SFが読みたい2004年版

 『SFが読みたい2004年版』(早川書房)で冲方丁が2004年の予定について話していました。

■二〇〇四年の予定
冲方 アニメ原作の話が二本あって、一方はシナリオまで書く予定なんです。片方は電撃で小説にもします。初ロボットもので、自分なりに好き放題やろうと思います。
『SFが読みたい2004年版』新世代作家座談会

 『冲方丁 公式読本』(洋泉社MOOK、宝島社文庫)に掲載されているインタビューによると、シナリオまで書く予定の作品が『シュヴァリエ』(2006年)、電撃で小説にする作品が『蒼穹のファフナー』(2004年)ということになります。『蒼穹のファフナー』で冲方丁はアニメに原作を提供するもののシナリオが書かず、ノベライズを担当する予定になっていたと思われます。