劇場版「蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH」初見時の感想 その1

2010年12月26日、川崎のチネチッタにて2回鑑賞。

とりあえず簡単な感想を列記。ネタバレはなし。

 

中西Pの企画意図は次のとおり。
 TVシリーズでは語りきれなかった乙姫の祝福 ”生命のサイクル” について、もう一度ていねいに描きたかった。

キャラの顔がラインバレルでした。個人的には苦手。レイアウトはほとんどを平井久司が担当。

テーマは予想通り劇場版ガンダムOOと重なった。主人公の役割は戦いではなく対話だし。ファフナーはTV26話+1時間SPの積み重ねがあるので、ガンダムOOと比較するのは酷だけど。

戦闘シーンは3Dだけど、文句なしの出来。TVシリーズでのメカの作画のがっかりが払拭された。このくらいのレベルなら3Dでもいいや。もはやメカは映画じゃないと動かせないんだろうなあ。

音楽の使い方はTVシリーズに比べると今ひとつ。

脚本は尺の問題で駆け足ではあったものの、必要な内容はすべて盛り込まれていた。TVシリーズでの伏線はすべて回収されていた。

大人のでてくるアニメは好きだ。

ラストの青空が美しかった。