ニコ生「蒼穹のファフナー」第21、22話感想

2015年9月15日22:00~ ニコニコ生放送

 

 一期21話で好きなシーンはパイロットが学校にいる時にフェストゥムが襲来し、同級生、下級生がアルヴィスに走っていくパイロットを見送る場面。こういうシチュエーションが昔から好き。ニコ生のコメントにライジンオーという突っ込みはあったけど、ゼーガの25話(だっけ)を思い出す。

 

乙姫「私がミールと一緒に学ぶべき生と死。
   永遠であることをやめた時からの始まり」
一期21話

 島が生と死を学び始めた時、同化現象に見舞われる者が出始める。

 

カノン「真矢は一騎のために戦っているのか」

 一期21話の時点での真矢にこういう気持ちはないと思うけど、この台詞は『EXODUS』3話でカノンが真矢に言う「丈瑠島で働くのもファフナーに乗ったのも、一騎の居場所を守るためか」という台詞に繋がっている。

 

史彦「フェストゥムと人間の共生、お前は信じられるか」
一期21話

 一騎たちの世代は甲洋を、後輩組は乙姫を通してフェストゥムを受け入れつつあるけど、大人たちの世代はまだ受け入れられない。

 

 学校の下駄箱で剣司からの果たし状を見る、総士、一騎、真矢の位置が、『EXODUS』のPVにある草原で3人が座っている場面と同じ。

 真壁司令が乙姫に会いに行くけど、ここでやっと大人たちがフェストゥムと対話して理解しようとし始める。H&Eではこの役割を息子の一騎が引き継いだ。

 

カノン「私も皆と同じになりたい」
一期22話

 一期から真矢の役割をカノンが引き継ぐという構図は存在していたん。 一期では「ファフナーに乗れず、一人だけ孤立する」が翔子→真矢→カノンへと引き継がれた。『EXODUS』では「見守る、記録する」という役割が真矢からカノンへ引き継がれた

 

 島はフェストゥムから消耗戦を仕掛けられ、パイロットは同化現象に見舞われながらも戦いを継続する。北極では総士がフェストゥムに痛みを教えるために消耗戦へと導いた。フェストゥムの使った戦略を使ってフェストゥムを操る。これもある意味、意表返しか。

 

 おまけ。一期22話、TV放映版の衛のコックピット。
 血は描かれていない。