「蒼穹のファフナー」BGM&ドラマアルバムII

 サントラは基本的に映像を見て、音楽がいいなと思ったら買うものだと思っています。サントラは音楽を聴いて、場面を思い出すのが一番良い聴き方だと思うのですが、残念ながら映像と音楽の趣味が一致することは少ないです。実際、ファフナーのサントラの1枚目はワルシャワ・フィルを使っているので買ったという感じでした。運良く2枚目は作品のファンとして買うことができました。

 ブックレットには8Pに渡って冲方丁のインタビューが掲載されています。キャラクターの配置とかについても話していますが、一番の注目点は冲方丁の考える「最終回のあとの世界」が語られていることだと思います。

 ドラマは18話と19話の間を埋める物語です。真矢をファフナーに乗せたくない一騎が総士に頼むという内容。ドラマを聞くと、19話のラストで真矢に手を差しのべる一騎の姿を見て、その場を去る総士の気持ちがよくわかりました。