「蒼穹のファフナー THE BEYOND」第10~12話PVの感想 Part2

・マークニヒト vs マークアレス

 一期24話、マークニヒトが竜宮島を襲来した後、剣司は一騎に勝負を申し込み、一騎は勝負に応じた。この時、一騎は同化現象により、体の右半分を自由に動かすことができない状態だった。

 『THE BEYOND』第10~12話PVでマークニヒトとマークアレスが激突するシーン(0:30~0:34)では、マークニヒト(こそうし)はルガーランスを2本使っているのに対して、マークアレス(一騎)は右腕のルガーランスのみ使用しています。


 マークニヒトとマークアレスの戦いは、一期24話の剣司と一騎の勝負を意識しているように感じました。

 

・同化と破壊

 一騎はハバロフスクでアザゼル型(アビエイター+ロードランナー)のコアを破壊するのではなく、同化しようとした。

 

 総士は第四次蒼穹作戦でアザゼル型(クローラーとベイグラント)のコアを引きずり出したが、コアは同化せず、破壊した。

クローラーのコア(『EXODUS』25話)

ベイグラントのコア(『EXODUS』26話)

 

 アザゼル型のコアに対する一騎と総士の考えの違いを表現した台詞と見ることが可能です。

  一騎「役目を終えたら俺の命をお前にやる」
こそうし「お前の力なんかいるもんか」
『THE BEYOND』第10~12話PV

 この台詞通り、一騎はアザゼル型のコアの持つ力が欲しかったので同化したが、総士はアザゼル型のコアの持つ力はいらなかったので破壊したということになります。