Another Lugh's Chain

2022年1月31日

資料本

 1月の資料本は以下の4冊でした。ヒュー・サイムがデザインした『Ghost Rider』の表紙は美しい。


2022年1月31日

マークザイン

 一騎がマークザインを降りた理由の答えを見つけました。いやー、難しかった。一騎はこれで終わりかな。


2022年1月31日

一期6話

 初見の視点で一期6話を見た。出てきた言葉はただ一つ、なんでお涙頂戴な演出にしてしまったのですか。


2022年1月30日

言葉

 この1週間、答えを見つけた言葉の原文はすべて違う言語でした。


2022年1月30日

一騎

 1週間前から毎日、ある言葉の原文を眺めていたのですが、自分の中で消化した瞬間、この言葉が『THE BEYOND』2話、一騎がこそうしの目の前でフロロを消した理由を説明する言葉だったことに気がつきました。

 一騎に対するこそうしの考えが「殺してやる。お前を殺してやる」から「許しはしないが、理解してやる」への変化を通して描こうとしたものがわかったので、この項は終了。


2022年1月29日

甲洋

 『THE BEYOND』12話、甲洋が羽佐間家の墓の前にいる場面と重なる言葉と向き合いました。原文は英語以外の外国語だったので、精神的&時間的な余裕がないと言葉と向き合えなかった。重なった言葉の数行後に答えがあったので、このシーンの意味を理解しました。


2022年1月28日

一期3話

総士「僕たち二人なら飛べるさ、そう思うだろう」
一期3話

 初見時、この台詞を聞いた瞬間、「ここで見るのをやめよう」と思ったのですが、今回、初見時にこう思った理由を言葉で説明できるようになりました。


2022年1月27日

リセット

 『THE BEYOND』を理解した後に一期を見直したら、感想がリセットされ、初見に近い視点で見ることになってしまった。今回、私はこそうしと同じ視点で一期を見ているのかもしれない。問題は初見時よりも物語の構造分析能力が上がってしまったので、一期前半を初見時より厳しい目で見てしまうこと。


2022年1月26日

見直し

 やっと一期1話からの見直しに着手しました。今回は『THE BEYOND』完結&『境界戦機』8話視聴と、やっと作品を分析する手札が揃いました。しかし、『THE BEYOND』を楽しみすぎたせいで、今回は一期初見時の感想に近くなってしまった。


2022年1月26日

こそうしの視点

 昨日、見つけた文章は正解だったようで、また一つ、扉が開きました。こそうしが偽竜宮島に住んでいた時、家族だったフロロ、レガート、セレノアとどういう関係だったのかがわかるようになりました。


2022年1月25日

ルガーランス

 『THE BEYOND』11話のマークニヒト vs マークアレスの時、マークニヒトがマークアレスの右腕のルガーランスを同化した意味がわかりました。ある文章の日本語訳を見た時はわからなかったのですが、英訳を見たら答えが書いてありました。原文を見たところ、英訳は原文のニュアンスを汲んだ訳になっているというパターンでした。


2022年1月24日

答え合わせ

 2021年6月2日のメモの答え合わせをしました。このメモが正しかったので、2021年7月4日、『THE BEYOND』のラストを見る前に作品から叩き出されました(笑)


2022年1月23日

分かち書き

 私が日本語を曖昧だと感じる理由として、「助詞」と「分かち書きしない」を挙げておきます。

 『新約聖書』を新共同訳(日本語)とギリシャ語で読み比べると、新共同訳(日本語)はぼんやりしているけど、ギリシャ語は具体的ですごくわかりやすいと感じました。


2022年1月23日

Ghost Rider

 なぜか部屋の隅に、Neil Peart『Ghost Rider: Travels on the Healing Road』が置いてあったので、手に取って読み始めた。なんと、この本の1ページ目にある言葉が『THE BEYOND』の要約になっていた。英語でたった16語。

 この言葉を手がかりに、英語で『THE BEYOND』を内容を付け加えたら(単語は3つ)、探していた答えが見つかった。やっぱり、私にとって日本語は曖昧なんだなあ。


2022年1月22日

カテゴリー

 自分の中で『ファフナー』がSFから死と再生の物語に変化してしまったことで、Neil Peart『Ghost Rider: Travels on the Healing Road』(2002年、未訳)を思い出してしまった。


2022年1月22日

「THE BEYOND」第10~12話の感想 Part9

 「FINAL Fes」の前後に書いた記事です。URLをメモしていない記事を探すのは大変でした。


2022年1月21日

望みをかなえる物語

 2020年5月16日のメモの答え合わせ。『HEAVEN AND EARTH』が視聴者の望みをかなえた物語だとすれば、『EXODUS』が総士の望みをかなえる物語で、『THE BEYOND』は一騎の望みをかなえる物語(!)でした。しかし、ミールのやり方で一騎の望みをかなえたので(笑)、一騎自身もわかっていないと思います。


2022年1月20日

答え合わせ

 『EXODUS』で総士がマークニヒトの中に残したメッセージの中に二つある疑問点のうち、残りの一つの答えを書いて終了。一つはだいぶ前に答えが見つかったのですが、残りの一つは『THE BEYOND』を最後まで見たら、答えが見つかりました。

 『THE BEYOND』は一騎が島の祝福を受けた『EXODUS』24話Bパートから始まっているようなものなので、『THE BEYOND』を最後まで見ることで『EXODUS』終盤の疑問点はすべて解決しました。


2022年1月19日

HAEVEN AND EARTH

 キンクリ堂で2016年12月7日にアンコールプレスを行った『HAEVEN AND EARTH』のBDが在庫切れになっていました。今ある在庫は市中にある分のみ。『HAEVEN AND EARTH』のBDは総士生誕祭のアニメイトブースで販売していなかったことを思い出しました。


2022年1月19日

さんすう

 2年2ヶ月くらい格闘していた算数の問題があるのですが、やっと正解にたどり着きました。最初は数字の意味がわからず。しばらくすると数字の意味がわかるようになったものの、今度はなかなか問題が解けなかった。


2022年1月18日

死と再生

 『「光圀伝」謎解き散歩』(新人物文庫)に掲載されている冲方丁のインタビューを読みました。

 冲方丁は『光圀伝』の明暦の大火のシーンを書くことで、自分の中で東日本大震災で体験した「死」を消化して、「再生」したのではないでしょうか。そして、その経験を他の人に伝えるために、『EXODUS』で「死」を描き、『THE BEYOND』で「再生」を描いたように感じました。


2022年1月18日

アニメビジュアル絵画展

 サイズがちょうどいいので、ほしくなってしまった。『ヒロイック・エイジ』のキービジュアルが圧倒的に美しかった。


2022年1月17日

兄弟

 一騎と総士は血のつながった兄弟ではないけど、アストリッド・リンドグレーン『はるかな国の兄弟』や映画『ソン・フレール-兄との約束-』と同じく、兄弟を通して描かれた死の物語だと思うようになりました。


2022年1月17日

メカスマインパクト

 マークニヒトは総士生誕祭のときよりも、じっくり見ることができました。会場でマークザイン、マークニヒト、マークアレスの立体物を見比べて、気がついたことがあるのですが、それは後でまとめます。


2022年1月16日

秋葉原&池袋

 秋葉原で開催されているメカスマの展示会とアニメイト池袋本店で開催されている「アニメビジュアル絵画展」を見てきました。どちらも人が少なかったので、ゆっくりと展示を見ることができました。


2022年1月16日

パンフレット

 映画『ソン・フレール-兄との約束-』のパンフレットを発掘。パンフレットの表紙は青だった……。

 解説は「鬼才芸術家パトリス・シェローが魂のすべてを注ぎ込んだ『死と再生』の物語」という文章で始まっているのですが、『EXODUS』22話の総士の台詞「ミールによる死と再生か」を思い出してしまいました。

 『ファフナー』と全く同じテーマを扱った物語なので、シェローのインタビューには『THE BEYOND』を理解するためのヒントが数多く含まれていました。


2022年1月15日

パトリス・シェロー

 『ソン・フレール-兄との約束-』を見た時のメモを読んで、引っかかった部分を分析。その結果を元に『THE BEYOND』を分析したら、理解できなかった部分の答えが見えてきました。17年前に見た映画に助けられるとは思わなかった。

 今回、パトリス・シェローはロジカル且つ、すごくわかりやすい演出をする人だったことを再認識しました。1997年に一度だけパトリス・シェロー演出の舞台(ベルクの歌劇『ヴォツェック』)を見ましたが、凄まじい緊張感に支配されてしました。


2022年1月15日

エンディング

 私には『THE BEYOND』12話の喫茶楽園前での一騎と真矢の姿が、『THE BEYOND』が終わった時の視聴者の姿と重なります。

 

 製作者は『THE BEYOND』のラストに納得できない人が出るのはわかっていた。それでもあのラストを選んだという強い意思を感じます。


2022年1月14日

大人になる

 「 α と β を理解した時、視点がひっくり返る」という文章の α と β に単語を突っ込んだ瞬間、2019年11月8日に体験した世界を見る視点がひっくり返った時の感情が再現できたことから、2019年11月8日に α と β を理解していたことが確定。私は中学生の頃からフィクションを通して、α と β という二つの問題に向き合いすぎていた。

 物語としては、α と β を理解していない人が α もしくは β を理解した後に『ファフナー』を見ると、これまで見えなかったものが見えてくるようになるという構造になっています。

 『ファフナー』では、子どもが α と β を理解した時、大人になる。『THE BEYOND』で主人公である一騎、真矢、こそうしが α と β を理解して、体だけではなく精神的にも大人になったので、『ファフナー』という物語は完全に終わったのです。


2022年1月13日

兄弟

 『THE BEYOND』を最後まで見た後、一騎と総士の関係は兄弟だと思うようになりました。兄弟と言うと、『ファフナー』の一期放送終了後に見た映画『ソン・フレール-兄との約束-』(パトリス・シェロー、2003年)を思い出します。公開時のメモを引用。

2005年3月6日
「ソン・フレール-兄との約束-」はネットであらすじを読んだときに感じた直感が的中して、一期16話以降の一騎と総士と同じような物語でした。病気の兄は現実を受け入れて死に、兄と和解した弟が残されるという部分も同じです。さらにパンフレットに掲載されていたシェローのインタビューを読むと、「ファフナー」と同じ構造の物語であることがわかりました。兄と弟の恋人は去り、二人だけの世界を描いていましたが、シェローは兄弟の愛の物語とまで言っていました。

 日本で見るのは難しい作品なのですが、amazon.fr では配信されていた! 羨ましい。


2022年1月12日

体験する物語

 『ファフナー』は扉を開けることができると、体験する物語になるんだけど、どうやったらこんな作品を作ることができるんだろう。冲方丁に作劇のポイントを聞きたい。しかし、『THE BEYOND』12話まで見た感想は、「そう簡単に、扉は開けさせない」なんですよね。


2022年1月11日

さよなら 蒼き日々よ

 「蒼穹のファフナー FINAL Fes in パシフィコ横浜」の中に、作品を理解するヒントがあったので、それを手がかりに2021年7月4日に立てた仮説を証明したところ、2021年7月4日に感じた感情を受け入れることができたので、一騎と総士の物語が完全に終わりました。冲方丁からのメッセージは「一騎と総士の物語の本当の終わりを見たければ、ここまで来い!」だな。しかし、2021年7月4日に私が感じた感情=2019年11月7日に見た映像の時に感じる感情だとは思いませんでした。

 私にとって『ファフナー』とは、突然、???!な答えが降ってきて、それが正しいことを証明する物語でした。

 スマホに書いた結論の最終更新日時が2022月1月10日23時57分だったので、文字通り、フェスの配信終了とともに『ファフナー』が終わりました。


2022年1月11日

蒼穹のファフナー FINAL Fes in パシフィコ横浜【物販】

 今後、イベントが開催される前に読む人がいることを考え、私が見たものと体験したことだけを書きました。


2022年1月10日

落とし所

Two years on, still hard to believe.
We all miss you.

September 12 1952
January 7 2020

 Rushの公式twitterアカウントの追悼文を見ながら、『THE BEYOND』のラストについて考えていました。

 一騎=視聴者とした場合のラストの落とし所は「この世に総士はいない。しかし、生きていれば、いつかあの世にいる(?)総士に会う方法が見つかるかもしれない」あたりなのかな。この場合、作品から視聴者へのメッセージは「総士があの世にいると思うのなら、自分であの世にいる総士と一騎が会う方法を考えなさい」なのでしょう。


2022年1月9日

一騎とこそうし

 「こそうしは幼い頃、海神島の海岸で手を引いてたのが、一騎だったことを思い出すのか? 思い出すのであれば、それはいつか」という問題を解いた。『THE BEYOND』で残った疑問点は、すべて国語の問題になっています。


2022年1月9日

真矢

 真矢は昨日、紹介した出口汪のコラムが答えだった。真矢のサヴァン=察する文化、『THE BEYOND』1話でセレノアが真矢のSDPを奪った=真矢はサヴァンを失った=察する文化を失った、となる。真矢は『THE BEYOND』5話以降、言葉でのコミュニケーションができるこそうしと一緒に暮らし始めたが、真矢はこそうしと話すことで言葉でのコミュニケーションができる人になるのだろう。


2022年1月8日

ヒント

 『ファフナー』を理解するためのヒントとして、出口汪のコラムを紹介します。

「察する文化」が日本語をダメにする!他者に伝達するという言語の本質を理解しよう


2022年1月8日

難攻不落

 『THE BEYOND』2話の一騎がフロロを同化したシーンは難攻不落の要塞でしたが、ついに突破しました。アイデアが尽きた後、考え方を逆にしたら、突破口が見えました。


2022年1月7日

真矢

 『THE BEYOND』12話ラストで一騎に触れることも、自分の考えを言えなかった真矢は視聴者の姿そのものだったんだなあ。視聴者が一騎を理解したいと思うのであれば、真矢のように竜宮島でただ一騎の帰りを待っているだけではダメということなのかな。

 真矢は自分から一番遠いキャラクターの一人なので、理解するのが難しい。


2022年1月6日

エヴァとファフナー

 『エヴァ』はエヴァのある世界という居場所を消すことで、ファンを全員、作品から強制退去させたが、『ファフナー』は竜宮島という居場所を残し、ファンに選ばせた。


2022年1月6日

視点

 大多数の人と私が見ているものが違うことが明確になったのが、『蒼穹のファフナー FINAL Fes in パシフィコ横浜』のDay 2でした。


2022年1月5日

見直し

 自分の中で『THE BEYOND』がまとまりつつあるので、最初から見直そうと思っています。今回は時系列順に見る予定。1日1話ずつ見ると、『THE BEYOND』4巻が出る頃には『THE BEYOND』9話まで見終わりそうです。


2022年1月4日

初見の感想

 物語の構造がだいぶ見えるようになったので、正しい視点で『THE BEYOND』12話まで見たら、どういう感想になったのかについて考えています。「命の使い道」という言葉に引っかかってラストに納得できずか、『THE BEYOND』10~12話にあるトリガーを踏んで扉をぶち破る、のどちらかのような気がします。


2022年1月4日

「THE BEYOND」第10~12話の初見の感想 その2

 『THE BEYOND』10~12話の公開から1ヶ月半くらいたって、やっと初見の感想を言葉にすることができるようになったので、コツコツ書いていました。


2022年1月3日

 一期DVD 9巻のリーフレットの解説に「蟲」が出てきますが、出典元が判明。出典元を知った瞬間、冲方丁の静かな怒り(一番怖い)を感じました。


2022年1月2日

公開時期

 「書こう」というモチベーションがあるうちにと、「『ファフナー』を一足先に理解した理由」を書いてみた。自分の考えを言葉にすると、今まで見えなかったものが見えてきたので面白かった。

 公開時期は当初、『THE BEYOND』のテレビ放送終了後を考えていたのですが、『THE BEYOND』のテレビ放送が決まる前に、スピンオフが発表されてしまいました。


2022年1月2日

礒山雅「マタイ受難曲」

 以前、amazonの礒山雅『マタイ受難曲』(東京書籍)の商品ページを見た時、『ファフナー』の同人誌を作り終わった後、この本を買ったことを思い出しました。『EXODUS』放送終了後、この本は『ファフナー』を理解する時に必要な資料になりました。一方、バッハはこの後、『ミサ曲 ロ短調』、『ヨハネ受難曲』といった宗教曲にのめり込んでいくことになります。


2022年1月1日

舞台の映像作品

 『リエンツィ』は2021年4月、ベルリン・ドイツ・オペラの公式サイトで行われた期間限定の無料配信で視聴。参考資料として買ったDVDは以下の1枚だけです。


2022年1月1日

参考資料リスト

 あけましておめでとうございます。
 参考資料として買った紙の本は以下の6冊です。