今回は一期の時の望み(総士のファフナー搭乗)が叶ったのでごく普通の感想。
まず第1話から第7話までの戦闘パートの個人的な感想を列記。
・第1話(完全長尺版)
フェストゥム、強くなりすぎ
人類軍の戦力では絶望的
ディアブロ型はやばい、島に来るな
同士討ちにフェンリル、絶望しかなかった
・第2話
総士の指揮は安心感があるけど、一期14歳、二期19歳
戦闘経験の少ない後輩組の連携は今ひとつ
そんな中、マークゴルゴこと真矢様だけが別格
人類軍も参戦するのか
戦闘中にクロッシングを求めたザインとニヒトがかわいい
・第5話
フェストゥムも強くなったけど新人超有能
総士が暇でツッコミ係だった
それにしてアマテラス(ゼクス改)の美しいこと
フェストゥムが島の力を理解する能力が高すぎて、
戦闘2回目にしてCDCとキールブロック狙いとは恐ろしい
・第7話
前回の島の戦闘能力を学習した上での戦闘なので大ピンチ
剣司がんばれ! 一期の総士はおかしい
えっ、芹ちゃん…
全機ザイン化したよ!で、代償は?
ここまでパワーアップしたらザインとニヒトはどうなるの?
スタッフ自ら「新次元戦闘」(7話)の次は「超次元戦闘」なんて煽るから心配だったけど、期待以上の映像が出てくるのだから凄すぎる。
この作品はメカを3DCGにして正解。メインのメカが10年前のデザインだけど、完全にCG向き。9話は3DCGでしかできない凝ったアングルが多 くて、見ていてとても楽しい。あとファフナーは全周囲モニターだけど、空戦だと迫力があって好き。パイロットはモニターで視野を確保しているわけじゃない んだけど、視聴者への説明としてはうまい演出だと思う。
Aパートは1話の完全長尺版を見ていると絶望感が倍増。ディアブロ型なんてトラウマだ。1話のダスティン・モーガンが率いていた部隊はナレイン将軍派と新国連派に別れたことが判明。
ザインは人類側のファフナーだった。同化を肩代わりして、たとえ命を奪われていても同化による死ではなく普通の人間として死を与えた。この世界では 一番幸せな死に方。10話以降一騎は人類軍から持ち上げられるのは確実。マカベ因子の件も含め、一騎は一期の家出の後始末をするんだな。今回はルガーラン ス1本かよと思ったら、魔法のステッキだった(爆)
一方、ニヒトはやっぱりファフナーの形をしたフェストゥム。一度フェストゥムの側に行って帰ってきた総士にしか乗れないわ、あんなもん。敵の戦術分 析に長けていて、変性意識の影響で戦い方が無慈悲。まるでミールみたいな戦い方だ。フェストゥムですら恐れをなして逃げていた。
ザインとニヒトはあまりにも強大すぎる力なので役目を果たした後、エクスカリバーのように葬り去り、搭乗者もいなくなるんじゃないかな。
『EXODUS』1話、美羽のお願いで人類軍を島に入れたけど、織姫を目覚めさせ、救援を求めたのも美羽ということか。そして、美羽よりも早く、上空のザインとニヒトの存在に気がついた弓子。いったいどうなっているんだ。
美羽「ごめんなさい、ママ」
弓子「美羽…」
美羽「美羽、もっと大きかったらできたのに」
ずっと早くできたのに」
弓子「泣かないで、美羽は精一杯やったわ」
美羽「美羽がもっと早くお兄ちゃんたちを呼べてたら」
弓子「大丈夫よ、ほら、来たわ」
『EXODUS』9話
一騎と総士をお兄ちゃんたちって呼ぶのはかわいい。
一騎が「これが、俺の祝福だ」と言っていたけど、私は祝福を「贖罪」だと解釈した。あとワーグナーの楽劇『パルジファル』での重要単語である「Mitleid(同情、共に苦しむ)」も浮かんでしまった。