翔子は島(というより一騎)を守るために第6話で死んでしまったわけで、そのことを真矢がどう理解して、対処していくかも大きなテーマになっていきます。(※1)
翔子は一期6話でいなくなり、その意志を継ぐのは真矢の役割だった。しかし、真矢がファフナーに乗ったのが一期19話と遅く、物語が終盤に向けて収束していく時期でもあった。
真矢のエピソードで実現したいものもあったんですが、あきらめました。(注)それをやるとあと10話くらい必要になりそうで(笑)。
注:ふだんは明るくて、仲間を大切にする真矢。そんな真矢のいつもとは違う一面を描いてみたかったという冲方丁。何やらそれには“変性意識”がかかわってくるという。(※2)
冲方丁は一期終盤のインタビューで真矢で描けなかった内容があると発言している。一期の時に考えていたものと『EXODUS』で描いたものが同じだという保証はないが、冲方丁は機会があれば真矢についてもう少し描きたいと考えていたのだと思う。