総士「ぼくはこの島のコアを守るために生きてるんだって、父さんに言われた。
自分や他の誰かのために生きてちゃいけないんだって」
総士「ぼくは初めからどこにもいないんだ。
だったら、お前と一つになれる場所に帰りたい、一騎」
一期15話
総士は一騎といなくなることを望み、一騎はそれを拒否し、総士の左目に傷を負わせた。総士は左目に傷が残り、視力を失うという物理的な傷を負った。一方、一騎は心に傷を負った。
真壁一騎
「自分は大事な相手を傷つけても平気な人間」と思いこみ(後略)
冲方丁『冲方式ストーリー創作塾』(2005年、宝島社)(※1)
一騎は総士の左目を傷つけた後、一騎は「大事な相手を傷つけても平気な人間」だと思いこんだが、そのことは一騎にどのような影響を与えたのだろう。