ニコ生「蒼穹のファフナー」第3、4話感想

2015年7月14日22:00~ ニコニコ生放送

twitterの感想をまとめたもので、誤字、脱字を修正しました。twitterの元発言は全て削除済み。

 

 一期4話はこの時点での一騎と総士の関係を考えると違和感を感じるシーンが多すぎる。あと思わせぶりな場面が多いのもストレスになる。コミカライズがやっているように、一騎が思ったことや感じたことを言葉にすべきなんだと思う。ホント、一騎が何を考えているのか見えなくてつらい。

 個人的に厳しいのは一期4話~一期6話なので、しんどいのは来週まで。

 単独では飛べない機体で飛んでいる敵を倒すのは難しいなあ。

 作中の大人は知っているけど、視聴者にまだ情報公開したくない内容を指示代名詞で会話している場面が多いのもストレスの元。設定がわからなきゃ視聴者も理解できないので、具体的な専門用語を使って話してほしい。何度見ているのに、今だに意味のわからない会話がありますww

 『EXODUS』で総士がパイロットに専門用語を使って指示をしていたけど、意味が理解できないにしてもああいうやり方の方がストレスがない。用語は回覧板で説明していた。初見時は意味不明でも設定と用語を理解した後に見直した時には、意味の通る会話になる。

 一期3話で体に身分証のチップが入っているという話をしていたのね。忘れていた。

 一期3話での咲良、剣司、衛の描き方もブレているように感じた。

 結局、キャラクター間の会話が視聴者を意識しすぎて、作中では不自然に感じられる部分が多いということか。ロボとかSFだと専門用語を使った会話を格好良く見せて、世界観を構築するというやり方を取ることが多い。

 一騎は表情と芝居で見せようとしているけど、描かれているのは全く環境の違う非日常なので、一騎がどう思い、何を考えているのかを想像するのは難しい。

 一期3話で一騎は乙姫に呼ばれて岩戸に行ったけど、そこで一騎が何を感じたのかは映像だけでは全くわからない。この場面の意味は一期23話で乙姫と一騎の会話で明らかになる。

 一期1話アバン、無線機から聞こえる「あなたはそこにいますか」という問いに対して子どもたちが返事をしてしまう場面の意味はドラマCD『NO WHERE』の中にあったなあ。作中で説明できなかったのは残念。

 1クール目の説明不足な部分ははドラマCDまで使ってうぶちんがきちんと説明したけど、誠実な作家だと思う。

 一期3話の「僕たち二人なら飛べるさ」は状況に合っていない台詞なので相変わらず吹き出してしまうんだけど、『EXODUS』9話を見た後だと感慨深い台詞だなあ。『EXODUS』のOPラストのコメントじゃないけど、一騎と総士のツインドックだと本当に飛べるからねえ。

 一期4話の戦闘シーンを見て思ったんだけど、総士の言ったことに対して一騎が言葉で返すことが少ないので、見ているとすごくストレスが溜まる。これが前半では一騎が何を考えているかわからないと言われる理由なんだと思う。

 一騎の内面を見せたくないのなら、『EXODUS』1話、喫茶楽園閉店後の一騎と総士の噛み合わない、上っ面の会話みたいにすればいいわけで、脚本で一騎をうまく表現できていないと感じてしまう。