『THE BEYOND』1巻を購入後に見た感想をまとめました。
・混迷極める戦闘
人類軍が空(航空機)、海(ファフナー)、陸(軍艦)から同時に攻撃している時、竜宮島が空(CCTS5機)、海(RボートとLボート)から参戦し、竜宮島のファフナーは空と海中から上陸するという流れだが、攻撃する戦力が多岐に渡っているので見ている側は混乱してしまう。さらにフェストゥムが守っているのが人間(マリス、こそうしと二人の子ども)と人間の姿をしたフェストゥム(セレノア、レガート、フロロ)というのも戦況を把握しづらい一因なのかもしれない。
・操の役割
操「すごいや、美羽。
通してくれるって」
操「群れがまた敵意に目覚めた」
『THE BEYOND』1話
ボレアリオス・ミールのコアである操が敵フェストゥムの考えを代弁してくれる。
・記憶に残らなかった台詞
剣司「敵のど真ん中だ。
あいつらの退路を確保する」
『THE BEYOND』1話
劇場で10回以上見たのに、この台詞は全く覚えていなかった。
・二人のシステム担当者
彗「クロッシングで同化するのか」
剣司「クロッシング、強制解除」
『THE BEYOND』1話
彗が同化されている原因を特定し、システムを担当している剣司がクロッシングを解除するという連携プレーになっている。
・彗と里奈
クロッシングでセレノアが里奈の中に侵入したことで、機体のコントロールを奪われ、味方を攻撃し始めた。『EXODUS』7話でフェストゥムの攻撃によって足を失った時は海に墜落したが、『THE BEYOND』1話で足を失った時、彗は即座に機体を立て直したため墜落せず、里奈が危機に陥っていることに気がついた。
里奈「暉、ごめん」
『THE BEYOND』1話
『EXODUS』ではL計画で娘が犠牲になり、死の影がつきまとう彗とその両親に生きることを説いてきた里奈だが、セレノアに機体のコントロールを奪われ、仲間を攻撃することを望まず、フェンリルを起動させてしまった。機体が爆発する寸前、彗が里奈を引き寄せたたので、里奈は助かった。『EXODUS』15話で彗はオルガを引き寄せたものの助けることができなかったが、『THE BEYOND』1話では成功したということになる。
・道しるべ
史彦「世界も我々の故郷も滅びる」
『THE BEYOND』1話
「この星であなたと対話をする相手は未来にいるの」(※1)ということで、織姫はアルタイルを竜宮島と一緒に眠らせ、アルタイル争奪戦を先送りしたが、アルヴィスは2153年にこそうしがアルタイル争奪戦の鍵を握っていることを知っていたと思われる。