『THE BEYOND』第4~6話のネタバレなしの感想です。あたかもメモリージングが開放されるかのように『EXODUS』と『THE BEYOND』の見え方が刻々と変わっている状態で見たので、『ファフナー』という作品の大枠の感想になります。
・エヴァンゲリオンからガンダムへ
『THE BEYOND』3話に『機動戦士ガンダム』を思い出す台詞がありましたが、『THE BEYOND』6話に『機動戦士ガンダム』を思い出す場面がありました。制作スタッフは明らかに『機動戦士ガンダム』を意識して作っていると思います。
『ファフナー』は一期を見た後『THE BEYOND』2話以降を見るというルートが可能ですが、昔、ガノタの友人から「『機動戦士ガンダム』を見たことがあるなら『逆襲のシャア』を見て」と言われ、『逆襲のシャア』を見たことを思い出しました。つまり『新世紀エヴァンゲリオン』を意識して始まった物語はいつの間にか機動戦士ガンダムと同じシリーズ構成を持つ作品になっていたのです。
- 機動戦士ガンダム = 蒼穹のファフナー
- 機動戦士Ζガンダム = HEAVEN AND EARTH
- 機動戦士ガンダムΖΖ = EXODUS
- 逆襲のシャア = THE BEYOND
『機動戦士Ζガンダム』はリアルタイムでアムロの初登場回を見なくてよかったと思っているくらいなので、戦争を知っている富野監督は厳しい。
参考までにガンダムの視聴履歴を記載しておきます。『機動戦士ガンダム』はテレビリーズ全話視聴、劇場版は数年前に視聴。『機動戦士Ζガンダム』は本放送時で数話見て切りましたが、後年『機動戦士Ζガンダム A New Translation』三部作と映画でカットされた重要な回を視聴。『機動戦士ガンダムΖΖ』は未見。『逆襲のシャア』はBD所有。
・ペドロ・アルモドバル
スペインの映画監督ペドロ・アルモドバルの作品で『ファフナー』を語る。
- 蒼穹のファフナー = トーク・トゥ・ハー(2002年)
- EXODUS = バッド・エデュケーション(2004年)
- THE BEYOND = オール・アバウト・マイ・マザー(1999年)
アタメ(1990年)
・質問と答え
Q:なぜ『THE BEYOND』を理解してしまったのですか?
A:乙姫「あたしがここにいるから」(一期22話)