「蒼穹のファフナー」BGM2の感想

 音楽担当は元クライズラー&カンパニーの斉藤恒芳。名前を見ただけではピンとこなかったのですが、過去の経歴を見ていて『時空転抄ナスカ』(サントラの出来がいいことで有名。未聴)で、なるほどと思いました。

 1曲目は最終話で乙姫がXXしたあとに流れた曲ではないですか(泣) 残念ながら本編ではあまり使われてない曲が多いのですが、音楽の完成度としてはこちらの方が好みです。バロック的な曲調の23「存在の苦痛」と20世紀的なピアノを打楽器的に使っている13「同化」といった感じで音楽的には非常に幅広いものになっています。作曲者がピアニストということでオーケストラとピアノが一緒に演奏する曲も多く、これまで私が聴いてきたサントラではあまり聴かれなかった音なので新鮮でした。

 作品での使われた方を加味すると30「蒼穹作戦」が一番好きです。