Another Lugh's Chain

2020年10月31日

一期25、26話

 総士 vs イドゥンの全貌を把握したので、一期25、26話を視聴。総士 vs イドゥンを理解した上で見直すと、一期16話で一騎は総士と同じものを見られる位置に立てたのに、また総士ははるか先に行ってしまったことを思い知らされました。

 総士 vs イドゥンを理解するまでに書いた文字数は実に20万字。難しかった。


2020年10月31日

オトメディア

 amazonで注文した『オトメディア』が届いた。記事は『THE BEYOND』7~9話を見た後、読みます。


2020年10月30日

少年漫画

 『ファフナー』は一騎の視点、つまり人類の視点から物語を見ると『エヴァンゲリオン』から生まれた作品に見えますが、この物語を総士の視点、つまりフェストゥムの視点から物語を見ると王道少年漫画に見えます。

 『EXODUS』のマークニヒトの戦闘の描き方に少年漫画の片鱗が見えましたが、『THE BEYOND』5~6話で描かれたこそうし修行編はジャンプの三原則「友情・努力・勝利」の努力するシーンそのもの。もっとも『THE BEYOND』でジャンプの三原則は「家族・努力・勝利」になります。


2020年10月30日

一次創作と二次創作

 行間を読まずに文章を読み、どんな内容でもすべて受け入れる。

 私は子供の頃からこれができたので、本からなんでも学べたんだろうなあ。(日本の小学校の国語ではこれと真逆のことを教えているので、読解力の低下が問題になっている)中学生の時、ある漫画から受けた感動を言葉にしたいと思った時、二次創作ではなくオリジナル(一次創作)作品を書き始めた。

 二次創作は高校生の時、友人から教えてもらいましたが、ギャグしか読めなかった。その後、二次創作も書けるようになりましたが、【二次創作】一期最終回のその後を含め、いずれも原作で描かれなかった部分を書いたものでした。

 『ファフナー』の二次創作はもう一本あり、この二次創作を書いた2019年8月時点での作品理解度がわかる内容になっているので、『THE BEYOND』が12話まで先行上映された後に公開することを考えています。2019年8月に私の中で『ファフナー』は「物語」になっていたんだ(涙)。


2020年10月29日

作品を理解する

 一足先にゴールしてしまった理由は、『EXODUS』放送時にこの作品を理解するために必要なものを8割くらい知っていたから。残りの2割も4年かけて『EXODUS』という練習問題を解くことで理解してしまった。その結果、『THE BEYOND』1~3話を理解したところで鍵を手に入れ、『THE BEYOND』4~6話で足りなかったキーワードをゲット。作品の読み方は『EXODUS』で学習済みだったので、あとはコツコツ作品を読み解いていくだけでした。

 作品を理解するための第一歩は「行間を読むことをやめる」と「作品内で起きたことをすべて受け入れる」です。私は小学生の時から行間が読めず、どんな過酷な内容でも作品内で起きたことは受け入れていました。それ故、二次創作が書けない人でした。


2020年10月29日

「EXODUS」7、8話

 BS11の『EXODUS』7、8話を視聴。完全に物語の構造が見えるようになってしまったので、もう公開できる感想は書けないなあ。


2020年10月28日

冲方丁のインタビューから

冲方 つまりは「一騎と総士というキャラクターはまだ完結してないじゃないか」ということです。
『アニメージュ』2015年3月号

 10月26日に書いたように、一期と『HEAVEN AND EARTH』で一騎と総士の物語は完結していなかった。『EXODUS』と『THE BEYOND』で一騎と総士の物語を完結させるための部分が描かれています。

 

冲方 総士を完結させれば、一騎のことも大分書ききれるので(後略)
『アニメージュ』2015年3月号

 冲方丁の言葉通り、一期の総士を完全に理解したら、島の祝福を受けた後の一騎を理解しつつあります。


2020年10月28日

祝福

 昨晩、寝る直前に最後のヒントにたどり着き、昨日書いた文章のミスを修正したらゴールに到着。9月27日にイドゥンに北極に連れ去られてから、体が同化されるまでに4週間半くらいかかりました(爆笑)。

 これでフェストゥムの祝福を完全に理解しました。感想は「マレスペロ、てめえはダメだ」。一期23話~一期26話で総士が経験したことを、イドゥンと総士の双方の立場に立って考えないと答えにたどり着かないので大変でした。


2020年10月27日

オトメディア

 発売日に買いに行けそうもないので、amazonで予約してしまった。読むのはいつものように『THE BEYOND』7~9話を見た後。


2020年10月27日

1年後の世界

 やっと一期23話~一期26話の総士 vs イドゥンの全貌を把握した。扉を開けてから、ここまでたどり着くのに1年かかりました。コロナでの上映延期がなければ、『THE BEYOND』10~12話公開と同時に作品を理解し終わることになるので、めでたしめでたしだったんだけどなあ。

 一期を振り返ると、物語の筋は通っているけど、冲方も理解していない部分があったので、視聴者にうまく説明できない部分があった。続編を作る機会に恵まれたことで説明する機会が与えられたけど、めちゃめちゃ凝った作品になってしまった。

 『ファフナー』の制作スタッフは作品の終わりがゴールではなく、作品の終わりがスタートになる作品を作りたかったんだと思います。ということは、私は今、たった一人で『THE BEYOND』10~12話を上映してから1年後の世界にいるということになります。一期放送時に自分向きの作品だと思ったけど、ここまで自分向きの作品だとは思いませんでした。

 私は『ファフナー』を理解する上でのアドバンテージを持っていたので、普通とは違う方法で作品を理解してしまいました。そのため、自分以外の人がどうやってこの作品を理解していくのかに興味があります。


2020年10月26日

総士 vs イドゥン ラウンド2

 予想外の部分とつながったので、最終的な答えにたどり着いたと思う。一期23話~一期26話の総士が経験したことを理解したので、今はマークニヒトに乗って、フェストゥムにアンカー打ち込んで根を操り、「同化能力ならこちらにもあるぞ」と叫びたい気分。

 一期終了時点で一騎と総士はともに自分が抱えている疑問点に対する答えをゲットしていない。一期で物語は終わっていなかった。


2020年10月25日

総士 vs イドゥン ラウンド2

 まだ最終的な答えに到達していないと感じて、1週間ほど前から一期23話~一期26話の総士 vs イドゥンに再挑戦。今回は最終的な答えにかなり近いところまで到達したと思う。細部までこだわった設定にただ感心するのみ。確認したい部分があったので『EXODUS』9話のBパートを視聴。


2020年10月24日

国立国会図書館

 抽選予約制なので行きにくくなってしまった国立国会図書館へ行ってきました。今回、閲覧した本は『ファフナー』とはあまり関係なかったのですが、パラパラめくっていたら『ファフナー』を理解する手がかりにになる文章が目に入ってしまった。必要なページはすべて複写してきたので、家でゆっくり読み返そうと思っています。


2020年10月23日

angela「叫べ」

 昨日、配信されたwebラジオで新OPの『叫べ』が流れましたが、聞きませんでした。OPとEDは映像と合わせて聞くのが好きなので、PVで使用している部分以外は聞かないようにしています。


2020年10月22日

beyond

 『ファフナー』の一期はエヴァの模倣から始まり、『HEAVEN AND EARTH』の出典が「創世記(Genesis)」1章1節だったことを考えると、『ファフナー』一期と『HEAVEN AND EARTH』で Genesis Evangelion になることに気がついた。ちなみに『新世紀エヴァンゲリオン』の英題は Neon Genesis EVANGELION である。ということは『EXODUS』でエヴァの影響下から脱出(exodus)して、『THE BEYOND』でエヴァを超えること(beyond)を意味しているのではないだろうか。英語ができる人ならではのタイトルの付け方である。

 確認したいことがあったので「創世記」1章1節をギリシア語で読んでみたけど、知っている単語で構成されている文章だったので読めた。嬉しい。


2020年10月21日

 『ファフナー』は一期終了時、視聴者に鍵を渡さなかったので、一期に扉があることすら気がつかなかった。一期終了時に視聴者に渡し損ねた鍵を『THE BEYOND』で渡すつもりなんだろうなあ。『ファフナー』は台詞ですべて説明してくれる作品とは違い、自分で考えて答えを探して理解していく作品なので、人を選びます。しかし、作品を読み解いていくに従い、目の前の世界が変わっていきます。プルタルコスの「自分の内部で達成した物事は、外部の現実を変えていく」という言葉を思い出しました。


2020年10月20日

人魚姫

 自分の意思で竜宮島に来た来主操の姿は『人魚姫』と重なり、wikipediaで『人魚姫』のあらすじを読んだ。私が知っているのとは違うラストが書いてあったので、青空文庫で『人魚姫』の完訳版を読んだ。私が知っているラストは改変されたものだった。

 人魚姫の姉が人間の世界を見に行った時の話は『STAND BY ME』で描かれたメディテーション訓練を思い出した。人魚姫は風の精に生まれ変わったが、来主操が所属するミールの名前、ボレアリオスはギリシア語の北風の神ボレアース(Βορέας)を思い出させる名前だった。それに加えて、一騎はミョルニアから戦う力を捨てた場合、島の大気となって多くの記憶を司ると言われていたことを思い出した。


2020年10月19日

「蒼穹のファフナー THE BEYOND」力、交渉、取引

 目のつけどころはいいんだけど、なかなかまとめられなかった記事。見直すたびに書き直していました。


2020年10月18日

翻訳

 ノベライズで一騎が真矢に総士の左目を傷つけたと告白するシーンの意味を説明している文章を翻訳した。冲方丁がこの場面で言いたいことを凝縮した文章だなあ。今回は時間に余裕があるので、この作品から引用する文章はすべて自分で翻訳した文章を使う予定。


2020年10月18日

物語と事実

 『ファフナー』は「事実」が「物語」になる作品だが、RUSH『Red Sector A』の歌詞は「物語」が「事実」になった作品である。

 RUSH『Red Sector A』の歌詞は次のような流れから生まれた。

 

 

 

 

 私の中で『Red Sector A』の歌詞が「物語」から「事実」に変わったのは、この曲と出会ってから20年以上後のことでした。RUSHが日本でマイナー且つ英語という壁があったが故の素晴らしい経験でした。数年前、Aがインタビューに応じたので、今は私たちもAの話を読むことができます。


2020年10月17日

「THE BEYOND」2話

 『THE BEYOND』2話を視聴。やっと『THE BEYOND』2話の一騎の感情がわかるようになった。


2020年10月17日

「EXODUS」26話

 BS11の再放送まで待てないので、『EXODUS』26話Bパートを視聴。やっとすべてシーンの意味がわかった。10回くらい見れば、落ち着いて見られるようになるかな。

 『HEAVEN AND EARTH』を見た後、5年ほど封印していた一期25、26話を見られるようになったという過去があるのですが、それと同じことが『EXODUS』26話で起こりました。総士の考えを理解したことで『EXODUS』26話の総士の体が同化され、存在と無の地平線の向こうへ去っていくシーンを直視することができるようになったのです。


2020年10月17日

「EXODUS」5、6話のCM

 『EXODUS』6話開始直前のCMが『鬼滅の刃』だったのにはさすがにびっくりした。


2020年10月16日

「EXODUS」5、6話

 先日『EXODUS』での一騎と総士の祝福を言語化したことで、『EXODUS』5、6話の演出意図が読めるようになり、答えはすべて作品の中にあるという言葉を思い出しました。


2020年10月16日

史彦

史彦「彼女が教えてくれたものは私にもまだ遠い
   一騎にもそれを教えるべきかまだ分からない」
一期13話

 史彦が一騎に紅音のことを話さなかった理由がやっと判明。『ファフナー』は史彦の物語でもあった。

 結論に達したところで、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の公開日を知った。袋小路に入っているエヴァはどういうラストになるのかな。


2020年10月15日

古典ギリシア語

 古典ギリシア語を勉強し始めた理由の一つに、文字を覚えたカノンの気持ちを理解したかったというのもあります。古典ギリシア語だと文字を覚えるところから始めるので、カノンの気持ちを理解するのにはちょうどよかったのです。さらに古典ギリシア語は主語がなくても文章は成立し(現時点で「私」以外の人称代名詞は知らない)、語順も自由なので、日本語を勉強する気分を味わえました。ギリシア語の単語は目にすることが多いので、単なる記号が文字になり、意味のある言葉になった時は感動しました。


2020年10月14日

Amazonプライムセール

 Amazonプライムセールで『EXODUS』BD-BOXと『究極BOX』がセールになっていました。31%引き++ポイント1%還元なので、昨年12月のサイバーマンデーに比べると渋い。

 キンクリ堂の在庫が△なのが気になるところ。『究極CD-BOX』が販売終了したので、『究極BOX』も在庫限りという可能性が高い。


2020年10月13日

「EXODUS」3、4話

 『EXODUS』3、4話の感想をまとめた。1クール終了時で公開できるくらいの分量になるといいなあ。


2020年10月13日

もう一つの扉

 『THE BEYOND』を理解する時に参考にしたXという作品を読み直しているのですが、こっちにも新しい扉が見えたので、中に入ってみた。すると、そこは高校時代の私が望んでいた世界だった。高校時代、これを目指して勉強していたけど、あまりにもハードルが高くて手が届かなかった。『ファフナー』を絶対理解してやるという気持ちと理解するまでは先に進まないというという古典ギリシア語に対する気持ちから、Xという作品の扉が生まれました。

 ということは、古典ギリシア語の勉強し始めたことで、自分が書いている文章の構造も見えるようになったんだろうなあ。古典ギリシア語は日本語とは全く別系統の言語なので(主語がなくてもOK、語順自由という共通点はある)、母国語にまで影響を及ぼすとは思わなかった。


2020年10月12日

「EXODUS」3、4話


2020年10月11日

「EXODUS」1、2話

 一期と『HEAVEN AND EARTH』を消化したので、先に進みます。


2020年10月11日

「EXODUS」の感想

 『EXODUS』の感想は分量が少ないので、公開するのは全話放送が終わった時になるかもしれません。


2020年10月10日

 やっと一期、『HEAVEN AND EARTH』、『EXODUS』、『THE BEYOND』終了時に視聴者に渡される「作品を理解するための鍵」の内容が判明。これを元に2019年11月7日以降のメモを読み返すと、制作スタッフが考えた作品を理解するルートがわかるはず。問題はこの期間のメモはテキストファイルで1.3MBあり、書いた本人が読んでも意味不明の文章が多数あること。


2020年10月9日

5冊の本

 昨年11月以降『ファフナー』の資料として買った5冊の紙本を並べた。この5冊は中高時代に読んだ本と中高時代に出会ったものについての本だった。改めて趣味が変わっていないことを実感。『ファフナー』のネタバレ本が含まれているので書影は載せません。


2020年10月9日

二度目

 私が『蒼穹のファフナー』で描かれているテーマに挑むのは二度目でした。『EXODUS』を見て、理解していない部分を勉強し、『THE BEYOND』を6話まで見た後、物語の全体像が見え始め、理解していない部分を勉強しました。そして、すべてを理解した時、『蒼穹のファフナー』を理解することができました。

 一番の幸運は『蒼穹のファフナー』の全体像が見え始めた時、この時の私が一番必要としていた本である礒山雅『ヨハネ受難曲』(筑摩書房)がこの世に存在していたこと。この本がなければ先に進むことはできなかった。2005年に礒山雅『マタイ受難曲』(東京書籍)を読んだ時、次は『ヨハネ受難曲』の本を書いてほしいと思いました。2018年2月に礒山雅氏の訃報を聞いた時、礒山雅氏の博士論文が『ヨハネ受難曲』だったことを知り、読みたいと思っていたのです。

 ここまで書いた後、ネットを見ていたら以下のエッセイを見つけた。

スヴニール とりどりの肖像  佐々木健一
礒山雅君――研究の引力

 このエッセイに礒山雅『ヨハネ受難曲』の裏話が書いてあった(号泣)。


2020年10月8日

「蒼穹のファフナー」を見直した感想 Part5(BS11)

 これで一期を見直した時の感想は終了です。一期26話を見終わった1週間後に最後の扉を開けたので、なんとか一期の最後まで感想を書くことができました。最後の扉を開けたことで作品の真の姿が見えるようになってしまったので、『EXODUS』の感想を公開するかどうかは未定。

 私はやっと世間では一番評価の高い『RIGHT OF LEFT』が苦手な理由がわかりました。だからこそ、この作品の入門には最適な作品だということもわかりました。


2020年10月7日

復讐劇

 こそうしの置かれている立場は、R・シュトラウスの歌劇『エレクトラ』(原作はソポクレス)だとオレストなんだよなあ。オレストは故郷に戻り、奪われた物を取り返す。ひねってはいるものの、こそうしは復讐劇の主人公ということになり、物語としては古くからある形。


2020年10月7日

「戦翼のシグルドリーヴァ」1話

 『戦翼のシグルドリーヴァ』1話の冒頭3分弱の戦闘シーンを見ていたら、『ファフナー』のシリーズの冒頭を戦闘シーンを思い出してしまった。その後の会議シーンも『EXODUS』の影響を受けたと思われる内容が含まれていました。『エヴァ』の模倣から始まった『ファフナー』が模倣される側になるとは感慨深い。


2020年10月6日

HEAVEN AND EARTH

 『HEAVEN AND EARTH』を視聴。


2020年10月6日

「EXODUS」12巻

 

 このジャケットに込められた意味も読み取れるようになってしまった。能戸総監督は本当に完璧に作品を理解しているんだなあ。


2020年10月5日

一騎の言葉

 私は言葉だけでなく映像も額面通り受け取ってしまう人間であることが判明。なので、このジャケットを見た時の感想は「ネタバレだなあ」であり、それ以上の意味を考えることはありませんでした。

 

 しかし、今はこのイラストから、一騎が物語の中で言葉にしなかった言葉が読み取れるようになってしまいした。


2020年10月4日

アニナビ☆イレブン!

 『アニナビ☆イレブン!』は初回放送翌日に見ていたにもかかわらず、一期25話~一期26話の「総士とイドゥンの戦い」を読み解くことに気を取られ、大した文字数でもないのに、記事を書く精神的な余裕がありませんでした。


2020年10月4日

総士の左目の傷

 『THE BEYOND』3話、こそうしがマークニヒトに乗り、総士がこそうしをバックハグした後、こそうしの左目に傷が浮かび上がるシーンの意味がやっとわかった。なかなか納得できる答えが見つからなかないシーンだった。いやー、すごく難しかった。


2020年10月4日

化石の戦士

 TVKで再放送している『銀河鉄道999』の「化石の戦士」の回を見て、「化石=無機物=死」というイメージなのだと思った。「化石の戦士」は子どもの時に見て、トラウマになった回ということもあり、『ファフナー』で無機物である珪素に命が宿り、生物になることに強烈なインパクトを感じる。


2020年10月3日

皆城総士

 皆城総士がどういう人なのかを理解したところで、皆城総士とこれまで好きになったキャラクターを並べてみたところ、ある共通点が浮かび上がってきた。なるほど、私は子供の頃から男女問わず、皆城総士みたいな生き方をするキャラクターが好きだったのか。それ故、好きになったキャラクターの死亡率も高かった(爆)。


2020年10月3日

冲型フェストゥム

 冲方丁はマジで冲型フェストゥムだった。

 『蒼穹のファフナー』を理解し終わった時、私の13歳の時の望み「Xという作品を理解したい」とこのブログを書き始めた時の望み「自分の思ったことを言葉で、表現できるようになりたい」という望みがかないました。

 X≒『THE BEYOND』だったため、Xと『THE BEYOND』を対比させることで、同時にXと『THE BEYOND』という二つの作品を理解することができました。Xは古典作品なの参考資料が明確な上に、論文も数多く書かれています。

 私は非常に変わったルートで『蒼穹のファフナー』を理解してしまったため、大多数の人が『蒼穹のファフナー』を理解するルートがわかりません。今は自分以外の人が『蒼穹のファフナー』を理解するルートを知りたい。

 私が2019年11月7日に『THE BEYOND』を理解する鍵を手に入れてから、『蒼穹のファフナー』を完全に理解するまで11ヶ月かかりました。これは『THE BEYOND』全12話を見終わった後、物語を理解するためには、かなりの時間がかかることを意味しています。

 後は『THE BEYOND』第7~12話を楽しもうと思います。

 

 『EXODUS』の放送開始から6年弱、『THE BEYOND』を理解する鍵を手に入れてから11ヶ月。いやー、長かった。昨年11月以降、幾度となく制作スタッフに悪態をつき(えっ)、途中で放り投げようと思ったことも数知れず。この後、私にできることは、参考資料のリストの公開と作品の読み方を書くことのみ。


2020年10月2日

一期26話

 『HEAVEN AND EARTH』を見る前に一期26話を見直した。マークニヒトが輸送機からマークザインを引きずり出したところから、マークザインがマークニヒトを封印したところまでの内容をすべて把握。映像と台詞だけでは何が起きているのか、全くわからない。

 総士は最初から竜宮島に帰る気はなく、一騎にために竜宮島に帰る手段を用意した。

総士「ここだ一騎。
   発進する前に艦ごとやられたんだ。
   エンジンが無傷で残っている。
   機体の構造を同化するんだ。
   コントロールをシステムにまわせ。
   離陸した後は僕が操縦する」
一期26話

 一騎が一人で帰れるところまでたどり着いたところで、総士は一騎と別れた。

総士「このまま直進すれば、島に帰れる」
一期26話

 一騎は総士と一緒に竜宮島に帰るつもりだったけど、最初から竜宮島に帰る気のない総士は途中下車してしまったという感じ。一騎と総士の気持ちのすれ違いに気がついてしまい、心が痛い。


2020年10月2日

「EXODUS」の視聴ポイント

 『EXODUS』を見直す際の個人的な視聴ポイントは総士とマークニヒトの関係と里奈。一期25話~一期26話の「総士とイドゥンの戦い」を解読した結果、総士についてより多くのことを知ったので、総士を見る視点も変わるだろうなあ。


2020年10月1日

能動態と受動態

 一期25話~一期26話の「総士とイドゥンの戦い」を考えていたら、ここ数ヶ月の懸案だった「日本語はなぜ受動態を多用するのか」という疑問に対する答えが出た。しかし、答えを導き出した文章は他人には見せたくない内容だった。


2020年10月1日

冲型フェストゥム

 昨日、一期25話~一期26話の「総士とイドゥンの戦い」の結論から導かれる答えを書いていき、『HEAVEN AND EARTH』のラストまで到達。やったー、総士が帰ってきた。『EXODUS』と『THE BEYOND』を理解したことで、一期25話~一期26話の「総士とイドゥンの戦い」の全貌を知ることができたので、一期のアニメと設定資料からこの内容を読み取るのは絶対に不可能! 『蒼穹のファフナー』は冲型フェストゥムを理解する物語。

 フェストゥム側の行動にもすべて理由があり、作品内(一期~『THE BEYOND』)と設定資料で提示された内容を元にたどっていくと、一期25話~一期26話の「総士とイドゥンの戦い」の全貌を知ることができます。『蒼穹のファフナー』は感情や行間ではなく、ロジックで読み解く作品であり、ロジックでこの作品の疑問点を解いていくと、論理的な思考が身につきます。私はここ1年くらいの間に、ものすごくスキルが上がりました。

 解き終わった後の個人的な楽しみは、作品内では書かれていないキャラの本音の台詞を書くこと。今回は一期25話~一期26話の「総士とイドゥンの戦い」時の本編では描かれていない総士とイドゥンの会話を書いて楽しんでいます。