「蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH イメージミニアルバム」購入

 DVD付きだろうがアルバムとしては新曲+ベストなので、新曲のみ iTunes で買って済まそうと思っていた。しかし、ネットで映画のPVを見た人の感想を読んだら見たくなり、結局、amazonで購入。『HEAVEN AND EARTH』のPVを見たが、途中で涙が出てきてしまった。映画からの映像は肝心なところを見せていないものの、うまく気を引くような場面になっている。一騎が夢の中で総士に会う場面とか乙姫が子どもを抱いている絵とか。今回も見るのがつらそうな内容だ。『HEAVEN AND EARTH』のPVは16:9で制作されているにもかかわらず、4:3で収録されていたのは非常に残念。『ファフナー』と『RIGHT OF LEFT』のダイジェストも良い出来だった。新曲では一騎の内面を歌った「FORTUNES」のサビの歌詞が心に突き刺さる。

 20話くらいで物語の構造上、総士は生き残れないと読んでいて、覚悟していたにもかかわらず、私はいまだに総士を消滅したことを受け入れていないんだろうなあ。なので、私の気持ちは物語の中の一騎と重なる。

 しかし、冲方丁は出世したなあ。私は『マルドゥック・スクランブル』が好きだったので『ファフナー』を見たけど、今年は本屋大賞受賞で、直木賞候補だもんなあ。『天地明察』も読んだ。