『THE BEYOND』1話でマークザインに乗っていたのは一騎ではなく美羽だった。一騎はどのような理由でマークザインから降りたのだろうか。
一騎にマークザインを渡したのは紅音の姿をしたフェストゥムだった。
一騎「そんな、まさか。
母さん」
一期14話
一騎はマークザインを紅音、つまりいなくなった母だと思うようになったのではないだろうか。この後、一騎はマークザインに他人が乗ることを嫌がった。
一騎「こいつには3倍のフェンリルが入ってる。
何も残らずふっ飛ばしてもらえるように。
乗りたくないだろう、そんなの」
一期19話
一騎「俺はお前だった。
お前にも誰か他のやつが乗るのか」
『BEHIND THE LINE』
そんな一騎のマークザインに対する執着心を捨てさせたのは、この言葉ではないだろうか。
紅音「いってらっしゃい、一騎」
ドラマCD『THE FOLLOWER2』
一騎はこの言葉を聞いた時、一騎にマークザインを渡した人は紅音の姿をしたフェストゥムに過だった。紅音の心は竜宮島に還っていたと思ったのではないだろうか。「母は竜宮島ミールの中にいる。マークザインは母でない」と思った瞬間、一騎の中になったマークザインに対する執着心が消え、自分以外の人間がマークザインに乗ることに対して、何も感じなくなったのではないだろうか。『THE BEYOND』の一騎はマークザインを特別な目で見ることもなく、マークザインについて話もしない。