Another Lugh's Chain
2020年9月30日
総士 vs イドゥン
昨日書いた一期25話~一期26話の「総士とイドゥン」の戦いの答えは正解ではなかったので(自分で正解不正解を判別できる)、やり直した。今度は答えに到達したと思う。感想は「イドゥン、てめえ……」じゃなくて「フェストゥムと共存する世界には住みたくないなあ」の一言。あと、「総士とイドゥンの戦い」における冲方丁の中心点と私の中心点がずれていた。『蒼穹のファフナー』での冲方丁の考えを理解するのは大変だ。
今日は初っ端、論理の引き方をミスって、別のキャラクターの考えを読んでしまった。これはこれで『THE BEYOND』7話以降の話を読む時に役に立つけど。
やっと終わったので、『シドニアの騎士』12話と『銀河鉄道999』13話を見ようっと。
2020年9月30日
「蒼穹のファフナー」を見直した感想 Part2(BS11)ネタバレ
起こった出来事を描くだけという形を取っている『THE BEYOND』を理解する方法を解説する記事になってしまいました。
2020年9月29日
総士 vs イドゥン
昨日まで2日間、一期25話~一期26話の「総士とイドゥンの戦い」をイドゥン側から書いて全貌を把握したので、今日は総士側から書いた。結論に達するまで恐ろしい量の文章を書いたけど、寝食を忘れるくらい面白かった。言葉一つの違いで、時間のないフェストゥムの世界に時間が生まれる瞬間を味わった。
「総士とイドゥンの戦い」は自分で答えを見つけた方が絶対に面白く、感動するので、ブログに答えは書きません。
2020年9月28日
総士 vs イドゥン
まだ最終的な答えにたどり着いていないと感じたので、昨日に引き続き、一期25話~一期26話の「総士とイドゥンの戦い」を解読。総士とイドゥンの戦いを知るにはDVD9巻のリーフレットに掲載されている「総士の貫意」が必要。「総士とイドゥンの戦い」の内容の詳細が判明したけど、「私にこんなものを書かせるな!」と冲方丁に抗議したい。あとこの展開はどっかで見たなあと思ったら、『THE BEYOND』を理解する手がかりにしている本に似たようなシーンがあった。
自分の中で一期の疑問点を解消しないと先に進めない。
2020年9月27日
総士 vs イドゥン
『HEAVEN AND EARTH』を見るつもりだったのに、一期23話~一期26話の「総士とイドゥンの戦い」を解読して終わってしまった。アニメでは外から見た事実しか描写していないので、イドゥンと総士の間の戦いの内容を知るのは難しい。
2020年9月27日
総士の左目の傷
今年5月、総士の左目の傷は○○だと思ったので、○○を手がかりにして、総士の左目の傷の意味を理解しました。○○を読んだことのある人は少ないと思う。
2020年9月27日
「シドニアの騎士」12話
『エヴァンゲリオン』のCMの後に『THE BEYOND』のCMが流れていたけど、『エヴァンゲリオン』と『ファフナー』が横に並ぶ作品になったのは感慨深い。
2020年9月26日
一期25、26話
総士は「一騎!」という言葉でしか自分の気持を表現できないので、その様子を見ているだけでつらい。明日、『HEAVEN AND EARTH』でも見ようかな。
2020年9月26日
告白
私が『THE BEYOND』を理解する手がかりにしている本を読み返していたら、ノベライズで一騎は総士を傷つけたことを真矢に告白するシーンに込められた意味が判明。さすがにこういう意味だとは思わなかった。
この本は『THE BEYOND』と同じ根から生まれた作品なので、この本と『THE BEYOND』の既出事項と比較することで、『THE BEYOND』で描こうとしているものを知ることができます。
2020年9月26日
総士とニヒト
来週から『EXODUS』の再放送が始まるけど、総士とニヒトの関係が意味しているものを知ってしまったので、総士がニヒトに乗って戦っているシーンを見るだけで泣きそうだ。
2020年9月26日
「蒼穹のファフナー」を見直した感想 Part4(BS11)
『THE BEYOND』を見て、真矢を理解したことで、一期の真矢の考えを追えるようになりました。順序立ててキャラクターの考えを追うにはドラマCDが必須。
2020年9月25日
意図
マリス「僕を憎め。
そして、僕の憎しみを思い知れ」
こそうし「僕と戦え」
『THE BEYOND』7~9話PV
『THE BEYOND』7~9話PVでマリスとこそうしの言葉が連続している理由を理解してしまった。PVで使う台詞を選んで並べた人は『THE BEYOND』のテーマをよく理解しているなあ。
2020年9月25日
物語のゴール
ネットで感想を読んでいて、物語のゴールがわからないという一文が印象に残った。
一騎「昔、自分なんかいなくなればいいと思ってファフナーに乗った。
なのに、自分がいる理由を探して、ずっと乗り続けた。
選ぶよ
まだ俺にも命の使い道があるなら、それを知るために生きたい」
『EXODUS』24話
一騎自身ですら生きたいと思う理由がわかっていないのだから、物語のゴールがわからないという感想は当然のことなのかもしれない。
『EXODUS』は最後まで見ないと物語のゴールがわからなかったのでストレスを感じていましたが、『THE BEYOND』は早い段階で物語の構造が見え、主人公であるこそうしの物語としてのゴールも見えたのでストレスはほとんど感じていません。確かに物語のゴールである一騎が竜宮島ミールから「生と死の循環を超える命」をもらってまで生きたいと思う理由はなかなかわかりませんでした。
2020年9月24日
メイジャー
メイジャーで購入した『THE BEYOND』7~9話のムビチケが到着。ムビチケは領収書の入っている袋に同封されていました。
2020年9月24日
里奈とこそうし
『EXODUS』1話と『THE BEYOND』5話で、里奈が西尾商店にクーラーを入れない理由が違っています。
里奈「もう、暇だし、暑いし」
里奈「ならせめてクーラー入れようよ」
『EXODUS』1話
里奈「店にもエアコン付けたいのに暉が嫌がって。
体に悪いとか言ってさ」
『THE BEYOND』5話
『THE BEYOND』7~9話PVを見ると里奈の夢の中で里奈とこそうしが出会い、里奈がこそうしと話すことで、こそうしだけでなく里奈も変わるのかもしれない。
2020年9月23日
ファフナーに乗る
当初のプロットで総士は最終決戦でファフナーに乗る予定だったが、プロットが変更されたが、それでも総士は最終決戦に参加しようとしていた。
総士「新国連の最終決戦計画に参加する場合、一騎達と共に戦いたい。
僕がこの島を出るためのコアの許しがほしい」
総士「ジークフリードシステムとファフナーの二重の負荷がかかっても、
18時間は活動できる」
一期22話
長年、一期22話で総士がファフナーに乗れる理由がわからなかったんだけど、やっとその理由が判明。『THE BEYOND』が制作されなかったら、その理由を知ることはできなかった。
2020年9月22日
物語
物語が終わった後、ロスになった人に捧げる言葉。
「だけど、また本を最初から読みはじめれば、みんな帰ってくるんだよ」
ジーン・ウルフ『デス博士の島その他の物語』
2020年9月22日
EXODUS
今年5月、自分の中で一段落した『ファフナー』から少し離れるために、古典ギリシア語の勉強という全く違うことを始めました。古典ギリシア語の勉強を初めてから1ヶ月くらい後、最初の壁にぶち当たった時、『EXODUS』の途中で『ファフナー』に対する気持ちが再燃した理由を思い出しました。
「訳がわからない。でも、絶対に理解してやる」
そう、私は意味不明の『EXODUS』を理解したかったのです。『EXODUS』を理解するのに5年近くかかった結果、いつしか『ファフナー』は自分にとって特別な作品の一つになっていました。
2020年9月21日
ちらし
前回『THE BEYOND』4~6話のちらしの配布が上映1週間前からという極悪スケジュールだったので、今回も上映1ヶ月くらい前から配布だと思っていたのですが、なんと今回はムビチケの発売と同時でした。ということで、劇場まで行って追加のムビチケを購入し、ちらしをもらってきました。
2020年9月20日
一期23、24話
やっと冲方丁が一期23話で視聴者に伝えたかったことがわかった。冲方丁と視聴者の価値観が180度違うので、めまいがしそうだ。冲方丁は一期製作時の経験(制作スタッフとの間にあった価値観の相違)から、一期を180度ひっくり返す、つまりフェストゥムの視点から描くことを思いついたのかもしれません。
2020年9月20日
引退
『EXODUS』で一騎と総士が望んでいたものを文章にしたら(ネタバレ内容が含まれているので、今は書けない)、日本以外の地域における「引退」という言葉の意味を理解してしまった。その結果、バンドの存続を願い、自分が亡くなる前に後継者を指名した Chris Squire (2015年6月27日死去)の気持ちと2018年12月に「Neil Peart はドラマーを引退した」と言った時の Geddy Lee の気持ちを理解することができました。
Neil Peart の訃報を聞いた時 (2020年1月7日死去)、2018年12月の Geddy Lee の言葉は意味がよくわからない言葉になってしまったのですが、その理由は私の「引退」という言葉の意味と Geddy Lee の「引退」という言葉の意味が一致していなかったことにありました。
「引退」という言葉の意味を本当に理解した時、Neil Peart のこの言葉の意味をやっと理解しました。
LEARNING THAT WE'RE ONLY IMMORTAL―
FOR A LIMITED TIME
Rush / Dreamline
2020年9月20日
【蒼穹のファフナー】春日井正浩、諒子、甲洋
それなりの分量になってしまったので別記事にしたのですが、諸事情により公開が遅くなってしまいました。私は今回の再放送で春日井夫妻を理解することができました。
2020年9月19日
メイジャー
メイジャーでの『THE BEYOND』7~9話のムビチケのネット販売は本日の昼に在庫なしになりました。発売回開始から1日半で販売終了したということになります。『THE BEYOND』4~6話の時、販売終了後に販売が再開されることはなかったので、今回も期待薄かな。
2020年9月19日
No pain, no gain(痛みなくして得るものなし)
『ファフナー』を一言で表現するとこの言葉になるのだろう。ただし、『ファフナー』の場合、自分の意思で pain(痛み)ととにも何かを捨てた時、別のものが得る。総士はファフナーに乗ることを諦めた時、一騎と再び一緒にいることができるようになり、真矢への恋心を捨てた時、愛を知った。
2020年9月18日
BS11
BS11で一期に引き続いて『EXODUS』も再放送するとは思わなかった。『EXODUS』は今年2月に見た時とは別の部分で泣きそうだなあ。
2020年9月18日
プレゼン
「『THE BEYOND』をSF作品としてプレゼンする」というお題について考えていたんだけど、この作品を別の視点から眺めることができたので有益だった。
2020年9月18日
ムビチケ
ムビチケは劇場に直接買いに行く時の交通費より、通販で買った時の送料の方が安いので、映画前売券をネットで販売しているメイジャーで購入。『THE BEYOND』第4~6話の時はあっという間に完売したので、販売開始直後(9月18日0時)に購入しました。
2020年9月17日
違和感
昨日、一期22話で長年、違和感を感じていた台詞の答えが出たので、長年、違和感を感じている別の台詞の論点整理したら、答えにたどり着いた。文字にすると考えが整理されるので、答えが見つかる。
2020年9月16日
一期22話
総士と乙姫についていろいろ知ってしまったので、二人がキールブロックで話し合うシーンで泣いてしまった。この後、一期25、26話を見るのがつらいなあ。
最近、書いた記事はどれも長くて、最後まで書くのに根気がいります。
2020年9月16日
「THE BEYOND」第4~6話の感想 Part16
『THE BEYOND』第7~9話の上映日までの日数とそれまでに公開したい記事の数を見た結果、少しペースを上げて公開することにしました。『THE BEYOND』第4~6話の時、最後は時間との勝負になってしまい、つらかったので、前回と同じ轍を踏みたくありません。
2020年9月15日
一期21話
一期21話の剣司が一騎に勝負をするエピソードに感じる男女観の古さの理由を分析した。こういう書き方をした理由を冲方に聞いてみたい。
2020年9月14日
相手を理解する
総士「彼らの世界に触れるには彼ら自身に触れるしかないということだ」
『EXODUS』14話
一騎と真矢だけでなく視聴者にも向けられた言葉でした。視聴者が物語の登場人物の考えを理解するためには、物語の登場人物の価値観を理解する必要があるなのです。ただし、物語の登場人物の価値観を理解した時、自分の価値観も変わる可能性もあります。2019年11月16日にフェストゥムの価値観の片鱗を理解した時の感想が「やっちゃった」でした。そう「もう戻れない」(『EXODUS』24話、織姫)のです。
ここを越えれば相手の価値観を理解できるという時、自分が本当にそこを越えたいのかどうか、一度立ち止まって考えましょうというお話でした。一騎の考えていることがわかるなら、扉の向こうに行ってやるという人が多そうだけど。
2020年9月14日
一期21話
ノベライズも含め、剣司が一騎に勝負をするエピソード周辺の男女観が古いのが気になる。冲方丁にあえて古い価値観で書いたのかどうかを聞いてみたい。
2020年9月13日
言語学
キールブロックの向こう側へ行くために使った最後の道具は言語学でした。一時、部屋には数ヶ国(一度も勉強したことのない言語)の文法書が積み上がっていました。それと同時に日本語の文法の知識も必要だったのですが、ネットで日本語文法のページを読み漁っていました。日本語文法の本を読まなかったのは、自分の知りたいことの書いてある日本語の文法書を見つけるのが難しかったからです。
2020年9月13日
「シドニアの騎士」10話
『THE BEYOND』第7~9話のCMは『ファフナー』21、22話の再放送では流れませんでしたが、『シドニアの騎士』10話の放送時には流れました。
2020年9月13日
【EXODUS】時間
2020年9月12日
「THE BEYOND」第4~6話の感想 Part15
見直していてたら、最後の項目が『THE BEYOND』のネタバレなしの内容だったので、別の記事にした結果、いつもより分量が少なくなりました。分けた記事は明日、公開します。
2020年9月12日
学校
昨日の操の父の続き。ボレアリオス・ミールのコアがこの世に生まれて5年、つまり5歳ということは、生まれ変わったボレアリオス・ミールのコアは衛一郎やフェイと一緒に小学校に通うことになるのかな。
2020年9月11日
子離れ
史彦「彼女が教えてくれたものは私にもまだ遠い。
一騎にもそれを教えるべきかまだ分からない」
一期13話
史彦は一騎が妻(紅音)と同じ道を歩んでしまうことを恐れ、一騎に紅音のことを何も話さなかったのかもしれない。しかし、一騎は史彦のいない場所(モルドヴァとキールブロック)で、日野洋治から母(紅音)の考えを、ミョルニアと溝口から母(紅音)の最後を学び、最終的に母(紅音)と同じ道を歩むことを選んだ。一騎が親になることで史彦は子離れしたが、史彦が子離れできなかった理由は「一騎は失いたくない」と思っていたからなのかもしれない。
2020年9月11日
操の父
能戸総監督のツイートを見て、操の母が容子であるならば、操の父が甲洋なんだと思った。操の精神年齢は連れされる前のこそうしが一緒に遊んでいた衛一郎やフェイと同じ。こそうしは精神年齢は14歳なので、バイトをしたらどんぐりではなくお金がほしいと言うだろうなあ。
2020年9月10日
「THE BEYOND」2話
小田勝『古代日本語文法』(ちくま学芸文庫)を読んだ時にやっと答えが見つかった「『THE BEYOND』2話の食事のシーン」に感じていた居心地の悪さを言葉にしました。このシーンの居心地の悪さをうまく言葉にできなくてずっと悩んでいました
2020年9月10日
最後の答え
最後のヒント本を入手。一足飛びに結論に達してしまったので、巻末の参考文献リストを参考にしながら、今後、資料を読んでいきます。礒山雅『ヨハネ受難曲』(筑摩書房)から始まり、この本にたどり着くまでに読んだ本のタイトルをリストにしたのですが、なかなかおもしろい並びになっています。
2020年9月9日
来主操
『HAEVEN AND EARTH』の来主操について考えていた時、あるキャラを思い出したのですが、作品名が思い出せない。やっと作品名を思い出して、そのシーンを再読。それは妖魔にとりつかれた母の代わりに妖魔の宿主となり、父と戦い、父に殺された胎児。私は来主操に対して「生まれる前に死んでしまった子ども」という印象を持っていたのです。
2020年9月8日
「蒼穹のファフナー」を見直した感想 Part3
2020年9月8日
罪
私が『ファフナー』に夢中になったのは、罪を犯した人間が死ぬのではなく、生きて自らの罪を自覚し、贖う物語だったからである。竜宮島を作った人々は罪を犯し、一騎、総士、真矢も罪を犯した。それでも皆、死を選ばず、生きることを選んだ。『ファフナー』では一貫して「死んで詫びる」という日本の文化とは真逆の思想が描かれています。
2020年9月7日
資料本
先日、図書館で借りてきた本に『ファフナー』の最終的な答えがほとんど書いてあったので、この本を購入。自分ですでに答えを見つけている内容なので、専門家の説明を読んで納得した。あと、私にはうまく言語化にできなかったことも的確な言葉で表現されていました。
2020年9月6日
一期19話~一期20話
2020年9月5日
一期20話
長年、一期20話が泣ける理由がわからなかったのですが、やっとそのプロセスが理解できた。私はこの場面から受け取った情報は以下の4つ。
甲洋が泣いた理由が描かれていないので、私は泣けません。
このシーンで泣いた人は「甲洋は好きな翔子が死んだことを思い出して泣いた」と考え、泣いたのではないでしょうか。しかし、これは見た人の考えであり、甲洋の考えではありません。一期20話を見て泣けると思った人と同じことを『HEAVEN AND EARTH』で里奈がやっていました。
芹「ねえ、あの子達、絶対に何か言おうとしてた。
どうしよう、気になって戦えないよ」
里奈「敵が言うことなんて決まってるし。
嫌いとか憎いとか。
しゃべるまえにやっつけなよ」
事実、フェストゥムが言っていた言葉は里奈の考えとは異なっていました。
芹「なんて言ってるか、やっとわかった」
芹「痛い、助けて、痛い、助けて」
里奈と芹を通して、自分の考え=相手の考えではないことを描いていたのです。
こんなことを書くと「感情がない、フェストゥムと同じじゃないか」と思う人がいると思いますが、ある行動に対する理由を知った時は泣くことが多いです。昨年11月以降、泣きすぎて困っているくらいです。
2020年9月5日
ἐγώ εἰμι
扉を開けるきっかけになった言葉が礒山雅『ヨハネ受難曲』(筑摩書房)で見たギリシア語の ἐγώ εἰμι なのが面白い。この言葉から Google と amazon を使って芋づる式に本と資料を読んだ結果、扉を開けて、キールブロックの向こうへ行ってしまった。ἐγώ εἰμι を日本語にすると「私はいる」、「私は存在している」となり、一期26話のイドゥンの叫び声「私はここにいる」を思い出します。
2020年9月5日
本
これなら『ファフナー』のことを思い出さずに読めるだろうと思って借りてきた小田勝『古代日本語文法』(ちくま学芸文庫)もダメだった。10ページくらい読んだところで、『THE BEYOND』2話の食事のシーンに感じていた違和感に対する答えが頭に浮かんでしまった。
2020年9月5日
追記
「マリスを理解する言葉」はすでに『ファフナー』の台詞で使われています。
2020年9月4日
本
エッセイ、評伝、はては学術論文を読んでいても、『ファフナー』の答えが見つかるので、ゆっくり本が読めません。
2020年9月4日
言葉
昨日、見つけた「マリスを理解する言葉」ですが、私はその言葉を13歳の時に知り、その意味を理解する手がかりを掴むのに7年かかりました。そのくらい難しい。その言葉を知った物語(マリスと同じポジションのキャラクターがいる)の感想を思い出してみると、マリスに対する感情は一変した。「マリスを理解するのは無理だし、許せない。あんたのせいで人が死んだじゃん」となり、多くの人がマリスに感じている感情と同じになりました。しかし、こそうしと同じくらいの年齢の時に『THE BEYOND』のテーマを表現する言葉を知ったんだなあ。自分で言うのもなんですが、恐ろしいほど若かった。
こそうしの生まれた場所を眺めつつ、『ファフナー』は「悟らない」と理解できないということか。
2020年9月3日
マリス
ある本を読んでいたら(『ファフナー』の資料としては読み始めた本ではない)、マリスを理解するキーワードをゲット。これだったのか。
2020年9月3日
己を知る
私が『ファフナー』を一足先に理解してしまった理由の一つに「総士&こそうしと同じ経験をした」というのがあります。「この現実世界に総士&こそうしと同じ経験をした人がいるんですか?」という問いに対して、今はネタバレになるので具体的なことは言えませんが、「自分が経験したものは総士&こそうしと同じだった」と答えます。私にとって『ファフナー』を理解することは己を理解することだったのです。
2020年9月2日
一期17、18話視聴
また、ネタバレの境界線がわからなくなり、どこまで書けるのかを悩むパターンに陥ってしまった。一期17話を見た後、『EXODUS』のあるシーンの意味がわかり、そのシーンを見直して一人で笑い転げていました。
2020年9月2日
「HEAVEN AND EARTH」キービジュアル
長年、このキービジュアルをどう解釈すればいいのかわからなかったのですが、やっと答えを見つけました。この時の一騎の気持ちをやっと理解できたような気がします。
2020年9月1日
キールブロック
カノン「もういかないといけないんだ」
『EXODUS』18話
今の気持ちを代弁する台詞はこれですね。これまで半開きの扉からキールブロックの向こうの世界をのぞき見していたのですが、2020年8月29日に出した答えが正解だったようで、やっと扉が開き、キールブロックの向こう側へ行けたという感じです。その結果、これまでわからなかった部分の答えを手に入れました。コロナ渦がなければ、『THE BEYOND』第9~12話の先行上映とほぼ同時に作品を理解し終わったのだと思います。ちょっと残念。
私が一足先に『ファフナー』を理解してしまった理由は、一騎、総士、真矢、カノンが象徴しているものをある程度、理解していて、『ファフナー』を読み解くことで自分のものにしてしまったからです。
この状態で一期17話以降を見るとどうなるのかな。