Another Lugh's Chain

2023年1月31日

 『BEHIND THE LINE』を参考にして、一期5話のある場面で見る視点を変えたら、やっとその場面の筋が通った。これまでこの場面を今回見た視点から見るという考えは浮かばなかった。


2023年1月30日

 「『BEHIND THE LINE』の感想 Part3」を公開。結論を書いてしまったので、『BEHIND THE LINE』の感想はこれで終わりかな。

 「一騎の物語の終わり」を書いた後、一騎の人生を表現していると思っている文章を再読したのですが、この文章を人物にしたのが一騎だと思いました。


2023年1月29日

 『THE BEYOND』12話ラストシーンの意味を理解するのが、すごく大変だったことを考えると、『BEHIND THE LINE』で引っかかった場面は、あまり悩むことなく意味をつかめました。『THE BEYOND』12話ラストシーンを読むのが大変だったのは、手がかりがあまりにも少なかったからです。


2023年1月28日

 一騎は『BEHIND THE LINE』のラストで真矢とカノンとの距離を開け、本音を言える総士のそばにいることを選んだように感じました。


2023年1月28日

 今日は劇場に向かう電車の中で『BEHIND THE LINE』のラストシーンの意味を読み、映像を見てあるシーンを確認しました。


2023年1月28日

 最後の台詞を回収して、一騎の視点で物語の終わりまでたどり着きました。物語の終わりは1年半くらい前に見ているのですが、一騎の考えをたどりながら、物語の終わりまで行くのが大変でした。


2023年1月27日

 2019年~2020年に書こうとしたけど書けなかった記事が2本あるのですが、2本目の記事を書き終えました。この記事を公開した時、自分の中で一区切りつくと思います。


2023年1月27日

 この台詞を回収しました。回収する台詞はこれが最後かな。

総士「遠見は僕らにとっての地平線だ」
『EXODUS』14話


2023年1月27日

 アルゴス小隊の「アルゴス」の語源はギリシャ神話の Ἄργος ではなく、古代ギリシャ語の ἄλγος (痛み)だったのか。昨晩、古典ギリシャ語の勉強をしていたら、この単語と出会いました。


2023年1月27日

 「ポスト『HEAVEN AND EARTH』Part2」を公開しました。この記事を書くためには、物語の構造を理解する必要がありました。3年ほど書けないと悩んでいた文章が完成したので、肩の荷が下りました。そして、作品はどんどん終わりに近づいていく。


2023年1月26日

 「ファフナーを理解するためのフローチャート」を自分の感想を突き合わせた結果、2019年11月16日にフローチャートの一番下(一騎の視点で物語を見られるようになる)に到達したことが確定しました。


2023年1月25日

 『BEHIND THE LINE』の公開1週目はBESTIAで見ることを優先したのですが、2週目はBESTIAでの上映がないので正しい判断でした。


2023年1月25日

 『BEHIND THE LINE』を見た後、全面的に書き直すことを決めた「ポスト『HEAVEN AND EARTH』Part2」を書き終えた。これこそ、2019年11月から何度も書いたけど、うまく書けない記事そのものだった。


2023年1月24日

 昨年秋から何度も書き直していた「ファフナーを理解するためのフローチャート」がやっと完成しました。フローチャートを書き終わった後、最後に理解したのが史彦と真矢というペアだった理由がわかりました。

 このフローチャートに自分の経験を当てはめてみましたが、理解した順番はめちゃめちゃでした。そのため、私は自分が見ているものが理解できなくて混乱しました。


2023年1月24日

 私にとって『BEHIND THE LINE』は、史彦と真矢の視点で物語を終わらせる時に欠けていたピースを補う作品でした。これを受け取った後、物語の構造が明確になり、物語を理解し終わったことを実感しました。


2023年1月23日

 私は総士 → 一騎 → 史彦 → 真矢の順番で理解していったのですが、多くの人は私とは逆の順番で理解していくことになると思います。総士の視点で物語の終わりを見たのが3年以上前なので、もはや遠い思い出です


2023年1月23日

 真矢の視点で物語の終わりを見たので、『ファフナー』という物語が完全に終わりました。私にとって『BEHIND THE LINE』は、人間の視点で物語の終わりを見るための作品でした。

 人間の視点のゴールは、真矢の視点で物語を見ている人が、史彦の視点で物語を物語を見られるようになった時です。私は最初から史彦の視点で物語を見ることができたので、一番最後に真矢の視点で物語の終わりを見ることになりました。

 私は作り手が想定しているのとは、逆の順番で物語の終わりを見てしまったのです。


2023年1月23日

 『THE BEYOND』10~12話が上映された後、インタビューでもいいので、冲方丁に作品の読み方を解説してほしいと思っていたのですが、なんと『BEHIND THE LINE』が『ファフナー』を理解するためのテキストでした。作家なので物語ですべてを語ってしまった。恐ろしい。


2023年1月22日

 作品を理解し終わったので、『BEHIND THE LINE』では無自覚でネタバレ内容を書いてしまいます。読み返した時に気がついて、あわてて削除するを繰り返しています。


2023年1月22日

 『THE BEYOND』10~12話と『BEHIND THE LINE』の上映劇場を比較していたのですが、大阪1減、埼玉1増という変化があったことに気がつきました。


2023年1月22日

 「蒼穹のファフナー BEHIND THE LINE」の感想 Part1を公開しました。私にとって『BEHIND THE LINE』は答え合わせの内容が多いので、書けないものが多いのです。


2023年1月21日

 演出が読めるようになってしまったので、過去と重なっているもしくはひっくり返したシーンの意味がどんどんわかってしまう。以下はその一例。

 

 


2023年1月21日

 『BEHIND THE LINE』のテーマは一騎の祝福の候補の一つでした。


2023年1月20日

 『BEHIND THE LINE』を劇場で見ました。私は卒業試験も終わり、完全に卒業してしまったのですが、作品から卒業を言われると感慨深いものがあります。


2023年1月20日

 『BEHIND THE LINE』のネタバレ記事を公開しました。今回は記事の公開まで時間があったので、ゆっくり書くことができました。


2023年1月19日

卒業試験

カノン「お前は世界の傷をふさぎ、存在と痛みを調和させる者。
    我々はお前によって世界を祝福する」
『EXODUS』24話

 この言葉を一つの単語に置き換えられるようになると作品を理解したことになります。ということで、『BEHIND THE LINE』公開前日に物語から卒業しました。


2023年1月19日

EXODUS

 GYAO!で『EXODUS』を全話見直しました。今回、総士の視点で『EXODUS』を終わらせるためのトリガーを引くことができたので、『EXODUS』の終わりを見ることができました。

 『EXODUS』の終わりと『THE BEYOND』の終わりを突き合わせると、『蒼穹のファフナー』で描いたものが浮き上がってきました。


2023年1月19日

物語を理解した後

 ファイル管理の問題もあったので、『BEHIND THE LINE』の公開前に物語を終わらせることを選びました。一足先に『BEHIND THE LINE』を見たことで、『BEHIND THE LINE』公開前に終わってしまいました。


2023年1月18日

ビリー

 『EXODUS』26話ラスト、真矢を撃とうとした時のビリーの考えを理解しました。ビリーの考えを理解するヒントは古典ギリシア語の単語だったのですが、この単語を理解するためには中動態を理解する必要がありました。東京外国語大学言語モジュールに中動態の説明がありますが、これを読んでもピンと来ないと思います。


2023年1月18日

分離

 「一騎の祝福」という仮タイトルだったのですが、一期EDのタイトルである "Separation" を使うことを選びました。


2023年1月17日

初見の感想

 『THE BEYOND』10~12話の初見時の視点がわかったので、『THE BEYOND』10~12話の初見後、頭に浮かんだ映像の意味がやっとわかりました。


2023年1月17日

フェストゥムと人類

 『BEHIND THE LINE』上映後に公開する記事が多いので、『BEHIND THE LINE』とは関係ない記事を先に公開することにしました。物語全体をまとめる記事を書けるようになったということは、『ファフナー』がものすごいスピードで終わりに向かっていることを意味します。


2023年1月16日

甲洋

 一期6話のテーマを言葉にしたことで、一期10話までのプロットを書けるようになりました。その結果、甲洋というキャラクターが明確になり、『THE BEYOND』ラストの一騎と旅に出るところまで一本の線でつながりました。これで甲洋の物語が終わりました。


2023年1月16日

一期6話

 一期6話を同情型の物語として描いたため、テーマをつかむのに、18年もかかってしまいました。一期6話を同情型の物語として描くことを決めた人は猛省してほしい。


2023年1月15日

最後の望み

 最後まで残った私の望みは「一期6話、翔子の死を通して描こうしたもの」でしたが、やっと答えが見つかりました。


2023年1月15日

2回目

 私が『ファフナー』を理解するための道を歩くのは2回目ですが、1回目はゴールにたどり着くことができませんでした。しかし、2回目は無事、ゴールにたどり着くことができました。


2023年1月15日

人間の視点

 やっと人間の視点で『THE BEYOND』の最後まで見たので、私の中で『ファフナー』という物語が終わりました。私は物語をずっとフェストゥムの視点で見ていたので、人間の視点で物語を見るのは大変でした。

 『THE BEYOND』と向きあっている時は、カノンのように未来で一人で戦い、常に「自分がたくさんいる。どれがあたしなの」(『EXODUS』13話の咲良の台詞)という状態だったので、精神的にしんどかったです。


2023年1月15日

2つ目の鍵

 『THE BEYOND』12話に埋められていた鍵は一つではなく二つあったことに気がついたのですが、2つ目の鍵は1つ目の鍵よりも前に手にしていました。あれが2つ目の鍵だったのか。


2023年1月14日

相互理解

 『ファフナー』は相互理解がテーマなので、私が今いる場所に到達すると物語が終わることを実感しました。『BEHIND THE LINE』が公開される前に、私の中で『ファフナー』が完全に終わってしまった。私の立ち位置はフェストゥムなので、人類を理解するのに必死でした。


2023年1月14日

「BEHIND THE LINE」のフライヤー

 『BEHIND THE LINE』の上映劇場へ行き、フライヤーをもらってきました。上映開始1週間前に配布開始はやめてくれ。


2023年1月13日

史彦と一騎

 12月29日に書いた人間の視点で物語の終わりに到達するまでの道のりを書き終わったので、人間の視点のゴールに到達。私にとって『BEHIND THE LINE』とは、人間の視点で物語を終わらせるための鍵でした。

 人間の視点のゴールは史彦の視点で物語を見られるようになった時で、フェストゥムの視点のゴールは一騎の視点で物語を見られるようになった時でした。


2023年1月13日

見直し

 1月20日以降に公開する記事を見直してました。『BEHIND THE LINE』を見たことで作品の分析が進んでいるので、『BEHIND THE LINE』を見た直後に書いた文章に対して、懐かしいという気持ちになってしまいました。


2023年1月13日

「THE BEYOND」第10~12話の初見の感想 その3

 初見時に自分の感じた感情が何であるのかを説明できるようになったので(それは視聴者が自分で見つけるものなので、ブログには書きません)、初見時の感想を公開しました。


2023年1月12日

サラエボの叫び

 昨年3月に映画『サラエボの叫び』を見た時に印象に残ったシーンを見直した。初見時には気がつかなかったけど、このシーンは『ファフナー』のあるシーンを理解するヒントになりました。


2023年1月12日

保留

 今日は昨日、意味が読めず、答えを保留にした以下のシーンの意味を読みました。


2023年1月11日

辻褄を合わせる

 年明けから取り組んでいた問題が解決したことで、別の部分の辻褄が合いました。一つ問題を解決するたびに、物語を見る視点も変わるので、初見の視点がわからなくなりつつあります。数年前の感想を読み返した時の感想は「懐かしい」の一言です。


2023年1月10日

一騎の考え

 今日は『THE BEYOND』1話、こそうしを乗せたロケットの発射を見た後、空母ボレアリオスに瞬間移動した後の一騎の考えを考えていました。『ファフナー』は物語を論理的に読めるようになると、作中で描かれていない部分を自力で埋めることができるようになります。


2023年1月10日

祝福

 祝福を○○○に置き換えて『EXODUS』12、13話を見たのですが、織姫が「祝福」という言葉を使った時の台詞の意味を理解できるようになりました。


2023年1月9日

祝福

 祝福を別の言葉に置き換えると「○○○」でした。3ヶ月くらい前に答えを出していたのですが、この言葉の意味を理解するのに時間がかかりました。


2023年1月8日

イジらないで、長瀞さん 2nd Attack

 BS11で放送された『イジらないで、長瀞さん 2nd Attack』1話で、『BEHIND THE LINE』のCMが流れました。


2023年1月8日

Blood of Eden

 Peter Gabriel の "Blood of Eden" の歌詞に『ファフナー』みを感じます。"Blood of Eden" が男と女の話であるのに対して、『ファフナー』は男と男の話になっていますが。


2023年1月7日

『RIGHT OF LEFT』の感想(2023年)

 昨日公開予定でしたが、Peter Gabriel の新曲に気を取られてしまい、公開が1日遅れました。やっと『RIGHT OF LEFT』の苦手な理由を言葉にすることができました。

 『ファフナー』は Peter Gabriel が『Up』(2002年)を出した後に始まり、『i/o』(2023年)を出す前に完結したということか。


2023年1月6日

続・剣のなかの竜

 『THE BEYOND』はここから脱却することを目指した物語だと思います。

自分自身の救世主主義の犠牲になることはおぞましい――だが、他人の救世主主義の犠牲になることは、もっとおぞましい。
中村融「ムアコックの反エピック」


2023年1月5日

「EXODUS」1話

 BS日テレとTVKで『EXODUS』1話を録画しました。BS日テレはキングレコードのCMが流れましたが、TVKはローカルのCMが流れていました。


2023年1月4日

剣のなかの竜

 ムアコック『剣のなかの竜』(ハヤカワ文庫SF、1988年)の中村融による解説が『THE BEYOND』を理解する手がかりになっていました。解説で引用している『Wizardy and Wild Romance』(未訳)を読み直そうかな。


2023年1月4日

永遠の戦士

ナレイン「君なら永遠の戦士になれるだろう」
『EXODUS』18話

 この台詞通り、『THE BEYOND』の一騎の立ち位置はムアコックの『エレコーゼ・サーガ』の主人公ジョン・デイカーでした。ムアコックの「永遠の戦士」の「戦士」という単語は Warrior でも Soldier でもなく、Champion です。


2023年1月3日

最後の問題

 出口の扉の手前にある最後の問題を解きました。出口の扉を開ける鍵は持っているので、これで終わりです。

「物語を自分の感情で読むのではなく、論理的に読めるようになってほしい」

 これが作品からメッセージでした。


2023年1月3日

 『THE BEYOND』は作品を理解するための鍵だったのに対し、『BEHIND THE LINE』は作品を理解し終わった時に必要な鍵でした。


2023年1月3日

帰り道

 『BEHIND THE LINE』のテーマを自分で経験したので、自分の中で『ファフナー』が完全に終わりました。


2023年1月2日

EXODUS

 GYAO!で『EXODUS』1、2話視聴。『BEHIND THE LINE』を見たことで、『EXODUS』を見る視点が少し変わりました。


2023年1月2日

里奈

 『EXODUS』25話、暉と里奈の別れのシーンを読んだ。これで『THE BEYOND』1話で里奈がフェンリルを使った理由が明確になりました。


2023年1月1日

2本

 『BEHIND THE LINE』の内容に触れない記事を2本書いた。3週間更新なしを回避。


2023年1月1日

RIGHT OF LEFT

 『RIGHT OF LEFT』は一期前半と同じく、モノローグで語り手が自分の心情を語るという手法を使っていた。そのため、一期前半と同じく苦手な作品になっていることがわかった。『EXODUS』の総士の遺言はカエサルの『ガリア戦記』と同じく、総士が見聞きしたことを淡々と語っています。