【蒼穹のファフナー THE BEYOND】総士のいない世界 Part1 で提起した問いかけに対して、私の答えを書きました。
一騎「俺はお前のことを知らない」
一騎「俺はただ、知りたい」
ドラマCD『NO WHERE』
総士のことを知らない一騎は総士と同じものを見ることで総士を理解しようとしました。
一騎「あいつが、島の外で見たものを、俺も見たかったんだ。
そうすれば、あいつのことがわかるんじゃないかって」
一期15話
しかし、この方法では総士のことを少ししか理解できませんでした。
一騎「だけど、今は、少しだけ、わかった気がする」
総士「何がわかった」
一騎「お前が、苦しんでたことが」
一期16話
一騎は総士を理解するために何をしたのか。
ワーグナーの舞台神聖祝典劇『パルジファル』で主人公、パルジファルはアンフォルタスと同じ経験をすることによって、アンフォルタスを理解しました。私はパルジファルと同じように一騎も総士と同じ経験をすることによって、総士を理解したのではないかという仮説を立てました。私はこの仮説が真であることを証明するために、総士の行動と一騎の行動をイコールの関係にしていきました。
私が最終的に出した結論は「一騎が総士を理解した時、一騎は総士になった」でした。つまり、一騎が総士になることで、一騎は「総士のいない世界」を「総士のいる世界」に変えたのです。
一騎が総士になったということは、一騎は総士の役割も引き継いだということになります。『EXODUS』24話で竜宮島ミールは一騎に「生と死の循環を超える命」を与えたので、一騎は総士の役割を引き継ぐことができる存在になっていました。
エメリー「あなたはフェストゥムにとって抜くことのできない棘。
痛みを教える存在だとわたしたちのミールが言ってます」
エメリー「あなたは永遠の存在だとミールは言っています。
彼らに痛みを与え続けるため、この世に居続けると」
『EXODUS』14話
それでは誰が一騎になったのでしょうか。
一騎「総士と美羽ちゃんの力だよ。
この先は二人が島を守ってくれる」
『THE BEYOND』12話
一騎の役割を引き継いだこそうしと美羽が一騎になったのです。