1月23日以来、6週間ぶりに新エピソードが更新され、コインを使って読めるようになりました。扉絵はカラーで全17ページ。
・ | 一期11話にあるメディカルルームでの史彦と千鶴の会話の後半、「ファフナーで世界を変えられると、あの人は今でも信じていると思います」を使った場面からスタート。ただし、会話の場所をアルヴィスの廊下に変え、史彦と千鶴の台詞を追加している。 | |
・ | 扉絵で一騎は人類軍の軍服を着用! | |
・ | 一期13話冒頭、一騎を乗せた潜水艦はモルドヴァ基地に到着。一騎は道生と話した後、人類軍兵士に連行されていく。 | |
・ | 一騎の体を検査した人類軍スタッフとミツヒロ、ヘスターが話し合った。 | |
・ | この後、コミカライズのオリジナルシーンになる。道生は廊下で独房に連れ戻される一騎と遭遇。道生が兵士を言いくるめて、一騎の身柄を引き取った。しかし、道生は独房には連れて行かず、外の世界を知りたいという一騎に基地の中を見せるため、一騎を人類軍の軍服に着替えさせた。 |
一期13話の脚本に冲方丁が参加しているにもかかわらず、コミカライズでは追加と変更されたシーンがあった。今回の修正点は道生というキャラクターの役割だった。道生は一騎が人類軍に捕虜になった後、人類軍の兵士としてではなく、一知人として一騎と話をした。しかし、モルドヴァに到着した後、道生は以下のような言葉を残して一騎と別れた。
道生「じゃあな一騎、島の話、参考になったぜ」
一騎「参考?」
一期13話
これでは道生も甘い言葉で一騎とマークエルフを島の外に連れ出して人類軍に差し出した刈谷由紀恵と同じ穴の狢ということになってしまう。しかし、道生はそういう意図で一騎に接触したのではなかった。むしろ一騎と話をした結果、一騎に外の世界を教えるという役割が与えられた。上記の台詞を削除した代わりに、一騎に自分が置かれている立場を明確にする台詞が追加された。
道生「もうこっから生きて出られやしねぇんだから」
一騎(もう…帰れない―――…?)
第三十六歌「宣 モルドヴァ 言」
道生のこの言葉で一騎は島に帰れないという現状を認識した。人類軍の基地を見学した後、独房を訪れた日野洋治の「戦うか、戦うものを助けるか。諦めて敵に襲われるか」(※1)という言葉から一騎は “島の外の世界で生きること=戦うこと” ということを悟る。
一騎「どこも戦いばかりだ。
他には何もない、総士」
一期13話
モルドヴァにはフェストゥムが襲来し、一騎は人類軍の兵士と一緒に戦うが、彼らの口から出てくる言葉は「命は惜しくない」(※2)。そんな状況の中では日野洋治が示した戦う以外の道(※3)=マークザインに相当、魅力的に見えるだろう。
第三十六歌(後半)は2019年3月20日更新予定。この日から第三十六歌(前半)がチケットで読めるようになります。
P.S.
アニメイトオンラインショップに2018/04/09発売【ポイント還元版( 6%)】【コミック】蒼穹のファフナー 1~7巻セットという商品がありました。
※3 一期13話、日野洋治の台詞「私の元に来れば、戦うこと以外の道を見せてやれるかもしれない」。