※2015年のレポートです。
『CGWORLD』2016年1月号の記事を読んだ時、AnimeJapan2015のオレンジのブースで流れていたメイキングビデオを思い出した。内容的にはあまり重なっていなかったので、レポートをブログに掲載したいと思ったものの、当時書き残したメモを発掘する余裕さえなく、そんなことも忘れてしまった。今年のAnimeJapanの記事を読んでいて、このことを思い出し、当時書き残したメモを発掘。
スフィンクスA型
設定画、作成したCG、1話:回り込んでスフィンクスA型を見せる場面
マークニヒト
設定画、作成したCG、9話:ドーナツ型のワームスフィア投げる場面
マークザイン
設定画、作成したCG、9話:ルガーランスを掲げ、フェストゥムを倒す場面
コンテから意図を読み取ってメカのモーションを作成。パーツを乗せ、エフェクトをコンポジットして完成。 以下の3つの場面を見せていた。
・2話:ジーベンが水上で手でブレーキを掛け、狙撃する場面
・5話:ツクヨミが飛んでスカラベ型を切る場面。切断されるスカラベ型は作画なのでCGでガイドを作成。コンテに赤字で作画の指示あり。
・5話:ツクヨミが手でスフィンクスを掴み切断する場面。背景は仮でいろいろな指示が手書きで書かれていた。
CGIもアニメーターと同じなので、コンテの意図した動きをうまく作れるのかがポイント。完成した映像を見ると、今のアニメは絵作りにおいて撮影の占める割合が高いことがよくわかる。