先日、映画館で『二ノ国』、『HELLO WORLD』、『空の青さを知る人よ』の予告を見た。
『二ノ国』が「異世界にいるもう一人の自分」、『HELLO WORLD』が「未来から来たもう一人の自分」 『空の青さを知る人よ』が「過去から来たもう一人の彼」と3つの作品に共通するテーマは「もうひとりの自分」。『THE BEYOND』にも「同じ名前を持つもうひとりの自分」という内容が含まれているので、トレンドに乗っていると言えるのかもしれない。ただし、ここに挙げた3つの作品とは異なり、『THE BEYOND』の「同じ名前を持つもうひとりの自分」はこの世に存在していないので、主人公と直接会うことはできない。
P.S.
2019年1月に公開された『あした世界が終わるとしても』も「もうひとつの日本からやってきた自分」でした。
冲方丁が『EXODUS』17話「永訣の火」で描こうとしたものは何だったのだろうか。
石井 真さん、喜安浩平さんがRCCラジオ「ラジプリズム」（7/25 OA）に登場！
公式サイトで7月25日放送RCCラジオ「ラジプリズム」でインタビューが放送されることが発表されました。ラジコでは放送終了後1週間聞くことができ、ラジコプレミアムに登録すれば、RCCラジオの放送エリア外でも聞くことができます。
2018年11月8日、RCCラジオ「ラジプリズム」の『語ってみた。』というコーナーで『蒼穹のファフナー』が取り上げられたことがあるのですが、ラジオクラウドというスマホアプリで聞くことができます。
2019年7月15日、YouTubeで15周年イベントで上映された「蒼穹のファフナー」シリーズ15周年記念ダイジェストムービーが公開されました。
angela『THE BEYOND』は購入しましたが、「わたしはここにいますか」は未聴だったので、この映像を見た時に初めて聞きました。ライブビューイングで見た時の印象は生きていた時の様子を中心にまとめた動画だと感じましたが、YouTubeで公開された時に見直して一期の映像を使った部分に引きずられたことが判明しました。
この動画で使われている「わたしはここにいますか」を編集しものです。原曲は以下のような構成になっていました。
A B A B C D A 間奏 C D’ A’
この動画では A B は一期、A は『RIGHT OF LEFT』、B C は『HEAVEN AND EARTH』、D’ A は『EXODUS』の映像を使っていますが、その中に個々の作品を一言でまとめた歌詞が入っているのはうまいと思いました。個人的には『HEAVEN AND EARTH』での映像のチョイスが好みです。
2019年7月25日追記：
『THE BEYOND』リリース時のインタビューを読むと、映像を付けることを前提に書かれた曲だったようです。
KATSU「そもそもこの曲は、今までの『ファフナー』を振り返るダイジェスト映像がつけられるような曲としてオーダーされたんです」
『アニメージュ』2019年6月号
KATSU「この曲ができたら『蒼穹のファフナー』シリーズ全編を振り返るようなイメージ映像を付けたいとも言われていたので」
【angela インタビュー】angelaだけが生み出せる、作品と一体となった“ファフソン”