Another Lugh's Chain

2023年10月31日

 2015年10月~11月のメモを読み返したのですが、『THE BEYOND』のラストに言及している文章がありました。

2015/11/2
一騎は永遠の存在と言われた総士に人として死を与えることによって、総士を救済することになる。

 『THE BEYOND』では灯籠流しという形で表現されていました。この時点で物語のラストが見えていたので、物語の途中で終わってしまった『EXODUS』のラストに混乱してしまったのです。


2023年10月30日

 『マルドゥック・アノニマス』のバロットが視聴者に対して、論理的に物語を読むための方法の一つを示していましたた。それは法学でした。ちなみに私が見つけた方法は数学です。


2023年10月29日

 連載開始時、『EXODUS』で頭が一杯で読むことのできなかった『マルドゥック・アノニマス』を読んでいます。『マルドゥック・アノニマス』には共感(シンパシー)、五つの理解行為(目的、論点、仮説、検証、示唆)という『ファフナー』を理解するためのキーワードが提示されていました。


2023年10月28日

 『THE BEYOND』6話の容子との会話シーンと『THE BEYOND』12話、喫茶での一騎との対話シーンの意味を理解した時、真矢の物語が終わりました。


2023年10月27日

 総士と一騎に引き続き、映像を使って表現していた真矢と一騎を言葉で表現することができるようになりました。これで真矢と一騎も終了。やはり、総士、一騎、真矢を理解すると物語が終わることを実感しました。


2023年10月26日

 竜宮島回覧板に記載されている内容と対にすることによって、ある台詞の真意を掴むことができました。しかし、竜宮島回覧板を見るのは大変なので、資料をひとまとめにしてほしいです。


2023年10月25日

 Xの新国立劇場のアカウントで、ハリー・クプファー演出の『パルジファル』(2014年)のラストシーンの映像が公開されました。『THE BEYOND』を見終わった後、もう一度見たかったシーンなのです。竜宮島=聖杯城であり、竜宮島から旅立つ一騎と甲洋=聖杯城から旅立つパルジファル、クンドリ―、グルネマンツと重なります。


2023年10月24日

 「公人、私人」は見直すたびに考えが変わっていったため、後半部分は最初に書いた文章は一切残っていません。


2023年10月23日

 マリスはこそうしを連れ去ることで一騎を親にしたが、それは一騎と真矢を分離することになった。


2023年10月22日

 『THE BEYOND』の一騎は◯◯◯を◯◯◯したので、一期の総士になったのか。


2023年10月21日

 次回、公開する予定の記事を見直しました。ある資料が必要になったのですが、資料がひとまとめになっていないので、部屋にある資料をひっくり返して探すことになりました。


2023年10月20日

 最近考えているのは「どうすれば物語を論理的に読むことができるようになるのか」ということです。私は気になる部分を突き詰めていったら答えにたどり着いたので、あまり参考にならないんですよね。


2023年10月19日

 映像を見たものを言葉で表現できるようになったということは、この状態から脱したことを意味します。

総士「僕も何度も報告書を書こうとしたがダメだった」
『EXODUS』14話


2023年10月18日

 ついに物語の中から一騎がマークザインから降りた理由を見つけました。答えそのものは対比を使って導き出していたのですが、答えが物語の中にあるとは思いませんでした。


2023年10月17日

 これまで映像を使って総士と一騎を対にしていたのですが、言葉を使って総士と一騎を対にすることができるようになりました。抽象(映像)を具象(言葉)に置き換えることができるようになったということは、この項目について理解したことを意味します。


2023年10月16日

 『シン・エヴァンゲリオン』と『THE BEYOND』のキャラクターを対にしました。これでエヴァとファフナーの両方を理解したことになります。『THE BEYOND』は『Q』を下敷きにしていますが、『THE BEYOND』と『シン・エヴァ』は同じ時期に制作していたことを考えると、『Q』の終わりに至る道は一つしかなかった、ということのなのだろうか。


2023年10月14日

 稲田豊史『映画を早送りで観る人たち ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形』(光文社新書)を読了。この本の中に一期前半は1.25倍で見るとちょうどいいち感じる理由が書いてありました。

単位時間あたりの情報提供量の少ないコンテンツは「間延びしている」と感じる。
そのじれったさを解消するには、摂取スピードを自前で早めるほかない。

 『THE BEYOND』の情報量に慣れると情報量の少ない(=台詞の少ない)一期前半を通常のスピードで見るのはキツイです。


2023年10月14日

 「物語からのメッセージ」はこの物語のゴールです。物語の先に行くための扉を見つけられるか否かは視聴者次第です。


2023年10月13日

  稲田豊史『映画を早送りで観る人たち ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形』(光文社新書)を読んでいるのですが、『EXODUS』と『THE BEYOND』をこの本と合わせて論じると面白そうだ。


2023年10月12日

 これまでとは違う視点で『EXODUS』24話以降の一騎の行動の意味が読めるようになりました。さすがにこれと対にするとは思わなかった。


2023年10月11日

 『THE BEYOND』11~12話で描かれた海神島のコアの死と誕生を分析し終わりました。言葉を持たないフェストゥムの考えは「行動」で描かれているため、映像をコンテに戻して、その意味を考えています。


2023年10月11日

 一騎の視点で『ファフナー』を見終わったので、ファイルを整理しました。ファイル名を見ると、2022年に物語をだいたい読み終わっていて、2023年は読んだ内容を補強しつつ、物語を終わらせるためのものを探していたという感じです。


2023年10月10日

 11の中で対になっていない部分を対にできたので(難しかった)、これで終わりかな。


2023年10月10日

 11月26日、AT-Xで『BEHIND THE LINE』を放送することが発表されました。AT-Xで放送することで、『ファフナー』は2023年に完結したという形になるようです。


2023年10月9日

 「遠見、一緒に来るか」という一騎の台詞は『ローエングリン』のエルザの禁断の問いと同じく、一騎がこれを言ったら、一騎は竜宮島から旅立つ言葉だったのだと思います。


2023年10月8日

 11が何を表しているのはわかっているのですが、うまく当てはめることができないという状態が続いています。新しいアイデアを手に入れたので、再チャレンジしました。この後、疑問点が浮かび上がってこなければ、正解ということになります。


2023年10月5日

 『BEHIND THE LINE』の分析がだいたい終わりました。この作品の肝は一騎と真矢、一騎とカノンの2組のペアだったと思います。


2023年10月4日

 最後の「水先案内人」がシリーズを総括する文章になりました。


2023年10月3日

 『BEHIND THE LINE』の「11-9は2」の11に当てはまるものを書き出してみた。過去に何度かチャレンジしているけど、毎回、疑問点が残っていた。今回はどうだろう。


2023年10月2日

 能戸監督のインタビューのインタビューを消化したので、物語が完全に終わりました。


2023年10月1日

 YouTubeで配信している一期を見終わりました。自分の中でフェストゥムとの戦いは、完全に過去のものになったことを実感しました。なお、物語の中に時間が生まれた理由は知っています。