2011年7月9日(土)世田谷区民会館
会場は世田谷区民会館。「キャパ1200人は正直大きいのでは?」と思ったのですが、蓋を開けてみればプレオーダーで落選者が出た上に前売り開始日にチケットは瞬殺。予想以上に人気があったので驚きました。客の8割は女性でした。
前半は出演者全員でトーク。松本まりかさんと新井里美さんはキャラクターそのままの声質でびっくりした。喜安浩平さんが完全にいじられキャラだった。しかし、「極めて便利だ」と「指輪」を実際にやってみて、検証したのには呆然。
一方、冲方丁への10の質問は興味深い発言が聞けた。
・誰と一騎カレーを食べますかという質問に
「亡くなったキャラクターと食べたい」という冲方丁の答えが
作中で「亡くなった人のことを忘れない」に繋がっていると思った。
・ザインでニヒトを封じていたことについて質問では
ネタばらしをすると能登総監督にアイデアを使われると言っていたけど、
続編が決定しているから下手なことは言いたくなかったと思われる。
フェストゥムにニヒトのデータが渡るとニヒトが量産されるのでザインに封印した。
ゼーガであったよなあ、敵にデータが奪われる話。
・中西Pは島/ロボット/少年少女/群像劇というキーワードで企画を依頼。
打ち合わせをした翌日の朝には40Pの企画書が届いていた。
・今後、竜宮島で産まれる子供は美羽ちゃんのようにフェストゥムと話ができるのか。
道夫さんは同級生がほとんで死んでいる中での生き残りで、
ドーピングもされているので、特殊な存在。
弓子さんもやはり生き残りなので、ああいう子どもが生まれたとのこと。
休憩後の告知コーナーでH&EのBD/DVDが発表された。全カットリテイクという発言に呆然。 そのためにBD/DVDの発売が遅れたとのこと。会場で比較映像が流されたのですが、その場で比較してすぐわかるほど修正されていました。劇場公開版もほしい。告知コーナーで葛城七穂さんが出てきて驚いたのですが、昨年12月に上演されたファフナーの舞台を再演するとのこと。その後、angelaのライヴ。3曲演奏しました。サイリウムを使用するライヴは初めてだけど、光が気になってステージに集中できない。最後に出演者全員が挨拶をして終了。
が、そこで映像が流れ始める。
過去の作品を振り返りつつ、最後に続編の製作発表!タイトルは『蒼穹のファフナー EXODUS』これは予想外でびっくりしました。1月のイベントで中西Pが興行収入が一億円を超えたら続編を作りたいと言っていたけど、一億円を超えたのかな。
『HEAVEN AND EARTH』で竜宮島は人類とフェストゥムの間の存在になりつつあるので、どこへ行こうとしているのか興味がある。
14時開演、17時半終演で3時間半のイベントでした。
会場で購入したイベント記念のリーフレット。
B4サイズ(257×364)と大きいのですが、見開きで出演者のコメントが掲載されているだけ。
帰りにtwitterを見ていたら、「#fafner」と「蒼穹のファフナー」が日本のトレンドに入っていてびっくりした。
一騎と総士の物語としては、劇場版で終わっているんだよなあ。竜宮島と人類軍の関係には興味があるけど、『EXODUS』では何を描くんだろう。