2015年8月4日22:00~ ニコニコ生放送
twitterの感想をまとめたもので、誤字、脱字を修正しました。twitterの元発言は全て削除済み。
総士が「一騎!もうファフナーを失うわけにはいかないんだ。わかってくれ、頼む」と一騎にお願いするシーンは『HEAVEN AND EARTH』で総士が「すまない、一騎、頼む」というシーンを思い出す。
咲良がマインブレードで甲洋のコックピットを取り出すシーンは『EXODUS』9話で真矢がアイのコックピットを取り出そうとするシーンを思い出す。どちらもパイロットは同化されている状態。
剣司の「ケガはないって話だろ。のんびり寝てるんじゃねえの」という台詞にぞっとした。直感で言い当ててしまうという剣司の天才症候群を思い出した。
甲洋の状態をゆきっぺが同級生に見せるように仕向けるけど、序盤は視聴者に見せる情報を減らして、徐々に見せていくようにしたというやり方が一番出ている場面。もう少し序盤で視聴者に見せる情報量を増やしてほしかったのとドラマの見せ方を工夫してほしかった。
一期9話は咲良が真矢に甲洋に会わせてほしいという場面のセリフ回しも二人の関係がわかるものになっていたと思う。『HEAVEN AND EARTH』ではこの二人が空戦部隊になり、協力して戦うのだから、時が流れたと思います。
真矢が体育館で一騎に一緒に甲洋の見舞いに誘うけど、一騎が断る場面はドラマCD『STAND BY ME』の頃を思い出す。
この回で描かれた一騎と総士、真矢と咲良の関係は設定通りだと思う。ただし、真矢と咲良の関係はドラマCD『STAND BY ME』を聞いていることが前提。
戦闘時の一騎と総士は本来、最初からこんな感じだったんだろうなあ。基本的には総士の命令に従うが、疑問を感じた時ははっきりと言って、総士がどうしても命令に従ってほしい時は一騎にお願いする感じになる。
総士も地味に追い詰められているよなあ。同級生が二人も犠牲になり、パイロットも守りたいけど、なにより島を守らなければ生きていくことができないので、この先も同級生を戦場を送らなければならない。『RIGHT OF LEFT』を見た後だと、総士の内面がわかるので辛い。
言い方が不器用すぎだけど。今見ると14歳なりのやり方で必死だなあと。
『 EXODUS』で島の外の状態を完全に知ってしまった今だと、退島がどんだけ厳しい処分なのかよくわかる。
一期10話は隠れキャラの暉以外の後輩組が出てくる話。一騎たちより一つ下だけど、戦場に駆り出されるわけではないのでまだ幼く、『HEAVEN AND EARTH』~『EXODUS』を見た後だと、成長を感じられる。
前にも書いたけど、アイドルになりたい弓子と広登が『EXODUS』で島を出ることになったのは感慨深い。
一期10話は戦闘のない日常回だけど、1クール目前半もキャラクターの性格と関係性を紹介しつつ、このくらい面白い話をやれたらよかったのに。
一期10話は広登が島を出て東京に行きたいという物語が描かれ、大人たちが島の価値を子供たちに話した後、一騎が島を出ることを決意するという流れで、ドラマとして盛り上がる。
広登が「檻の中にいるような気がしてさ」と言う時は島の外に出たい一騎のカット、「一度でいいから外の世界を見てみたいんだよ」と言う時は島の外を見た総士のカットというのはうまい演出。
一騎が乙姫に会いに行っていたけど、ワルキューレの岩戸って島の住人なら誰でも出入りできるのかな?
一騎が総士の左目を傷つけたと告白したのは真矢と狩谷先生の二人か。総士側の事情を知っているのは総士、乙姫、一騎の3人。総士と一騎の父親は二人に何かあったとは察していると思うけど、小説を読むと史彦は深く追求しなかった。
一騎が真矢に同化欲求を抱き、手のひらから結晶が生えてくる。このシーンは一期15話で一騎が総士の左目を傷つけた事件の真実を知った時に意味を持つので、一期15話で一騎がこの時のことを思い出す場面がほしかった。
一期10話で一騎が真矢に感じた感情を、5年前に総士は一騎に感じていたことがわかりやすく表現され、総士の行った行為の意味がはっきりとする。そして、この場面は一期23話でフェストゥムが総士の心を読んで誘惑する場面につながる。
同化未遂事件で総士は島の大人に嘘をついたわけだけど、総士の言葉を覆す証言が出てこなかったので、大人は総士の言葉を信じるしかなかった。自分がやったと言うことのできなかった一騎は、図らずしも沈黙の共犯者となった。
そして、『EXODUS』6話で描かれた通り、総士の左目の視力が回復したことにより、総士、織姫(織姫)、一騎の三人だけが真実を知る過去の事件として完全に封印してしまった。