ニコ生「蒼穹のファフナー」第11、12話感想

2015年8月11日22:00~ ニコニコ生放送

twitterの感想をまとめたもので、誤字、脱字を修正しました。twitterの元発言は全て削除済み。

 

 一期11話、12話終了。人類軍と未来について語った一期10話~一期15話は『EXODUS』5話の伏線になった内容が多い。

 

『EXODUS』への伏線になったのは以下の2つ。

狩谷「私はあなたに島を守るんじゃなくて世界を守ってほしいと思ってるの」
一期11話

史彦「積極的な自己否定の先にあるのは、絶対的な肯定だ。
   いつか一騎と君がそこに辿り着けることを願っている」
一期12話

 

 一期13話でも一騎の存在は新国連のプロパガンダとして使われたからなあ。EXOでは一人でも多くの兵士を救うために、戦う前の一騎自身が一番嫌がっていた存在になろうとしている。

 「これでいいんだ、これで」と言っている時に一騎が視線を後ろに向けているけど、この台詞は自分に言い聞かせているということだろう。

 一期11話で新国連との合流地点はあにてれのあらすじによるとベトナム。この時の竜宮島の位置は東経146’32’21、北緯10’03’04。地図を見るとグアム近く。

 一期でファフナーに乗って空から島の外の廃墟を見るのは一騎、『EXODUS』では真矢。

 ロングソードというと男前の芹ちゃんを思い出す。

 マスターセリオンという突っ込みが…。あにてれのあらすじネタ。

 「僕から逃げたいと言ってたか」と言っているけど、総士は一騎の罪悪感に付け込んで戦わせていたという自覚はあるんだな。

 前任脚本家は真矢と総士の関係は理解できて描けたんだよなあ。一騎と総士の関係が理解できなくて、描こうとするとBLっぽくなる。

 やはりシナジェティク・スーツでの捕虜生活はちょっと痛々しくて見ていられない。

 私は一期12話、近藤彩乃の「あっ、ごめんなさいね。覚悟はできてたはずなのに」が設定通りの親の反応だなと感じる台詞で好き。

 

 一期1話の総士の台詞に出てきた「楽園」という単語が狩谷先生の言葉で生かされているのが印象に残る。

狩谷「約束通りあなたを楽園に連れっててあげるわ」
一騎「楽園なんて、俺はただ…」
狩谷「少なくともこれから行く場所は私にとって楽園なのよ」
一期11話

 

 「ソロモンの予言」という言い回しはソロモンの語源のイメージに引きずられた結果。

 一期の総士はゴウバインネタはスルーなんだよな。それだけにツッコんでいた『EXODUS』とのギャップが大きい。

 

 総士のこの台詞、すごく好き。

総士「めちゃくちゃだ。勝手なことをするな。
   全員、コックピットからたたき出すぞ」
一期12話

 ツッコミするかスルースキルを発揮しないとつらい。

 

 一期12話のフェストゥムの攻撃は『EXODUS』5話の攻撃を思い出す。しかし一期だと一度の攻撃でヴェルシールド消滅。

 咲良はピラムを使用。一期視聴時には武器の名を覚える気力がなかったので、EXOを見たあとに一期を見直すと、戦闘シーンには新しい発見が多い。

 一期は4:3で制作なので、戦闘終了後、衛、剣司、咲良が閉じ込められる部屋のモニタが横長なのが気になる。

 真矢にも真壁司令にも素直に本心を話せない総士ェ。

 総士の「言えるものなら、とっくに言ってたさ」は一期1話の「行けるのなら、僕が行くさ」を思い出させる言い回し。