着
12時20分:会場に入場、ジーベックエリアに並ぶ
13時00分:ジーベックエリア買い物終了
ムービックエリアに並ぶ
14時20分:ムービックエリアでの買い物終了
14時40分:入場待機列に並ぶ
16時00分:開場
16時15分:ムービックエリアでの買い物終了
- コミケ並の暑さ対策準備をしたけど、実際に並んだ場所は日陰だった。海風が強くて涼しかったので、逆に上着が必要だった。
- 会場に入ってムービックの行列の酷さに辟易して、先に人数の少ないジーベックへ行ったけど、目当てのクリアファイルが早々に完売したので正解だった。
- 私の買った隣で能戸総監督がおみくじを売っていました。
- おみくじは4回引いて末吉2、小吉1、中吉1でダブりはなしだけど極めて平凡。ネットを見ると凶とか出た方が面白そうだった。
- ムービックは私が買う直前にリーフレットと茶碗以外、すべて完売。
- しかし、並んでいると物販の販売状況がわからず、twitterで検索して情報を得ていた。ちなみに一騎カレーの完売はtwitterで知った。結局、いつもと同じく総監督のツイートが一番必要な情報を流していた。
- 買い物が終わった後、外に出ると係員が会場の表側の1階で入場待機列を形成しているとアナウンスしていたので物販目当てで並んだ。私が並んだ時点で100人以上いたと思う。
- 先行販売では一人5限だったのが、開場後の販売は一人2限に変更。売り場までの列も最後まできれいに2列だった。先行販売の時にこれができていれば、もう少しマシだったと思う。私が会計にたどり着く前にマフラータオルが完売したものの、ほしいものは全部買えた。
- 2014年7月のガンダムUCのオケコンではパンフだけの売り場があったことを思い出した。今回もリーフレットだけの売り場を設けた方がよかったと思う。
- 結局、10時半から16時10分くらいまでひたすら並んでいました。
リーフレットは大きいと言われているが、蒼穹作戦の時のものと同じ大きさ。
『THE FOLLOWER2』を聞いた後だと、このイラストの4人の意味がよくわかる。
おみくじ。それぞれの項目のコメントが面白い。
・イベント
入口には「16時開場、17時開演、20時終演予定」と書かれていた。
実際には「16時開場、17時15分開演、21時終演」でした。私の席は1階中通路後ろだったのですが、20時を過ぎた頃から会場を後にする人を多数見かけました。ゴールデンウィーク最後の日曜日ということもあり、地方から来た人には厳しい終演時間でした。
ロビーでは「漫画版『蒼穹のファフナー』複製原画展示」と「出演キャスト メッセージ付きサイン色紙」の展示が行われていました。冲方サミットでコミカライズの担当者が話していたけど、今の御時世、アナログ原稿なのには驚きました。「出演キャスト メッセージ付きサイン色紙」は電撃ホビーウェブの速報レポート及び公式ツイッター(@fafnerproject)紹介されています。
- フェストゥム・ダンサーズによるオープニング
- 緊急生クロッシング
- 冲方丁に聞け
- 生アフレコ
3話:喫茶楽園の外、真矢 ミツヒロ
4話、ブルク:零央、彗、美三香
7話、戦闘シーン:彗、剣司
14話、森での会話:一騎、総士、真矢
14話ラスト:広登、真矢、ミツヒロ
26話:剣司、総士
26話:一騎、ミツヒロ - キャラソンライブ
全力LOVE(佐々木望)
FIGHTING(石井真)
ラップ(石井真)
Flugel(石井真) - angelaライブ
イグジスト
ホライズン(総士の生台詞あり)
愛すること(一騎の生台詞あり)
そして、蒼穹へ
DEAD OR ALIVE
「生アフレコ」で14話の一騎、総士、真矢が草原で話すシーンではまりか様がミスる→喜安氏もミスる→アドリブが入って会場爆笑という流れ。確か9月のイベントで喜安氏がこのシーンは台詞を尺に収めるのが難しかったと言っていたことを思い出したんだけど、嫌な予感が的中してしまった。
『EXODUS』で発音しにくく、キャストから嫌われた単語は「アザゼル型」。一期で発音しにくい単語は「シナジェティック・スーツ」だったと白石さんが明かしていた。
キャストのトークで印象に残っているのが、ミツヒロの正体(パペット)を知っている人と知らない人がいたという話。アフレコ開始前、キャストに渡された資料に書いてあったものの、読んだ人と読まない人がいたので、二分されたとのこと。ミツヒロを演じた岡本さんは知っていた上で演じていたというのが意外だった。
キャラソンライブからangelaのライブへの舞台転換の間に流した3月に行われた尾道イベントの映像が面白すぎた。
アニメのイベントとしては定番の内容が多く(生アフレコ、キャラソン)、昔に比べるとだいぶアニメの普通のイベントになったと思う。
以下は「冲方丁に聞け!」のメモ。
・(脚本を)書くのが難しかったのは1話と2話。
・3話で彗はぬいぐるみを持っていたが、彗はぬいぐるみを作っていた。
・1話で総士がストップウォッチを持ってシチューを作るというのは中西Pのアイデア。
・ヘスターの設定は一期から大まかにあった。
・ヘスターと真矢の絡みは真矢の成長次第。
・オルガが思ったよりも生き残った。
・新人3人はいろいろやったけど生き残った。
・総士の眼鏡は日常のスイッチで、眼鏡をかけた時は本来の性格に戻れる。
・広登のSDPは敵の力を減少させる。
敵と接触するため、その痛みを背負ってしまう。
・零央と美三香はくっついたらどっちか片方がいなくなるかも。
・アフレコを見た後、次回の脚本を修正する。
→舞台の新作の脚本で稽古を見て修正する人は珍しくない。
・angelaのKATSUさんは聞きたいことはBD/DVD10巻の特典CDで全部聞いた。
個人的に印象に残ったのは「EXODUSの放映が終わって新たに見えたことは?」という質問に対して、冲方丁は直接、その質問には答えず「この作品では悲劇を描く」とい言って、悲劇の持つ意味と力について語っていたこと。残念ながら日本ではモノ好きな人でない限り、ヨーロッパの古典劇に触れることはないので(学校の授業で取り上げることもない)、悲劇の持つ力を知っている人は少ないと思う。たとえばギリシア悲劇だと作中で主人公が死んだとしても、外から来た人間が主人公の後を引き継ぐということが多々あります。また、オペラでは物語が悲劇で終わる場合、ト書きになくても、子どもや残された者が後を引き継ぐ、あるいは敵対した人々の和解を示唆して終わるという演出をよく見かけます。悲劇という物語の役割は、人が悲劇に見舞われてもそこで終わりではなく、必ず誰かが引き継ぐという希望を人に与えること。今に生きる者へのメッセージ故に、ファフナーは常に悲劇であり続けるのだと思います。
イベントの台本にあった最後の台詞は「ファフナーはまだ終らない」で、12月の総士生誕祭で超重大発表があるとの告知がありましたが、個人的には『EXODUS』でもうちょっとまとめて一旦幕を引いてほしかった。
P.S. しかし、イベントでBD/DVD12巻のジャケットを公開しなかったのは予想外だった。
1月のオールナイトイベント第2部の配信と設定資料集の発売はいつですか。
今回は終演が遅かったので会場でアンケートを書くことができず、FAXで送りました。