【物語の読み方】分岐点の可視化

 『蒼穹のファフナー』のエンディングに到達したので、私自身の経験を元に人間、フェストゥムの双方のエンディングを見るためのルートをまとめました。

   2019年10月26日: 人間の視点のエンディングに向かう分岐点を見つけた。
   2019年11月16日: 人間の視点のエンディングを体験した。
   2019年11月07日: フェストゥムの視点のエンディングに向かう分岐点を見つけた。
   2021年07月04日: フェストゥムの視点のエンディングを見た。
   2023年08月06日: フェストゥムの視点のエンディングを理解した。

 人間の視点のエンディングに向かう分岐点を可視化するためには「ある経験」が必要で、フェストゥムの視点のエンディングに向かう分岐点を可視化するためには「あるもの」が必要です。つまり、視聴者が「ある経験」をした後、人間の視点のエンディングに向かう分岐点が見えるようになり、「あるもの」を手に入れた後、フェストゥムの視点のエンディングに向かう分岐点が見えるようになるのです。

 視聴者自身の「ある経験」と視聴者が持っている「あるもの」が、人間の視点のエンディングに向かう分岐点とフェストゥムの視点のエンディングに向かう分岐点を可視化する鍵になっています。

 

 私は2019年10月26日に人間の視点のエンディングに向かう分岐点を可視化するための「ある経験」をしたので、『THE BEYOND』4~6話までしか公開されていない2019年11月16日に、人間の視点のエンディングを体験しました。私はフェストゥムの視点のエンディングに向かう分岐点を可視化するための「あるもの」を持っていたので、2019年11月16日に人間の視点のエンディングを体験する前に、フェストゥムの視点のエンディングに向かう分岐点を見つけることができたのです。