尾道アニメ2本立て

 一騎生誕祭(2018年9月21日)の時に『ファフナー』の一期が中国放送(RCC)で放送されることが発表されました。今なぜ2004年の作品が放送されるのだろうと思ったら、尾道が舞台の2018年秋の新作アニメ『ソラとウミのアイダ』の後に『ファフナー』が放送されるという編成になっていました。中国放送の2018秋新番組のページの深夜アニメのコーナーでは「尾道&鞆の浦が舞台のアニメが2本スタート」と書かれていました。

 また、中国放送の番組表では『ファフナー』に【舞台のモデルは尾道・鞆の浦】と書かれていることから、『ソラとウミのアイダ』と合わせて尾道を舞台にしたアニメを2本並べたということなのでしょう。

 2018年と2004年の作品を続けて見るとどんな感じなのだろうと思い、実際に続けて見てみました。

 

 『ソラとウミのアイダ』は地元とタイアップしているようで、Aパートでは主人公が尾道観光をしていましたが、『ファフナー』ではのんびりと風景を描き出しているだけ。『ファフナー』の一期の放送後、地方とアニメとのタイアップが増えたことを実感しました。

 『ソラとウミのアイダ』は早回しかと思うほどテンポが早かったのですが、その後にテンポの遅い『ファフナー』の1話を見るとやはりダレる。開始から17分半、一騎の「総士、俺たちはどこへ行くんだ」あたりで時間を見てしまった。今のテンポ間隔だと17分半くらいでアニメ1本を見終わる間隔なのだと思います。

 

女性「おーい、そんなところにいちゃダメだわよ。
   早くアルヴィスの中に」
一期1話

 真矢と翔子に声を掛けた女性は次の瞬間、ワームスフィアに飲まれていなくなってしまいますが、『機動戦士ガンダム』1話でフラウ・ボゥが港に避難する途中、アムロを見つけ、近くに駆け寄った瞬間、ジオン軍の攻撃が命中し、フラウ・ボゥの背後には大穴が開き、港に避難しようとしていたサイド7の住人が殺されたシーンを思い出します。

 

P.S. 10月6日にこの記事を書いたのですが、翌日10月7日、能戸総監督が中国放送での放送についてツイートしていたのには驚きました。

P.S.2 2018世界バレーの放送が65分延長された結果、以後の番組は繰り下がったため、10月7日のファフナーの放送は休止になりました。

 10月14日24時、RCCの公式ツイッターにて、『ファフナー』の1話は10月14日に放送されることが発表されました。

2018年10月10日追記:
 公式サイトに10月7日の放送休止、1話、2話の放送時間についての記事がアップされました。しかし、世界バレーで日本が3次ラウンドの進出した場合、10月14日の放送も延長ありなので、休止になる可能性が無きにしもあらず。