Another Lugh's Chain

2021年7月31日

「EXODUS」~「THE BEYOND」のテーマ

 『EXODUS』で真矢があの道を選んだ理由がわかった。その結果、『EXODUS』~『THE BEYOND』で一騎、総士、真矢に与えられたテーマも判明。ウォーキングしている時にテーマが判明したのですが、泣きそうになってしまいました。


2021年7月30日

腑に落ちる

  一騎「役目を終えたら俺の命をお前にやる」
こそうし「お前の力なんかいるもんか」
『THE BEYOND』第10~12話PV

 やっとこの台詞が腑に落ちました。この台詞を理解するのに、昨年、国会図書館で複写した記事が必要でした。冲方丁には「○○を意識していたのか」と聞いてみたいところです。

 『THE BEYOND』第10~12話の先行上映後、ブログで参考資料を公開する予定です。


2021年7月29日

animus

 今日、解いた古典ギリシャ語の読解問題の文章が、『ファフナー』内での animus のいい説明文になっていた。今後、animus を説明する時は、この文章を使おう。


2021年7月28日

最終回

 冲方サミットを見ているとコミカライズは一期ラストまでやりそうな感じだったので、一期15話で終わったことにびっくりしました。コミカライズは冲方丁が単独で脚本を書いた一期16話につながるところまでは描いたので、コミカライズの役割は一期15話までの補完だったということにしておきます。


2021年7月27日

太陽の牙ダグラム

 『太陽の牙ダグラム』を見終わりました。『ファフナー』を理解してから見たので、すごくわかりやすかった。

 『機動戦士ガンダム』(1979年)で提示した問題に対して『太陽の牙ダグラム』(1980年)、『新世紀エヴァンゲリオン』(1985年)、『蒼穹のファフナー』(2004年)の3作品が挑み、『太陽の牙ダグラム』は答えを提示したが方法を示せず、『新世紀エヴァンゲリオン』は答えを出すことなく退却、『蒼穹のファフナー』は答えにたどり着くための方法を示したといった感じ。

 『ダグラム』は75話と長かったのですが、『ファフナー』もTVシリーズに換算すると70話くらいあるので(64話+56分+93分)、個人とその先にある社会が自己を獲得して、独立する物語はこのくらいの長さが必要なのでしょう。


2021年7月26日

原文

 2021年6月1日に入手した作品を理解する鍵の原文が掲載されている本を借りた。他の公立図書館から取り寄せる場合、コロナの影響で以前よりも時間がかかると聞いていたけど、今年2月に他の公立図書館の本を借りた時よりも時間がかかった。日本語訳が手に入るまで2ヶ月かかったけど、作品の理解度を考えると2ヶ月は大きい。


2021年7月25日

真実

 高橋良輔監督の『太陽の牙ダグラム』(1980年)の前作『サイボーグ009』(1979年)では、「真実」が明らかになった時と明らかにできない時、人間関係が壊れるエピソードが多かったことを思い出した。『太陽の牙ダグラム』では「真実」が明らかになった時、人間関係が変わっていく様子を描いていることから、『サイボーグ009』の一歩先に行った作品になっている。


2021年7月24日

公開

 「無限のクロッシング」についての記事を書いた。公開するのであれば、『THE BEYOND』第10~12話の先行上映前にしたいという気持ちがあるけど、公開するかどうかを迷っている。


2021年7月23日

予告

 『太陽の牙ダグラム』52話の予告の中に「エクソダス」という単語が含まれていました。あと予告を締める言葉は「真実は見えるか」なのです。


2021年7月23日

無限のクロッシング

 「無限のクロッシング」を自分の知っている言葉で表現できるようになったことで、一騎が無限のクロッシングをどう考えているのかがわかりました。これで「役目を終えたら俺の命をお前にやる」(『THE BEYOND』第10~12話PV)と言う一騎の心境にたどり着いたかな。


2021年7月22日

太陽の牙ダグラム

 『太陽の牙ダグラム』を48話まで視聴。6クールは長い。地球連邦を新国連に、デロイアをシュリーナガルに置き換えると、『EXODUS』を新国連の側から竜宮島とナレイン将軍を見ることができるようになります。新国連は一騎とマークザインを旗印にしたものの、その旗印を新国連とは別の道を選んだナレイン将軍に利用されるとは皮肉なものです。あと、高橋良輔監督の作品の主人公は口数が少ないので、一騎を思い出します。


2021年7月21日

無限のクロッシング

 一騎の「無限のクロッシング」を理解したので、自分の知っている言葉で説明できるようになった。「無限のクロッシング」を説明する言葉とは、私が理解するのに長い年月を費やした言葉だった。


2021年7月20日

真実

 『THE BEYOND』のある台詞の解釈が定まらず、どれが真実なのか延々と悩んでいたのですが、やっと答えに到達。毎日『THE BEYOND』第10~12話PVを何度も見て、疑問点の答えを探しているという感じです。


2021年7月19日

伏線回収

 一期でまだ回収していないと思っていた伏線が、すでに回収されていたことに気がつきました。あそこで回収していたのか。やられた!


2021年7月18日

物語の構造

 やっと『EXODUS』と『THE BEYOND』の物語の構造が判明。真矢を理解しないと物語の構造の全貌が見えない作りにになっていたようです。『THE BEYOND』が始まってから私も少し忘れかけていましたが、『ファフナー』は徹頭徹尾、一騎が総士を理解する物語です。


2021年7月17日

「蒼穹のファフナー THE BEYOND」第10~12話PV Part2

 PVの台詞は作品を読み解く鍵になるキーワードを使っているという印象。「同化と破壊」はなかなか答えの見つからない疑問点の一つでした。


2021年7月16日

言葉

 『ファフナー』を理解する際、日本語という言語と向き合うことになったのですが、学校文法は役に立たず、日本語文法の方が役に立ちました。日本語だけでは『ファフナー』で求められる細かいニュアンスを表現することができず、英語と古典ギリシャ語を使用しました。


2021年7月15日

WEBラジオ「蒼穹のファフナー THE BEYOND」#11

 17周年のイベントの配信直後なので、新情報はなし。WEBラジオやイベントを見聞きしているうちに、一騎を演じている人にだけ『THE BEYOND』の一騎の設定を教えた方がよかったのではないかと思うようになりました。


2021年7月14日

「EXODUS」の疑問点

 『THE BEYOND』第10~12話PV内の台詞で『EXODUS』の疑問点が解決。あまりにも予想外の答えでした。


2021年7月13日

祝福

 『THE BEYOND』を見終わった時、視聴者には作品を理解するための鍵が渡されるのですが、やっとその鍵の正体が判明。鍵とは作品から視聴者への祝福でした。視聴者が作品からの祝福を受け入れた時、扉の向こうの世界へ行けるようになります。

 私は2019年11月7日に作品から祝福を受け、2019年11月16日に作品からの祝福を受け入れました。


2021年7月12日

アキレス

 一騎のファフナーの名前がマークツェン改アキレスだった理由がわかった。最終的な答えを知っているので、直感で答えに到達してしまった。

 資料は地元の図書館で電子書籍の貸し出しをしていたので、すぐに読めました。電子書籍は24時間、いつでも借りられるので、すごく便利です。


2021年7月11日

「EXODUS」23話

 『EXODUS』23話の物語構造の分析完了。断片は見えていたけど、全体像がなかなか見えなかった。やっぱり『EXODUS』の疑問点を解く鍵は『THE BEYOND』の中にあるんだなあ。


2021年7月11日

土台

 『太陽の牙ダグラム』の先が気になり、公式配信の先を見始めてしまいました。現在、24話まで視聴。その結果、『ファフナー』の土台になっているのは、70~80年代のサンライズのロボットアニメだと思うようになりました。

 一期は『無敵超人ザンボット3』、『EXODUS』(シュリーナガルの分離独立)は『太陽の牙ダグラム』(デロイアの分離独立)、『THE BEYOND』は『伝説巨神イデオン』と『逆襲のシャア』。


2021年7月10日

場面の意味

  一騎「役目を終えたら俺の命をお前にやる」
こそうし「お前の力なんかいるもんか」
『THE BEYOND』第10~12話PV

 この台詞の意味を考えていたら、予想もしない場面の意味を読めるようになってしまった。その意味があまりにも……だったので、真意を測りそこねています


2021年7月9日

同情と共感

 『EXODUS』で真矢が選んだ道を理解するために必要なものは、真矢に同情するのではなく、真矢に共感することです。


2021年7月8日

あなたは誰ですか?

ルヴィ「あなたは誰ですか?」
『THE BEYOND』5話

 コロナで『THE BEYOND』の公開が伸びた結果、『THE BEYOND』が終わる前に結末を見てしまったので、自分に一番近い『ファフナー』のキャラクターは、物語の世界から一足先に去っていった総士なのだと思います。


2021年7月7日

「蒼穹のファフナー THE BEYOND」第10~12話PV

 『THE BEYOND』第10~12話PVでは、以下の3つの台詞が、残っている疑問点の答えを見つける鍵になりました。

  一騎「役目を終えたら俺の命をお前にやる」
こそうし「お前の力なんかいるもんか」

こそうし「自分を捧げず、手に入れるんだ」

 物語の結末を見てしまいましたが、そこに至るまでの部分の疑問点は多数、残っています。


2021年7月7日

「蒼穹のファフナー THE BEYOND」第10~12話PVの感想

 見た頃の感想をまとめました。PVを繰り返し見ていると感想も変わっていきます。


2021年7月6日

そのさきへ

 2021年7月4日に仮説を捨てた後に見つけた扉の向こうが「そのさきへ」でした。まだ『THE BEYOND』第10~12話を見ていないのに、私の中で『ファフナー』が完全に終わってしまいました。涙が止まらない。『ファフナー』が土台にしている物語の構造を理解していた故の悲劇です。

 私は2019年11月7日に「THE BEYOND」の扉を開け、1年8ヶ月後の2021年7月4日の「そのさきへ」に到着しましたが、次の人がここに来るのは何年後だろう。

 17周年記念特番のインタビューで冲方丁は「作品が完結して、お客さんが見終わって、しばらくしないと、あれってどうだったっけとなかなか言えない」と言っていましたが、『THE BEYOND』第10~12話の公開日である2021年11月5日は、私の中で『ファフナー』が終わってから2年後ということになるので、作品に対する評価は定まっています。そのため、「『THE BEYOND』第10~12話の初見の感想」は2019年11月7日のメモの一部を公開する予定です。


2021年7月6日

構築力

 一期は「ブリュンヒルデ・システムとジークフリード・システムの搭乗者は、『ニーベルングの指環』だとブリュンヒルデとジークフリートではなく、ジークリンデとジークムントなんじゃないの?」と思ったことから、物語の構造を分析し始めたことを思い出しました。


2021年7月5日

17周年記念特番

 17周年記念特番の冲方丁のインタビューをすべて書き起こしました。すぐ読み返せる文字の方が使い勝手がいい。


2021年7月5日

最終章

 『THE BEYOND』第10~12話PVに「蒼穹のファフナー 最終章」の文字があったので書いてしまいますが、実は2019年11月7日に私の中で『ファフナー』は終わっていたのです。そのため、大多数の人と違う視点で物語を見ていました。

 これで肩の荷が一つ下りました。1年8ヶ月にもおよぶ自主的な箝口令はつらかった。


2021年7月4日

 昨日、仮説を捨てた結果、正しい扉が見つかったので、扉を開けました。その結果、長いこと線が引けない点に線を引くことができました。しかし、なんで今日だったのだろう。この後、17周年記念特番を見ます。


2021年7月3日

ダグラムとレイズナー

 YouTube のサンライズチャンネルで配信している『太陽の牙ダグラム』(初見)と『蒼き流星SPTレイズナー』を見ているのですが、『ファフナー』を思い出す場面が多々あります。『蒼き流星SPTレイズナー』は火星を出るまでのテンポが『ファフナー』の一期前半に似ているのですが、本放送時、話が進みが遅いので見るのをやめたことを思い出しました。

 『太陽の牙ダグラム』は配信サイトで全話見る予定。面白すぎる。


2021年7月3日

さらば、仮説

カノン「我々はお前によって世界を祝福する」
『EXODUS』24話

 この言葉の意味を理解した結果、私が2019年11月に開けた扉は正しい扉でなかったことが証明されました。しかし、『THE BEYOND』の一騎を理解するための手がかりを与えてくれました。感謝。


2021年7月2日

マークザイン

 『THE BEYOND』の一騎は自分の意思でマークザインを降りて、美羽に渡したと考えるようになりました。あと、ファフ辞苑6の「マークザイン」の項を再読しましたが、なかなか興味深いことが書いてありました。


2021年7月1日

「THE BEYOND」1、2話視聴

 ここ1ヶ月ほどで作品の分析が一気に進んだので、久しぶりに『THE BEYOND』1、2話を見てみた。レイアウトと色彩の意味がわかると作品の理解度が一気に上がる。一騎の考えていることを理解した上で見ると、予想以上につらかった。