「蒼穹のファフナー THE BEYOND(TV Edition)」第六話「その傍らに」

 『THE BEYOND』を最後まで見た上での『蒼穹のファフナー THE BEYOND(TV Edition)』の感想です。『THE BEYOND』全話と『BEHIND THE LINE』は視聴済み且つ物語を理解し終わった状態で見ています。

 

●放送形態

 『THE BEYOND』6話の放送枠は27分でした。本編、OP、EDのカットはありませんでした。OP終了後、CMが5本(2本は『THE BEYOND』2巻のBD/DVDの15秒CMと『BEHIND THE LINE』の15秒CM)流れました。

 

●14歳

 『THE BEYOND』6話で、こそうしはファフナーに乗り、戦闘に参加しました。こそうしは『THE BEYOND』6話で14歳、つまり見た目と同じ年齢になったということになります。

 

●千鶴の死

 『THE BEYOND』4~6話の先行上映を見た後、なぜかワーグナーの楽劇『ワルキューレ』第2幕のラストシーンを思い出しました。千鶴=ジークムントとブリュンヒルデ、史彦=ジークリンデ、マリス=フリッカ、グレンデルH型フェストゥム=ヴォータンに置き換え、千鶴の死を理解しようとしていたことを思い出しました。

 

●エンディング

 『THE BEYOND』5話でエンディングをカットした結果、 『THE BEYOND』6話で「君を許すように」を初めて流れることになったのですが、これはいい演出だったと思います。 劇場先行上映という形を取っていますが、テレビでの放映も考えた構成になっていると感じました。

 

●X年後の世界

 私は『蒼穹のファフナー』の本当の物語の終わりを見たことで、『THE BEYOND』12話からX年後の世界にいます。そのため『THE BEYOND』6話をX年前の出来事として見たのですが、感想がかなり変わりました。