「蒼穹のファフナー THE BEYOND」第10~12話の初見の感想(2023年)Part2

 『THE BEYOND』10~12話先行上映時に、物語を理解しすぎていたが故に失ってしまった『THE BEYOND』12話の初見の感想を、対比という方法を使って手に入れました。以下に感想を列記します。

  • 呆然。
  • 一騎と総士の関係は「Separation」だった。
  • 私は総士のいない世界で生きていく一騎が想像できない。
  • しかし、一騎は死ねない。
  • 一騎は世界を旅しながら、命の使い道=世界を祝福する方法を考えるのだろう。

 私はやっと『THE BEYOND』10~12話を見た後、作品から去ってしまった人の気持ちを理解することができました。あと、冲方丁がnoteで公開した「総士の最後の言葉」も腑に落ちました。

 私は「『THE BEYOND』12話の初見の感想」を手に入れたことで、「フェストゥムの視点から見た物語の終わり」から「人間の視点から見た物語の終わり」までを一繋がりにすることができました。

 『蒼穹のファフナー』は人間とフェストゥムの相互理解をテーマにした物語でした。そのため、視聴者が「人間の視点から見た物語の終わり」だけでなく、「フェストゥムの視点から見た物語の終わり」を見た時が物語の終わりなのです。