「仮面ライダーW」48話

 『仮面ライダーW』の48話を見終わった。冬にWの映画があるという話なので、フィリップの件は最終回まで保留。映画がなければもう少し素直に見られたかも。 強敵だったテラーとユートピアを倒す理由が説明不足なため、「どうしてWが勝てたの?」となってしまうのが、残念。フィリップの消滅を割と冷静に見ていたのは、何も残らなかったという哀しさを感じさせるだめ押しの演出がなかったからかもしれない。『ファフナー』の最終回は総士を島に連れて帰ることができなかった一騎の絶望が強烈すぎて、未だに見直せない始末。ほぼ同じ条件での相方消滅エピソードでは、『ゼーガペイン』11話の方がどんでん返しがある分、泣けた。4年前のアニメだけど、7月に見たばかりなのでつい比較してしまう。

 しかし、その人であったものが何も残らない消滅という作品が多いなあ。今の時代を反映しているのかな。