SFマガジン2010年12月号「冲方丁特集」

 『マルドゥック・スクランブル 圧縮』(2010年11月6日公開)の2週間ほど前に発売された『SFマガジン』(2010年10月25日発売)ということで、特集は『マルドゥック・スクランブル』がメイン。『ファフナー』は「『HEAVEN AND EARTH』誌上紹介」という記事が2ページ掲載されているのみですが、『HEAVEN AND EARTH』の冒頭部分のあらすじが紹介されていた。

 そんなある日、一隻の艦が竜宮島に打ち上げられる。そのなかには、一人の少年が眠っていた。彼の正体とはいったい……?

 11月10日発売の『アニメージュ』2010年12月号にも『HEAVEN AND EARTH』の冒頭部分のあらすじが紹介されているが、『アニメージュ』よりも『SFマガジン』の方が発売が早かったため、最初に情報公開されたのは『SFマガジン』ということになる。そういえば一期放送時に冲方丁が脚本を手がけるという記事が最初に掲載されたのも『SFマガジン』だった。

 この記事以外では、冲方丁とアニメという視点で書いた藤津亮太「アニメという『システム』の研究」(4ページ)という記事がおもしろかった。

 

P.S. 『SFマガジン』は地元の図書館に置いてあるため、発売時に読んでいます。しかし、『ファフナー』の記事は全く記憶にありませんでした。