『THE BEYOND』を見たことで考えが変わった部分があるので、『EXODUS』の暉について考えてみました。
広登は人類軍に殺される直前、自分の望みを語っていた。
広登「その基地に着いて民間人を預けたら、
次は本当の目的地に向かうんだろう」
アイ「ええ、そう聞いてます」
広登「俺も行くよ」
一同「ええ」
暉「広登」
広登「美羽ちゃんも行くんだろう。
それに希望を持って帰るって芹に約束したんだ。
あいつと皆城乙姫が喜ぶような希望を」
『EXODUS』14話
広登がいなくなった後、暉は広登の意思を継ぎ、シュリーナガルからの避難民を竜宮島まで連れて行った。しかし、暉はその道中でファフナーに乗りすぎたため、竜宮島にたどり着いた時には命の終わりが見えていた。
里奈「末期症状寸前だって。
どれだけ無茶したのよ、バカ」
『EXODUS』22話
暉は自分の命と引き換えにしてでも、広登の望みをかなえたようとしたのではないだろうか。暉は海神島での戦いの直前、里奈に自分の決意を決意を語っている。
暉「広登は世界を見れてよかったって言った。
平和を広める価値を知ったって。
俺もそう思う。
命を使う価値がある」
暉「譲ってもらった命。
捨てる気はない」
『EXODUS』24話
暉は『EXODUS』9話で「島以外で死にたくない」と言っていたが、広登の望みをかなえるために、竜宮島の外(海神島)でいなくなることを選んだ。