月別アーカイブ: 2018年9月

【蒼穹のファフナー】真壁一騎という人間

総士「ぼくはこの島のコアを守るために生きてるんだって、父さんに言われた。
   自分や他の誰かのために生きてちゃいけないんだって」

総士「ぼくは初めからどこにもいないんだ。
   だったら、お前と一つになれる場所に帰りたい、一騎」
一期15話

 総士は一騎といなくなることを望み、一騎はそれを拒否し、総士の左目に傷を負わせた。総士は左目に傷が残り、視力を失うという物理的な傷を負った。一方、一騎は心に傷を負った。

真壁一騎
「自分は大事な相手を傷つけても平気な人間」と思いこみ(後略)
冲方丁『冲方式ストーリー創作塾』(2005年、宝島社)(※1

 一騎は総士の左目を傷つけた後、一騎は「大事な相手を傷つけても平気な人間」だと思いこんだが、そのことは一騎にどのような影響を与えたのだろう。

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一騎の誕生日

 今年は一騎生誕祭は開催されませんが、そのかわり(?)に総監督がtwitterにイラスト(山岡信一作)をアップしてくれました。

 

 公式サイトに8月18日に開催された真実のイベント・レポートとダイジェスト映像(46分)が公開されました。ダイジェスト映像は期間限定とのことですが、終了日は不明です。ダイジェスト映像はイベント開始から一騎と総士、剣司と咲良の生アフレコシーンとキービジュアル公開まででした。会場限定で公開されたキービジュアルを見ることができます。ここで終わると散っていった仲間たちのラストシーンを集めた映像が気になります。

 

2018年1月3日追記:
 「真実」のダイジェスト映像が終了していました。「真実」の映像の完全版は『究極BOX』に収録予定。

 

蒼穹のファフナー Log-Book

 『月刊ニュータイプ』2004年12月号の別冊付録。A4、全16ページ。記事の内容は以下の通り。

02-05 ビギニング オブ ジ エンド
06-07 MYSTERY OF FAFNER
08-11 戦士たちのプロフィール
12-15 世界をつくるもの

 「MYSTERY OF FAFNER」は20個のQ&A。

 「世界をつくるもの」は千野孝敏、中西豪、能戸隆(プロデューサー)、羽原信義(監督)、冲方丁(文芸統括)による対談。この対談は『Newtype Library 冲方丁』(2010年、角川書店)に再録されていますが、このムックも品切れで現在、入手困難。

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【Palcy】漫画家の履歴書

 Palcyのtwitterのアカウントで【漫画家の履歴書】という連載を行っているのですが、2018年9月14日16時更新の記事でファフナーのコミカライズを担当している松下朋未が登場。ファフナーのイベントやアニメイト池袋で複製原画が展示されたことがありますが、デジタルで原稿作成する漫画家が多い中、アナログで原稿を作成しているのはすごいと思います。

 

「蒼穹のファフナー THE BEYOND」特報の感想 Part5

 「蒼穹のファフナー THE BEYOND」特報の感想 Part4の続きで、これが最後になります。イベント終了後、帰りの電車の中で書いたメモの内容がPart5の「美羽とこそうし」と「人間とフェストゥムが共存する世界」になりました。

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