Another Lugh's Chain
2022年8月31日
物語の構造
『EXODUS』の物語の構造を読み解くのは比較的、易しかったのですが、『THE BEYOND』の物語の構造はなかなか読み解けなかった。『THE BEYOND』の仕掛けを知った時は、「やられた!」と思いました。
2022年8月30日
マークニヒト
マークニヒトのプラモデルはマークザインとは比較にならないほどパーツが多いので、ゆっくり作る予定です。
2022年8月30日
トリガー
昨晩、寝る前、スマホに以下の一文をメモした。
こそうしのように真実の世界を見るためのトリガーは何になるんだろう?
朝起きた時に、答えがわかりました。2019年10月26日にある経験をした時、自分が考えたことが、真実の世界を見るためのトリガーでした。
2022年8月30日
「THE BEYOND」を理解し終わった後の感想 Part8
Part7の続きです。この記事を書くことによって、中2の時にワーグナーの舞台神聖祝典劇『パルジファル』という「理解できないもの」に出会い、それを理解しようとしたことの意味を知ることになりました。
2022年8月29日
変わる
『THE BEYOND』を理解するためには、作品を見る視点をどんどん変えていく必要があるのですが、最近は最初に見た風景を思い出せなくなりつつあります。そうか、これこそ真実を知っていく時にこそうしが体験した感覚そのものなんだ。
2022年8月29日
答え合わせ
今年6月~7月にかけて書いていた「『THE BEYOND』12話の一騎の考え」の答え合わせをしました。点数をつけると70点くらいですかね。この問題で100点を取らないと、物語の終わりは見えません。
しかし、『THE BEYOND』の一騎は全く自分の考えを言わない人だなあ。
2022年8月28日
祝福の彼方
『蒼穹のファフナー』と『トップガン マーヴェリック』、『仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル』を比較することによって、総士の祝福と一騎の祝福を他人に説明できるようになったことで、祝福の彼方にたどり着きました。2019年11月7日に見たものは、祝福の彼方そのもの(!)でした。
2022年に公開された映像作品が最後の扉をこじ開けるヒントになったことから、『蒼穹のファフナー』は極めてアクチュアルな物語でした。
2022年8月28日
CCTS
マークザインとマークニヒトのCCTSの名称、voluntas と animus の意味を理解しました。辞書を引けば単語の意味はわかりますが、物語内での意味を理解するには、物語を理解する必要がありました。
2022年8月27日
芹と一騎
『Preface of 蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH』で似た者同士だった芹と一騎が、『THE BEYOND』で全く別の道を選んだ理由をまとめました。
2022年8月27日
HAEリマスター版&4DX
HAEリマスター版&4DXの上映は10月か11月くらいだと思っていたら、一騎生誕祭に合わせた9月だった。8月上旬には上映時期の情報がほしかった。
2022年8月26日
アニメ大全
『アニメ大全』はファフナーのページの作りがあまりに雑すぎるので、記録しておくことにしました。
2022年8月26日
祝福の彼方
『仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル』(2022年)を分析することによって、物語の中で「互いの祝福の彼方で会おう、何度でも」を描かなかった理由がわかった。
2022年8月25日
口パク
別ルートからこそうしの口パクの答えにたどり着き、以前出した答えと答え合わせしてしまった。
2022年8月24日
紅音
物語開始時には存在していなかった「紅音」をキーワードにして、物語を読めるようになった結果、「紅音」が残したものが見えるようになりました。
2022年8月24日
「オールスター・アニソン・ベスト」
2000年代のアニソンを集めた『オールスター・アニソン・ベスト』が本日発売されました。『ファフナー』の楽曲も収録されているのですが、「fly me to the sky」という謎チョイスでした。
2022年8月24日
答えを出す
『トップガン マーヴェリック』を見終わった後、『EXODUS』のあるシーンを思い出しました。その意味を考えた結果、『THE BEYOND』でなかなか答えにたどり着けなかった疑問点が解決しました。『THE BEYOND』4~6話を見終わった後、なぜかワーグナーの楽劇『ワルキューレ』第2幕ラストが頭に浮かび、その意味を考え、答えを出した時の経験が役に立ちました。
2022年8月23日
答え合わせ
メモを見ると、『トップガン マーヴェリック』で答え合わせした『THE BEYOND』の答えを書いたのは8月19日でした。映画を見たタイミングはベストだったと思います。
2022年8月22日
「トップガン マーヴェリック」
やっと『トップガン マーヴェリック』を見ました。この作品は男性が親になるという『THE BEYOND』と同じテーマを扱っていたため、『THE BEYOND』の答えが含まれていました。『トップガン マーヴェリック』の マーヴェリック=『THE BEYOND』の一騎であるため、『THE BEYOND』の一騎を理解する手がかりになると思います。
『THE BEYOND』は視聴者がこの後、出会う作品を通して理解していく、という作りになっているのだと思います。
『EXODUS』以降の喫茶楽園=士官クラブだったんだなあ。
2022年8月22日
マークニヒト
「MODEROID ファフナー・マークニヒト」が8月29日出荷と発表されました。前回は延期になりましたが、今回は予定通り発売されます。
2022年8月21日
灯籠
『THE BEYOND』12話、こそうしの視点で「灯籠を作り、灯籠を一騎に渡し、一騎が灯籠を流す」という一連のシーンを見られるようになったことで、こそうしの考えが見えるようになりました。『THE BEYOND』で冲方丁が視聴者に与えた課題は、「言葉にしてない登場人物の考えを論理的に読み取る」だと思います。
2022年8月20日
「THE BEYOND」2話
『THE BEYOND』2話、一騎がこそうしの目の前でフロロを消した意味を理解した。これは本当に難しかった。
2022年8月20日
「THE BEYOND」を理解し終わった後の感想 Part7
7月に一期を見終わった後、『THE BEYOND』について考えたことをまとめました。『THE BEYOND』は一期と対になっている部分が多いので、今回、気がついた内容もありました。
2022年8月19日
ペア
5つあるものを2組のペアにするという作業をしています。答えは「2、2、あまり1」とか「2、3」とかになるのですが、見た目に捕らわれず本質を見抜いて、2種類もしくは3種類に分類するのが難しい。
2022年8月18日
灯籠流し
『EXODUS』で娘の灯籠を流せない鏑木家、『THE BEYOND』で総士の灯籠を流せない一騎の姿を描いたことで、竜宮島の灯籠と長崎の精霊船が重なりました。
2022年8月17日
「死ぬ」から「いなくなる」
『ファフナー』の世界では、「死」は遺体のあるものから遺体のないものに変わった。人間の死が遺体のないものになった時、そこで生きている人々の「死」の捉え方はどう変わったのだろう。
2022年8月16日
兄弟分離
昨日取り上げた本の中に兄弟で同じものを見たが、兄と弟で違うものが見えるという場面があり、『ファフナー』でも描かれた兄弟分離が描かれていました。昔、読んだ時、この場面は全く気にしなかったなあ。
2022年8月15日
再読
たまたま読み返した本に「一騎にとって総士とはどういう存在だったのか」が書いてあった。この本も『ファフナー』の根底にあったのか。『ファフナー』とは全く関係ない理由で読み返したのに、ラストシーンでは、一騎と総士を思い出して泣いてしまった。
2022年8月14日
中動態
2年くらい前から、『ファフナー』の世界を「態(voice)」を使って説明することを考えていたのですが、「日本語は主語がなくても文章が成り立つ理由」と「日本語の動詞には中動態がある」を理解できた時、答えにたどり着きました。『ファフナー』の世界では、フェストゥムは受動態の世界、竜宮島は中動態の世界でした。
日本語の中動態が理解できなかったので、古典ギリシャ語を勉強することによって中動態を理解しました。
2022年8月13日
風都探偵
『風都探偵』1話を視聴。『仮面ライダーW』(2009年~2010年)を見ている時は気にも止めなかったのですが、男女三人のグループはグループ内で恋愛をしないと三人の関係が続いていくことに気がつきました。『ファフナー』の男女三人は最終的に二人もしくは一人になりました。
アメリカのロックバンド、Heart はグループ内で恋愛したのでぐちゃぐちゃになりました。
2022年8月12日
ギリシャ語
『ファフナー』を理解するための手がかりにした『新約聖書』の中の文章をギリシャ語で読みました。この文章を最初に見た時、ある単語に意味を見出そうとしましたが、最終的な結論は私が考えていたような意味は持っていなかったとなりました。
この文章の英訳を見ると『ファフナー』のある台詞が頭に浮かぶと思いますが、新共同訳ではその台詞は頭に浮かばないと思います。
2022年8月11日
言葉
古典ギリシャ語で『ファフナー』の世界を表現すると、「フェストゥムは『直説法』と『命令法』の世界だったが、人間は『直説法』と『命令法』に加え『接続法』と『希求法』のある世界だった」となります。
言葉を勉強することは、その言葉を使っていた人々の価値観を知ることでもあるので、フェストゥムを理解するということにおいても有益でした。
2022年8月10日
棘
エメリーが総士に言った「棘」について考えてみました。
2022年8月9日
対立関係と抽象化
『ファフナー』を論理的に読む時、一番重要なものは対立関係だなあ。A=B の A と B の対立関係をすべて同じ言葉で表現できるようになった時、真実が見えてきました。ただし、対立関係をすべて同じ表現にするためには、抽象化する必要があります。
2022年8月8日
感情
『THE BEYOND』12話の一騎が考えていることをまとめ直した時、E=F 且つ、E=G であることに気がついたことで、これまで全くわからなかった E の時の感情を知ることができた。これまで E の時の感情というのは考えたことがなかったので、E の時の感情が見えた時はびっくりしました。
難航していた A=B を証明した後、A と B の対立関係をきちんと言葉で表現し終わった時、E の時の感情を知ることができました。『ファフナー』は論理的に物語を読むことで、キャラクターの感情を知ることができるのです。
2022年8月7日
答え合わせ
A=B を証明したことでこれまで見えなかったものが見えるようになったので、1ヶ月くらい前に書いた『THE BEYOND』12話の一騎が考えていることの答え合わせをした。正解率は50%といったところ。一騎が考えていることを理解するのは難しい。
2022年8月6日
態と法
ギリシア語における最古の態は能動態/中動態の対立であった。
シャルル・ギロー『ギリシア文法』(文庫クセジュ)
2年数ヶ月前、中動態を理解すればフェストゥムを理解する手がかりになるのではないかと思い、中動態について勉強し始めた。しかし、フェストゥムを理解する手がかりは、「態」ではなく「法」にあった。私が『ファフナー』を理解するために使った言葉は "I wish you were here" でしたし。
2022年8月5日
心残り
生徒A「心残りってのは最悪だ、きっと」
僚「お前は……ないのか」
生徒A「ああ、ないよ」
『RIGHT OF LEFT』
一騎は心残りが解消されたので、竜宮島に留まることを選ばず、甲洋と一緒に旅に出てしまった。ならば、一騎の心残りについて考えることが、一騎を理解する鍵になるのではないだろうか。
2022年8月4日
答え
一騎「遠見、一緒に来るか」
『THE BEYOND』12話
やっと一騎は何を考えて真矢にこの言葉を言ったのかがわかった。2日前、A=B を証明したことで、答えにたどり着きました。
2022年8月3日
対比
昨日、A=B を証明したので、今日は A と B の同じ部分と違う部分を文章にしていきました。これをやると、これまで見えなかったもの(たとえばキャラクターの考え)が見えてくるようになります。
2022年8月2日
図
随分前から A=B が証明できなくて難儀していたのですが、A と B を図にすれば A=B を証明できるのではないだろうかと考え、早速、図にしてみた。その結果、A=B が証明できてしまった。
2022年8月1日
里奈とセレノア
この記事を書く時、頭に浮かんだのはニール・ピアートとジャクリーヌ・テイラーという夫婦の話でした。
1997年、ジャクリーヌ・テイラーは娘を交通事故で失った直後、癌が見つかった。彼女は治療を受けず、娘の死から10ヶ月後に亡くなった。妻を失ったニール・ピアートはその後、再婚し、娘が生まれた。
2016年、ニール・ピアートに癌が見つかった時、娘がいた。彼は治療を受け、3年半後に亡くなった。
すべてリアルタイムで付き合ったので、大変つらい思い出です。