年別アーカイブ: 2011年

劇場版「蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH」

 TVシリーズがきれいに終わっているので、私自身、続編は全く望んでいなかった。総士のその後も自分なりのその後を想像して、満足していました。

 2010年12月23日に制作が発表された時、TVシリーズの完結から5年が経過していたこともあり、割と抵抗なく受け入れた自分に驚いた記憶があります。さすがに続編で悲しい経験をしているので、期待というものは全くしていなかったけど。

 最近、劇場公開されるアニメは一度見ただけでは理解できないことがわかっていたので、最初に見に行った12/25に川崎で2回見ました。その後、12/29に池袋で1回、1/11にロフトプラスワンでのイベントの前に川崎で1回と合計4回見ました。4回見て、やっと自分の意見がまとまりました。

 1回目に見たときは酒を呑んだくれる小楯保の姿で涙がこぼれた。なんか要所要所で泣いていたような気がします。本放送時、とにかく作品にのめり込み過ぎていたので、6年という時間が流れても、当時の気持ちを思い出すことができました。そのかわり、2回目以降は冷静な気持ちで見ていました。

 映画を観る前に『Newtype Library 冲方丁』に掲載された「Preface of 蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH」を読みました。冒頭3ページで絶望の底に叩きつけられました。

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ファフナーNIGHT@ロフトプラスワンの感想

 イベントに参加して感じたことは続編がほしい人が多いんということ。個人的には綺麗に完結してくれれば続編不要だと思っている人なので、正直、あの感覚はわからない。ジャンル問わず、続編でがっかりすることが多かったので、『HEAVEN AND EARTH』にしても期待値はゼロ。総士と一騎がどうなったのかは個人的には受け取った側が想像すればいいと思っていたし、映画を見た後もその気持ちは変わらない。クリエイターにとって、成功した作品の続編に縛られ続けるのは正直不幸なので、冲方丁には別の作品に取り組んでほしい。コンテンツ制作者からすると、成功した作品を続けたいというのもわからないではないが、やはり新しい作品を作ることに力を注いでほしい。続編に縛られ続けると、先細りしますよ、と。

 

ファフナーNIGHT@ロフトプラスワン

1月11日夜のイベントなのに、チケット前売り開始日は1月8日。近くのローソンのロッピーで簡単に取れたので、今回は競争率が低かったのかと思ったのですが、自宅に戻ってtwitterを見たら、発売から10分足らずで完売したことを知った。

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「蒼穹のファフナー」ダイジェスト版放送

 昨日、BS11で『蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH」イメージミニアルバム』に収録されている『蒼穹のファフナー』ダイジェスト版が放送され、最後に劇場版の予告が流れたんだけど、作品に合った主題歌というのはいいと思った。Twitterの書き込みによるとコンテを読んで作詞作曲したそうだ。初めてHDで予告を見たんだけど、BDが欲しくなっただけだった。

 昨年夏、アニメ雑誌に『HEAVEN AND EARTH』のDVD/BDは来春という広告が出ていたけど、上演拡大となったので、DVD/BDは夏ぐらいじゃないだろうか。作画修正と追加があるといいなあ。この週末にもう1回観に行く予定。

劇場版「蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH」の広告

 映画はすでに3回見ているのですが、感想はもう少し自分の中で消化してから書こうと思います。TVシリーズ後半はリアルタイムで見ていたので、今回の映画は感慨深いものがあります。しかし、ファフナーのファンって結構いたんですね。6年前に書いた作品論の公開を検討中。ただし、原稿用紙で120枚あるので、blogでの公開は厳しい。サーバを借りて、PDFでの公開が現実的かな。

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