今回は趣向を変え、『EXODUS』26話と『THE BEYOND』2話の一騎とこそうしの会話を使って、私が『ファフナー』を理解するための方法を書いてみました。
こそうし「海の向こうには何があるのか。
世界は本当はどうなっているのか。
誰か教えて下さい」
こそうしの質問に対して、一騎は以下のように答えました。
一騎「知りたいか。
真実を知りたいか」
『THE BEYOND』2話
一騎はこそうしの「世界は本当はどうなっているのか」という質問に対して、「真実を知りたいか」と答えましたが、「海の向こうには何があるのか」という質問には答えませんでした。なぜ一騎は「海の向こうには何があるのか」というこそうしの質問に答えなかったのでしょうか。一騎は以前、こそうしのこの質問に対して答えているので、この時、答えなかったのです。
こそうしは一騎と海神島で暮らしていた時、一騎に対して『THE BEYOND』2話と同じ質問をしていました。
こそうし「ねえ、あの向こうにはなにがあるの」
『EXODUS』26話
『THE BEYOND』2話の質問と『EXODUS』26話の質問が同じであるならば、『EXODUS』26話の質問の答えが『THE BEYOND』2話の質問に対する答えということになります。
こそうし「海の向こうには何があるのか」
『THE BEYOND』2話
一騎「世界とお前の故郷が」
『EXODUS』26話
以上をまとめると、『THE BEYOND』2話のこそうしと一騎の会話は以下のようになります。
こそうし「海の向こうには何があるのか」
一騎「世界とお前の故郷が」
こそうし「世界は本当はどうなっているのか。
誰か教えて下さい」
一騎「知りたいか。
真実を知りたいか」
めでたく『THE BEYOND』2話のこそうしと一騎の間に会話が成立しました。『THE BEYOND』2話のこそうしの質問に対する一騎の答えは『EXODUS』26話という別の場所にあったということになります。