『蒼穹のファフナー』を人類の視点から見終わった後、考えたことをまとめました。
●物語が終わる
2022年11月、フェストゥムの視点から見た『蒼穹のファフナー』が終わり、2023年1月、人類の視点から見た『蒼穹のファフナー』が終わりました。フェストゥム、人類それぞれの視点から物語が終わったと感じた瞬間は以下の通りです。
フェストゥムの視点から見た『蒼穹のファフナー』の終わりとは、「私が一騎になり、世界を祝福した瞬間」でした。
人類の視点から見た『蒼穹のファフナー』の終わりとは、「私と真矢が “Separation” して “All Alone” になった後、史彦の視点で物語を見られるようになった瞬間」でした。
フェストゥムと人類の双方の視点から物語の終わりを見た時、私の中でフェストゥムと人類の相互理解が実現したことになるので、『蒼穹のファフナー』という物語が終わったのです。
●親子
物語の終わりを見るための視点が、史彦(人類)と一騎(フェストゥム)という親子だったことから、『蒼穹のファフナー』は人類とフェストゥムが理解し合う物語であるのと同時に、自分とは違う考えを持つ親と子が理解し合う物語でした。