ニコ生「蒼穹のファフナー」第13、14話感想

2015年8月18日22:00~ ニコニコ生放送

twitterの感想をまとめたもので、誤字、脱字を修正しました。twitterの元発言は全て削除済み。

 

 一期13話と言えば、真壁因子が採取された回ということになる。

 日本人が失ったのは「受胎能力」だから、精子と卵子を採取し、人工的に受精させることは可能ということか。

 一騎が戦っている映像が新国連のプロパガンダに使われている。『EXODUS』での役割は避けられなかったということか。

 一騎が新国連の手に落ちたことで、新国連がフェストゥムと戦い続ける力を得たんだよなあ。

 CDCで真矢が一騎の心境を代弁しているのはとても大事なこと。この世界は戦う側に回れるだけマシなので、なかなか気を使って上げられない。

「戦うこと以外の道」は『EXODUS』にも引き継がれるキーワード。

この頃に比べると『HEAVEN AND EARTH』の最後のシーンのミョルニアはずいぶん人間に近くなったなあ。

 

日野洋治「かつてお前と同化した、真壁紅音という人間の意志に従うのだ」
一期13話

 紅音の意志は真壁紅音→日野洋治→真壁一騎という形で継承されることになる。

 

 史彦は「一騎にもそれを教えるべきかまだ分からない」と言っているけど、日野洋治とザインを通じて母の意志を知ったようなものだな。子どもというのは親が思っているより先に大人になっていくものである。

 コメで興味深いと思ったのが、アルヴィスの人工子宮とフェストゥムの巣が似ているという指摘。

 量産機に乗る主人公というのは結構好き。

 真矢が一騎を助けに行く理由の一つとして、翔子のことを言っているけど、何度も見ても前半の説明不足ゆえに蛇足だと感じてしまう。

 そういえばバーンズ大佐はオットー艦長(ガンダムUC)と同じ人なんだよな。

 急加速で気を失った真矢が今や戦闘機乗り。ファフナーでも空戦部隊。

 一期14話で人と戦わなかったことがひとつのキーになっていて、人類軍との衝突が避けられない『EXODUS』で重要な意味をもつはず。

 総士にとっては島=妹なので、人類軍の侵入を見過ごすのはつらい。

 

道生「頼むから、抵抗するなよ」
一期14話

 道生にとっては故郷だから、やっぱり壊したくないんだなあ。

 

 『EXODUS』では織姫が出た後の空っぽいの岩戸で芹ちゃんと総士が鉢合わせしていましたね。

 咲良を蹴る兵士はひどい。ただの子どもじゃないのは事実だけど。剣司と衛より咲良の方が強い…。島の女の子はこの頃から漢だな。

 芹ちゃんと乙姫ちゃんがである場面は初見時からホラーだと思った。

 ミツヒロと日野洋治の会話はフェストゥムに対する考え方の違いがよくわかる。ミツヒロの考え方は人類軍そのもので、日野洋治の考えは島が受け継ぐことになる。

 いつの間には一騎はグノーシスの小隊長みたいになっている。

 初見だと溝口さんの言う「紅音ちゃん」が史彦の妻というのがわかりにくいよね。私は日本人の名前を覚えるのが苦手で、ファフナーはその人との距離感で苗字で呼ぶ人と名前で呼ぶ人の2種類いるので、キャラを覚えるのにすごく苦労した。

 一騎がグノーシスのコックピットからザインを見上げているけど、ザインの大きさがよくわかるシーン。

 ザインは最初にフェストゥム(ミョルニア)が乗り、変質後は人間(一騎)が乗っている。
ニヒトは最初に人間(狩谷由紀恵)が乗り、変質後はフェストゥム(イドゥン、操、総士)が乗っている。ニヒトはイドゥンが乗ったらフェストゥム化して、ザインに同化されたらさらに変化した。

 ザルヴァートルモデルは人がフェストゥムに近いものを作ったけれど不安定な存在で、フェストゥムが安定した存在へと変化させたとも言える。