Another Lugh's Chain

2021年5月31日

演出

 オペラは毎回、台本を読んでから舞台を見ていたのですが、ものすごい演出の勉強になっていたんだなあ。しかも、オペラは同じ演出の舞台を2回見ることはないので、毎回、演出家との真剣勝負です。


2021年5月31日

マリスの台詞

 マリスの「絶望」、「もう伝わってる」、「地獄へようこそ」あたりの台詞が、冲方丁の言葉に聞こえることがあります。


2021年5月30日

マレスペロの考え

 人類はマレスペロがアルタイルを手に入れて、何をしようとしているのかわからないが、視聴者もマレスペロがアルタイルを手に入れて、何をしようとしているのかを知らない。つまり、視聴者も作中の人類と同じ立場に立って、作品を見ることを求められているということになります。ただし、視聴者には製作者からマレスペロの考えを理解する鍵が与えられているので、作品を読み解くことができる人はマレスペロが考えを知ることができます。


2021年5月30日

続・心の動きと行動

 私は映像作品が苦手な人間なので、どこで心の動きを行動で表現するという手法を学んだのか、という疑問が浮かびました。これを教えてくれたのはフランスの演出家、パトリス・シェロー(1944~2013)の舞台でした。ワーグナーの楽劇『トリスタンとイゾルデ』の台本にはイゾルデの死因は描かれていないのですが、シェローはイゾルデはケガをしていたので、トリスタンの後を追うように死んだという演出を行いました。DVD/BDのジャケットにはイゾルデが頭から血を流しているラストシーンが使われています。

 シェロー演出の舞台は一度だけ見たことがあるのですが(ベルクの歌劇『ヴォツェック』)、舞台上の緊張感が凄まじかったです。遺作となったR・シュトラウスの楽劇『エレクトラ』も素晴らしい舞台でした。


2021年5月29日

「THE BEYOND」9話視聴

 『THE BEYOND』は見ている途中で謎がかなり解けた結果、キャラクターの意思が見えるようになり、作品がくっきりとしてきました。また、物語の構造もだいぶ解明されたので、『THE BEYOND』でやろうとしていることが明確になりました。

 ブログのネタが1本できたので、これから書きます。


2021年5月29日

心の動きと行動

 一期の脚本を分析した結果、一期前半の脚本が弱いのでわかりにくいのですが、一騎が総士を理解したように総士も一騎を理解した。だから『HEAVEN AND EARTH』のラストで一騎と総士はしっかりと握手をした。

 普通、心の動きとそれを説明する行動が一致しているのですが、『ファフナー』は心が動いた時にそれを説明する行動を描いていない時があります。キャラクターの心が動いた瞬間を理解すると、心の動きを表現している行動が見えるようになります。


2021年5月28日

「THE BEYOND」8話視聴

 こそうしと美羽、零央と美三香、剣司と咲良のペアは間接的にせよ触っていたが、一騎と真矢は一切触っていなかった。この中で心理的な距離が一番空いているのが一騎と真矢だったのかもしれない。


2021年5月28日

マレスペロ

 やっとマレスペロの考えていることがわかった。2019年5月、『THE BEYOND』1~3話を見た時、頭に浮かんだ言葉がマレスペロを理解する鍵だったけど、なかなか読み解けなかった。答えを求めて、本を読み漁りました。


2021年5月27日

「THE BEYOND」7話視聴

 一騎が考えていることとレガート、セレノア、マリスがどういうキャラクターなのかを理解したことで、キャラクターの輪郭がくっきりと見えてきました。以前から思っていたことですが、『THE BEYOND』では一騎が一番難しい役だと思います。


2021年5月26日

「THE BEYOND」6話視聴

 一期では真矢が総士の言葉を否定していましたが、『THE BEYOND』では真矢の言葉が否定されています。


2021年5月26日

作品を理解する方法

 私が『ファフナー』を理解するためにやったことを時系列順にまとめてみました。

  1. 2015年3月:作品の感想をブログに書き始めました。
    自分が理解したことしか他人に説明できないので、勉強になりました。
     
  2. 2015年3月~4月:アニメとドラマCDの台詞を全部、書き起こしました。
     
  3. 2015年9月:ネットで人の感想を読むのをやめました。
    『EXODUS』16話~17話のカノンのように、一人で作品と向き合いました。人の感想が読めるようになったのは、2019年11月の『THE BEYOND』4~6話先行上映後でした。
     
  4. 『EXODUS』放送終了後:一次資料を集めました。
    ここで言う一次資料とはアニメ、ドラマCD、ノベライズ、DVD/BDとCDのブックレット、パンフレット、公式サイト、雑誌の記事を指します。雑誌の記事で入手が難しいものは図書館を使いました。なお、手に入らなかった一次資料は存在しないという扱いをしました。
     

 作品を分析するためには、一次資料を一通り手元に揃える必要があるので、これまで出した資料をまとめたものが出ないと厳しいと思います。『究極BOX』と『究極CD-BOX』には過去のブックレットをすべて再録してほしかった。


2021年5月25日

「THE BEYOND」5話視聴

 こそうしは美羽の記憶を元にして作られた竜宮島で暮らしていたので、海神島では遠見家で暮らすのがベストだった。ご飯は偽竜宮島で食べていたのと同じ味だし。


2021年5月25日

知っている

 『EXODUS』は大きな力を封印し、次作の主人公の名前を発表して終了。続く『THE BEYOND』では主人公の子供時代は一切描かれず、成長した姿で登場して物語が始まるという一連の流れは見たことのある展開でした。これが多くの人と見る視点が異なる理由の一つだと思います。

 また『THE BEYOND』のこそうしの物語(一つではない)、真矢の物語を知っていて、後は一騎の物語を理解するだけだったので、私には理解しやすい物語でした。そして、一騎の物語を理解した時、『THE BEYOND』の全体像が見えるようになりました。


2021年5月24日

「THE BEYOND」4話視聴

 アルヴィスの考え方がなかなか掴めず、悩んだ回でした。『THE BEYOND』の真矢の考え方がわかったので、今回は真矢の言動と行動をよく見ています。


2021年5月24日

一期と「THE BEYOND」

 一期は作家が初めてアニメの脚本を書いた作品だったので言葉で説明した。それから15年、映像の力の使い方を学んだ作家は『THE BEYOND』で映像の力をフルに活用した脚本を書いた。ということで、最近はスクリーンショットを並べて、作品を分析しています。


2021年5月23日

「THE BEYOND」3話視聴

 『THE BEYOND』の一騎と真矢の考えを理解したことで、一騎と真矢の台詞の裏にある真意がわかるようになりました。


2021年5月23日

ビリー

 『THE BEYOND』の真矢を理解した後、自分の経験と照らし合わせることで、溝口がビリーを撃った理由がわかりました。やはり『EXODUS』の終盤で意味不明の部分は、『THE BEYOND』を最後まで見ることで、理解できる作りになっています。


2021年5月23日

望み

生徒A「お前も自分の気持ちに、けり、つけとけよ。
    義務教育の世界にいられるうちにさ」
  僚「(笑うように)……どんな気持ちをさ」
生徒A「好きな相手に告白するとか、なんでも良いさ。
    心残りってのは最悪だ、きっと」
『RIGHT OF LEFT』

 一期終了後、自分で一騎と総士の物語のラストを書いたこと、『HEAVEN AND EARTH』で自分の望み(迫力のある戦闘シーンが見たい)がかなったことで、自分の中でケリをつけました。

エメリー「私たちのミールは、争う術を捨てました」
『THE FOLLOWER』

 自分の中でケリをつけたことで、期待しなくなりました。その結果、『EXODUS』と『THE BEYOND』では作品を理解することに注力できました。


2021年5月22日

「THE BEYOND」2話視聴

 アイを失ったミツヒロ=こそうしを失ったフロロであり、ミツヒロと同じくフロロも愛した人を奪われたことによって、憎しみという感情を知ってしまった。

 偽竜宮島の作られた平和を一番享受していたのはこそうしとフロロだと思います。


2021年5月22日

「THE BEYOND」の一騎

 図書館から『THE BEYOND』の一騎の物語のベースになっている物語を借りてきました。文庫で100ページくらいなので、1時間半くらいで読み終わりました。『THE BEYOND』でのアレンジが楽しみです。


2021年5月21日

「THE BEYOND」1話視聴

 『EXODUS』26話は総士の物語の最終回で、『THE BEYOND』1話は『EXODUS』の一騎と真矢の物語の最終回なので、『THE BEYOND』1話が『EXODUS』の実質的な最終話ということになります。


2021年5月21日

「EXODUS」のテーマ

 やっと『THE BEYOND』の対になる『EXODUS』のテーマがわかった。『EXODUS』のテーマは『THE BEYOND』を理解しないと答えが出ない作りになっていた。このテーマに関しては『THE BEYOND』の方がわかりやすかった。


2021年5月20日

「EXODUS」25、26話視聴

 第四次蒼穹作戦は意味不明の台詞とシーンが数多くあるのですが、『THE BEYOND』を理解したら意味のわかる台詞とシーンに変わった! ラストの総士の台詞も腑に落ちて終了。見終わった時、初めてすっきりとした気分になりました。

 昨日も書いた通り、ゴールがどこにあるのかもわからず、道なき荒野をひたすら歩いてゴールにたどり着いたので、とにかく疲れました。

 この後は引き続き『THE BEYOND』を見ます。


2021年5月20日

WEBラジオ「蒼穹のファフナー THE BEYOND」#9

 新情報はありませんでした。


2021年5月20日

答え合わせ終了

 『THE BEYOND』の答え合わせ終了。3ヶ月半で答えを出し、その答えを1年3ヶ月かけて確認しました。私は『蒼穹のファフナー』から「人に教えられるのは、自分が理解したものだけ」ということを学びました。『THE BEYOND』第10~12話先行上映後に参考資料を公開する予定ですが、今は冲方丁のコメント待ち。

 今の率直な感想は「二次創作をしている人は作品に描かれている事実と自分の願望がごちゃまぜになっているので、まず作品に描かれている事実と自分の願望を分けなければならない。作品を理解するのは大変だろうなあ」です。


2021年5月20日

【蒼穹のファフナー EXODUS】あやまる

 実質『EXODUS』13話の感想。見直している時は気になる点をメモしているのですが、少し考えると答えに到達してしまうので、なかなかブログのネタにできません。


2021年5月19日

「EXODUS」24話視聴

 疑問点がすべて解消されているので、引っかかる部分がなく、話に集中できました。『EXODUS』を楽しんで見られるようになったけど、ここに来るまでの道のりが大変すぎた。


2021年5月19日

作品X、エヴァ、ファフナー

 『作品X』、『新世紀エヴァンゲリオン』、『蒼穹のファフナー』の3作品を並べて分析。一騎が主人公のままだと、『ファフナー』も『シン・エヴァ』と同じところで終わってしまうのですが、主人公を総士とこそうしに変えることで、『ファフナー』は『作品X』と同じ結末にたどり着くことができました。めでたしめでたし。


2021年5月18日

「EXODUS」23話視聴

 『EXODUS』以降、作品内の価値観がひっくり返ったことで、この言葉が呪いになってしまった。

乙姫「あたしもデータを変えました。
   真矢は、まだ早いと思ったから」
一期18話

 『EXODUS』22話後半~23話で一期13~17話の一騎と同じことをしている真矢は、必死でみんなに追いつこうとしているように感じてしまいました。しかし、剣司と咲良のように結婚して、次のステージに行った人もいるので、5年の遅れを取り戻すのは大変。


2021年5月18日

嵐、来たりて

 『THE BEYOND』の一騎の物語のベースになっている物語がわかったことで、『THE BEYOND』10話のタイトル「嵐、来たりて」の意味が判明。これはちょっと難しかった。これで現時点で公開されている『THE BEYOND』第10~12話の情報(キービジュアルとサブタイトル)を、すべて読み解きました。

 『THE BEYOND』の一騎の物語のベースになっている話は、そのうち読もうと思っていた話でした。図書館で本を借りて読みます。


2021年5月17日

「EXODUS」22話視聴

 シュリーナガルの住民の考えがわかったことで、『EXODUS』でのシュリーナガルの住民の描き方を肯定することができました。

 『EXODUS』22話後半から『EXODUS』23話は、父を知らない真矢が、父の本当の姿を知る物語。


2021年5月17日

桔梗

 真矢の考えを理解したことで、『EXODUS』21話、真矢が誕生日プレゼントとして翔子と一騎に桔梗を渡すシーンの意味がわかりました。その結果、『THE BEYOND』8話の真矢の台詞、「あたしも母のようになりたいと思いました。難しいことですけど」の真意が読めたことで、真矢は理解し終わりました。


2021年5月16日

「EXODUS」21話視聴

 初見時、総士の左手の同化結晶を見た時、心に激痛が走ったことを思い出しました。総士は『EXODUS』1話冒頭で「君がこれを聞くとき、もう僕はこの世にいないだろう」と言っていたのですが、私の覚悟が足りませんでした。


2021年5月16日

想定外の客

 私は2004年の時点で、『ファフナー』がベースにしている物語(複数)の構造とテーマをある程度、理解していた人間なので、『ファフナー』の視聴者としては想定外の客だと思います。

 『THE BEYOND』1~6話まで見た段階で、物語の構造と登場人物の考えをある程度、理解してしまったので、『THE BEYOND』7話以降はものすごく出来のいい、原作付きアニメを見ている気分です。


2021年5月16日

真矢の考えと望み

 一騎と真矢の関係のベースになっている物語がわかったことで、真矢の考えと望みを理解することができました。真矢の考えと望みをすべて文字にしたことで、真矢を理解し終わりました。これは私が真矢が苦手な理由を文字にすることを意味し、その結果、私が真矢を苦手だと感じる理由がわかったのですっきりました。


2021年5月15日

「EXODUS」20話視聴

 初見時はストレスが溜まっていて、この回のラスト、アルゴス小隊が窮地に陥るシーンがストレスを発散になったことを思い出した。今となっては懐かしい記憶。


2021年5月15日

一騎と真矢

 一騎と真矢の関係のベースになっている物語も判明。その結果、真矢の考えていることがわかりました。真矢は○○だと思っていたのですが、その直感は当たっていました。


2021年5月15日

疑問点

 昨晩『EXODUS』19話を見て、一晩寝たらこの台詞の意味がわかった。

総士「人類が知る限り、この宇宙で存在が無にのまれても、
   存在した情報は失われない。
   無と存在の狭間にある事象の地平線は、
   存在があったという情報の分だけ広がる。
   地平線のこちらに無はなく、あちらに存在はない。
   ミールとフェストゥムは未知の物理法則で
   地平線のエントロピーを得る無の申し子だ。
   僕は彼らの地平線と交わり、彼らの調和で再び存在を得た」
『EXODUS』14話

 つまり『THE BEYOND』を最後まで見てその内容を理解すると、『EXODUS』の疑問点が解決するという作りになっているのです。


2021年5月14日

「EXODUS」19話視聴

 フェストゥムを理解したら、甲洋の置かれている状況が理解できるようになった。


2021年5月14日

一騎の祝福

 ずいぶん前に答えを出していた一騎の祝福が正解だったことを確認した。その結果、一騎と総士の関係のベースになっている物語が判明。なんてこった。それは中3の時、一番夢中になっていた物語だった。当時、総士の立ち位置にあるキャラクターに感情移入していたので、総士に惹かれたのも当然か。

 実は数日前、この物語を読み返し、その時、『ファフナー』との類似点に気がついたのですが、さすがに物語のベースの一つになっているとは思いませんでした。


2021年5月13日

「EXODUS」18話視聴

 昨年秋に見た時よりも引っかかる台詞が多かったので、『THE BEYOND』は『EXODUS』18話からから始まっていると言ってもいいのかもしれない。


2021年5月13日

答え合わせ

 2020年2月に書いたメモを検証。『THE BEYOND』7~9話の情報が追加されているので、作品の理解度が上がっていた。総士の考えを理解しないと、『EXODUS』以降の一騎の考えが理解できないという構造はひどい(褒め言葉)と思います。


2021年5月13日

マークアレス

 『THE BEYOND』7~9話のキービジュアルのマークアレスを見た時、ザルヴァートル化したマークニヒトだと思った理由がやっとわかった。『ファフナー』は初見時に本質を見抜いてしまうので、毎回、理由を探しまわることになる。


2021年5月12日

「EXODUS」17話視聴

 昨日の話の続き。カノンは一騎の過去を一切知らないので、一騎の本当の姿を見ることができた数少ない人なのだろう。


2021年5月12日

一騎

 『THE BEYOND』7~9話の一騎が考えていることを文章にした。すごい作り方をしているので、ただひれ伏すのみ。

 物語の構造がややこしすぎて、作品を理解した道順を人に説明できなくなってしまったので、多分、作品を理解する道順は人によって違うのだろう。


2021年5月11日

「EXODUS」16話視聴

 カノンは一期では総士との共通点が多いキャラだったのですが、『EXODUS』では一騎との共通点が多いキャラになっていた。一騎とカノンの違いを考えていたら、二人の決定的な違いは脳内で『ポプテピピック』のポプ子とピピ美の姿で再現されてしまった(笑)。

 カノンの目に写っていた一騎は、総士の左目を傷つけなかった一騎が成長した姿だったのかもしれない。カノンにとって一騎は罪な男である。


2021年5月11日

1年間

 1年前に書き始めたものの、うまくまとめることができず、放置していた記事の答えが見つかった。アプローチはよかったけど、一歩先が見えなかった。惜しい!


2021年5月11日

欠点、利点

 ネタバレを知ってしまった欠点は、最後まで純粋に物語を楽しめなかったこと。利点は、こそうしと美羽の立場に立って「みんなが望む未来にたどり着くために、自分は何をすべきか」という問いについて熟考したこと。なかなかこういう思考トレーニングはできないので、貴重な経験をすることができました。


2021年5月10日

「EXODUS」15話視聴

 一騎と真矢が誰かの命令ではなく、自分の考えで行動し始めた回。真矢は『THE BEYOND』8話で答えを出していたが、今のところ、一騎の答えは示されていない。


2021年5月10日

ザルヴァートル化

 マークアレスとマークニヒトがザルヴァートル化した時の様子と『RIGHT OF LEFT』から『EXODUS』にある同じような状況の画像を並べて見ていたら、いろいろ謎が解けてしまった。


2021年5月9日

「EXODUS」14話視聴

 4月頭にシュリーナガルの住民の考えがわかったので、ストレスなく見られるようになりました。物語を見る時、キャラクターが何を考えているのかわからないというのが、一番ストレスになります。この後のことを考えると、故郷を追われたとはいえ、ダッカを目指して進んでいる時期はまだ幸せだった。


2021年5月9日

蒼穹の彼方

 『THE BEYOND』第12話のタイトル「蒼穹の彼方」の意味が判明。あと。第11話のタイトル「英雄、二人」の読点ですが、初見時の意味で合っていたことを確認しました。

 自分の中で『THE BEYOND』がどんどん終わっていく……。


2021年5月8日

「EXODUS」13話視聴

 フェストゥム側から物語を見られるようになったことで、SDPが理解できるようになり、その結果、竜宮島側の物語をストレスなく見られるようになりました。


2021年5月8日

記事

 昨年、資料集めしたネタをやっと形にした。資料を全部そろえて、後は書くだけの状態だったので、自分の中で『THE BEYOND』が終わらないと書けない内容だったようです。


2021年5月7日

「EXODUS」12話視聴

 キャラクターの関係性がわかると納得できる描写が多い回でした。ラストの総士のモノローグはこそうしの視点で聞いています。


2021年5月7日

「THE BEYOND」第10~12話キービジュアル

 『THE BEYOND』第10~12話のキービジュアルの意味を理解した。真矢は「見るだけではない。この手で触れてやる」(『EXODUS』16話のカノンの台詞)をやる勇気がなかった人という印象。


2021年5月7日

真矢

 アニメ様365日[小黒裕一郎]第455回 「逆襲のシャア友の会」(前編) から 第471回 大人にならなかったニュータイプ を読んだ後、『ガンダム』のアムロ、シャア、ララァ、『エヴァンゲリオン』のシンジ、ゲンドウ、レイ(ユイ)、『ファフナー』の一騎、真矢、総士を並べて比較してみたところ、真矢はシャアとゲンドウのポジションにいるキャラクターだということに気がついた。すると、『EXODUS』と『THE BEYOND』の真矢の言動と行動が腑に落ちた。


2021年5月6日

「EXODUS」11話視聴

 絵の見方がわかると、鏑木家のシーンはよくできている&写真の使い方がうまい。写真と言えば、『THE BEYOND』まで来ると、一期3話で撮った集合写真の持つ意味がずいぶん変わったなあ。


2021年5月6日

一騎を理解する

 『EXODUS』開始前までの総士の考えを完全に理解しているのが、『EXODUS』以降の一騎である。そのため、視聴者は『EXODUS』開始前までの総士を理解しないと、『EXODUS』以降の一騎を理解することができない。冲方丁は視聴者に対して、一騎と同じように総士を理解するという体験をさせようとしているのです。


2021年5月5日

自己啓発セミナー

 2019年11月以降、『ファフナー』の感想を書いている時、何度となく自己啓発セミナーを受けている気分になったことを思い出しました。そう感じた理由は、自分の人生経験と『ファフナー』が重なるから。


2021年5月5日

「EXODUS」10話視聴

 あるシーンの印象が昨年秋に見た時とは別物になった。今回、一騎の視点で見ているのですが、ネタバレになるので感想が書けない。


2021年5月5日

「EXODUS」の台詞

 『EXODUS』を見直しながら、初見時にクエッションマークの浮かんだ台詞をまとめているのですが、予想以上に疑問を感じた理由がバラバラだった。一番多いのが回収されていない台詞で、次いでキャラクターに合わない台詞でした。


2021年5月4日

疑問

 2019年11月から「なぜ一期26話から『THE BEYOND』1話ラストに直結できるのか」という疑問を抱えていたのですが、やっとその理由が判明。一騎の視点で『ファフナー』を見られるようになった時に答えがわかる疑問点でした。


2021年5月4日

「EXODUS」9話視聴

 ミツヒロがアザゼル型ロードランナーを見た時の台詞とセレノアがマークアレスを見た時の台詞が似ている。

ミツヒロ「怪物め」
『EXODUS』9話

セレノア「化け物め」
『THE BEYOND』7話

 

 あと、ミツヒロの「そうだ。あれがザルヴァートルモデル。父が作ろうとした、人類救済の力」という台詞の意味も理解した。


2021年5月4日

『THE BEYOND』第10~12話の初見の感想

 2019年11月7日の時点で『THE BEYOND』第1~3話しか公開されていないので、間違っている部分があるとはいえ、この日のメモが『THE BEYOND』第10~12話の初見の感想になるんだろうなあ。


2021年5月4日

旅の終わり

 私は10代前半、『ファフナー』と全く同じ問題を問いかけられ、以後、その答えをずっと探し続けていました。その答えにたどり着いた直後の2019年11月、『ファフナー』を理解してしまったのです。問題は『THE BEYOND』が終わっていないので、2019年11月に書いた答えが正しいのか、まちがっているのかを判断できないこと。以後、自分が書いた答えを、自分で確認する作業をしていました。

 答えを確認する作業とは、一度通った道を再び通ることでした。そのため、過去に読んだ本と読めなかった本を読んだ上で、足りない知識を補うために本を読みました。資料を探す作業に一番威力を発揮したのが、インターネットでした。昨年6月あたりから、一発でほしい資料にたどり着くという検索精度を誇っていました。

 答えを確認する作業が終わったということは、『ファフナー』を理解し終わったことを意味しています。


2021年5月3日

「EXODUS」8話視聴

 カノンの考えとカノンと一騎の関係を分析した直後なので、8話ではカノンに注目して見ていた。


2021年5月3日

ルート

 一騎を理解したことで、『ファフナー』を理解するルートが確定した結果、ネタバレの範囲も確定。この1年半、どれがネタバレになるのかわからず、文章を書いた後、ネタバレに悩んでいたので疲れました。

 『ファフナー』は本を読んで理解することができ、ロジックで物語を読み解く力がある人が、一人で理解できるように作られています。一人でも多くの人にこの物語の本当の姿を見てほしい。


2021年5月2日

「EXODUS」7話視聴

 一騎と総士の関係を理解した上でフェストゥムの視点で見ると、これまで見えなかったものが見えるようになった回だった。その結果、『EXODUS』12話と同じように、感想を一言でまとめられるようになった。


2021年5月2日

一騎を理解する

 一期の本放送時から、総士の視点で物語を見ていた私に与えられたミッションは、一騎を理解すること。2019年11月、「一騎の視点から見た『ファフナー』」というメモを書いたのですが、やっとこのメモが正しかったことが証明できた。その結果、『THE BEYOND』7話、ザルヴァートル化した後、存在と無の地平線に行った一騎が見た総士の姿を、視聴者に見せなかった理由も判明。

 一騎の視点から『ファフナー』を見ると、私が高校時代に偏愛した小説と同じ構造の物語になるので、『THE BEYOND』が終わった後、『ファフナー』を理解する手がかりとして、この小説を紹介することにします。


2021年5月1日

「EXODUS」6話視聴

総士「ぼくはコアの言葉に従う。
   ずっとそうしてきたように」
一騎「行くよ、俺も 総士「一騎」
一騎「お前が行くなら、俺も行く」
『EXODUS』6話

 一騎が即決したように見えるシーン。しかし、一騎はカノンに「たくさん考えたんだ。たくさん迷った」と言っているように、一騎は織姫から「あなたはどう世界を祝福するの」(『EXODUS』4話)と言われた時からずっと考えていた。そのため、一騎にとっては熟考した上で出した答えでした。


2021年5月1日

一期1~6話の疑問点

 やっと一期1~6話で最後まで真意を測りかねた場面の意味を理解することができた。その結果、一期1~6話でうまく描けていないと感じた部分は、すべて続編で補完したことが確定。続編が作られることがなければ、一期1~6話の疑問点は永遠に解決しなかったと思います。


2021年5月1日

日本語と英語

 ある台詞の副詞的表現を英語にするとどうなるのだろうと思い、辞書を引いて調べた。その後、深い意味もなく、この台詞を英訳したところ、なんとこれが探していた答えだった。やっぱり、台詞の中に答えがあった。冲方丁が英語で書いていたら、見た瞬間、探していた答えだとわかってしまうことを考えると、日本語の曖昧さをうまく利用しているなあ。