Another Lugh's Chain

2020年3月31日

SFが読みたい2004年版

 地元の図書館はネットで予約した本の貸し出しと返却のみ可能なため、図書館で借りました。2004年春、冲方丁は『ファフナー』の原作を担当するけど脚本は書かない、と聞いて『ファフナー』をスルーしたのですが、このインタビュー記事を読んで自分の記憶が正しかったことを確認しました。


2020年3月30日

一期4話

 竜宮島が動くというのは『宇宙戦艦ヤマト』でヤマトが発進するシーン(古い!)みたいなものだと思うけど、全く盛り上がらなかったなあ。


2020年3月29日

一周回って

 最近は一周回って、一期から『THE BEYOND』4~6話までの内容で記事を書こうとしています。制限がある分、楽しくなってきてました。


2020年3月28日

「THE BEYOND」2巻

 『THE BEYOND』4~6話を見直したかったので、ソフトの発売日が発表されたのは嬉しい。『THE BEYOND』1巻の時は見終わった後、作品の仕掛けに気がついてしまい、最終的には『THE BEYOND』4~6話の公開日という時間との戦いになってしまったことを思い出しました。


2020年3月27日

月刊ホビージャパン

 雑誌はネットに目次も掲載してほしいなあ。BURRN! は amazon に目次ページの画像も掲載されているので便利。

 オレンジのインタビューはすごく面白かった。80年代の CG で思い出すのは、RUSH / The Big Money(1985年)の PV。世代的に CG を使ったロボットアニメをなかなか受け入れられなかったのですが、転機になったのは『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 』(2009年)。翌年の『蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH』(2010年)では違和感なく、動くファフナーが見られたので、CG を受け入れてしまいました。


2020年3月26日

エフェクトグラフィックス

 絵はまったく描かない(描けないとも言う)のですが、この本はおもしろかったです。記事を読んだ後、『EXODUS』13話のアビエイター vs マークザインのシーンはコマ送りして見ました。


2020年3月25日

一期1~9話

 一期1~9話の脚本を分析中。『THE BEYOND』を見ると、一期で冲方丁が書きたかった脚本の形が見えてくるのですが、それを見るとなぜ一期は一騎ではなく真矢が主人公の脚本になってしまったのかという疑問が浮かび上がってきます。今後、一期前半の脚本家のインタビューは行われる可能性は低いので、その理由を知る日は永遠に来ないだろうなあ。


2020年3月24日

文庫化

 冲方丁のノンフィクション作品は、文庫化される時に記事が追加されることがあるのだけど、文庫化されたものは地元の図書館に置いていないことが多いので、チェックするのが大変。特に今は図書館が閉館しているし。


2020年3月23日

同じ経験をする

 『ファフナー』を読み解くのに使った資料を読んだり聞いたりしているのですが(ネタバレになるので、具体的な作品名は挙げられない)、一足先に理解してしまった理由はテーマの一つを体験しているからだと思います。


2020年3月22日

「THE BEYOND」PV

 昨晩、確認したいことがあったので、ティザーPV、PV、特報、第一話「蒼穹作戦」PV、第二話「楽園の子」PV、第三話「運命の器」PVの順で見た。PVはすべてネットにあるけど、ソフトに入っているのはやっぱり便利。


2020年3月21日

100日後に死ぬワニ

 『EXODUS』26話、この世を去った総士が2分半後に生まれ変わっているのを見て、気持ちがついていかなかったことを思い出した。『100日後に死ぬワニ』は読んだことがありません。


2020年3月21日

一期7話

 一期7話の翔子の墓が汚された事件は先にドラマCD『NO WHERE』を聞いていたので、ミステリで犯人を知った上で本編を見たようなものでした。そのため、当時書いたメモには全く言及されていませんでした。この事件で引っかかったのは、一騎と真矢と一緒とはいえ、首謀者である総士が翔子の墓を掃除したことでした。


2020年3月20日

一期1、2話

 昨日から一期1、2話を分析していますが、演出はプロットに沿っていて問題がないことから、脚本がうまくいっていないということになります。最近、一期1~6話の脚本から肉を削いで骨だけにする作業をしているのですが、こうすることによって、冲方丁の書いたプロットが見えてきます。

 自分の経験から結論を導き出しているものがいくつかあるのですが、他の人がどうやって答えにたどり着くのかに興味があります。


2020年3月20日

「EXODUS」を見直した感想 Part3(2020年)

 これで一期から『EXODUS』までを見直した時の感想は一旦終了。未公開記事の公開時期は『THE BEYOND』12話上映後の感想を見て決めます。

 今回、総士を理解した状態で見ましたが、『EXODUS』よりも一期を見るほうが精神的にきつかった。


2020年3月19日

理解するプロセス

 『EXODUS』と『THE BEYOND』を理解するプロセスは以下のような感じなのではないだろうか。

  1. 『EXODUS』を暉の視点、『THE BEYOND』を里奈の視点で見て、作品を理解する。
  2. 作品を理解した後、一期から『EXODUS』を見直すと総士が理解できる。
  3. 総士の視点で一期から『EXODUS』を見ると、『EXODUS』と『THE BEYOND』の一騎が理解できる。
  4. 一騎の視点で『EXODUS』と『THE BEYOND』を見直すと真矢が理解できる。

 

 1をクリアした状態で『EXODUS』を見ていました。『THE BEYOND』第4~6話を見た後、2になりました。一期から『THE BEYOND』第1~3話を見直した後、3になり、その後、4になりました。

 『THE BEYOND』第4~6話を見る時、2を半分くらい理解していたので、マリスを憎む間もなく、理解してしまいました。ちなみにヘスターに対して憎しみを感じたことは、一度ありません。


2020年3月18日

シナリオ講座

 一期1~6話の脚本から学んだこと。

淡々と事実を書くだけでは物語にならない。

 「ヒロインが学校に行けない」という設定が脚本の難易度を上げているよなあ。


2020年3月17日

視聴者=真矢

 真矢は一期13話まで総士の言動を批判していました。しかし、視聴者の視点=真矢であり、一期前半放送時で総士が叩かれていたということは、製作者が総士を通して描こうとしたものは、視聴者に伝わっていたということになります。私は一期14~20話 → ドラマCD『NO WHERE』 → 一期21話 → 一期1~3話という順番で見た結果、一期前半を見る時には総士を理解していたため、真矢やリアルタイム視聴者と同じ視点で一期前半の総士を見ることはできませんでした。

 『EXODUS』、『THE BEYOND』でも視聴者=真矢なので、『THE BEYOND』の真矢の行動を理解するためには、まず『EXODUS』の真矢を理解して、真矢と同じ視点になる必要があります。しかし、これがすごく難しい。


2020年3月17日

若いうちに聴きたいクラシック100曲

 広瀬大介先生がtwitterで毎日数曲紹介している若いうちに聴きたいクラシック100曲を見ていて、『HEAVEN AND EARTH』終了時から『EXODUS』22話までの一騎の心境を知りたければ、シューベルトの交響曲第7(8)番 ロ短調「未完成」D759、ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D960の順で聞けばいいような気がしました。


2020年3月16日

初見の感想

 『THE BEYOND』4~6話の感想を読んでいて、この作品が公開された時には作品の仕掛けを読み取れるようになっていたので、まっさらな状態で見られなかったことを思い出した。今思うともったいないことをしてしまった。もっとも『THE BEYOND』7話以降は初見にもかかわらず、二周目の視点で見ることになるのですが(涙)。


2020年3月15日

「蒼穹のファフナー」第7~12話の感想(2019年)補足

 昨年9月、タイトルの記事を書いていたけど、何度書き直してもうまくまとめることができず、一旦放棄。一昨日、一期3~4話のプロットを書いたことで、答えが見えてきたので再挑戦した結果、最後まで書き終わりました。

 一期1~6話の脚本と冲方丁が書いたノベライズ+ドラマCDを比較すると、シナリオの勉強になります。


2020年3月14日

礒山雅「マタイ受難曲」

 手放してしまった礒山雅『マタイ受難曲』(ちくま学芸文庫)が文庫化されたので購入。ブログを書くためにこの本を参照した時は図書館で借りました。礒山雅の博士論文『ヨハネ受難曲』(筑摩書房)は図書館で借りて読む予定。


2020年3月13日

プロット

 一期3~4話で描かれたフェストゥムとの2回目との戦闘のプロットを書き出してみた。プロットは問題ないので、脚本家がアルヴィスと一騎の行動原理を理解していなかったということになる。ただしこの時、アルヴィスの行動原理を理解していたのは冲方丁だけだったと思われるので、やはり冲方丁自身が脚本を書かないとうまくいかないパターンだったと思われる。


2020年3月13日

「EXODUS」を見直した感想 Part2(2020年)

 今回、公開できるのはPart3までなので、次回で終了。


2020年3月11日

再読

 2019年11月に書いた文章を再読中。当時見たものが何なのか、やっとわかるようになった。しかし、半開きの扉を強引にこじ開けて、よく扉の向こう側へ行ったなあ。


2020年3月10日

設定

 一期3話ラストから一期4話で描こうとしたものがやっと判明。設定をきちんと理解していないと、脚本が書けない回でした。もっとも一期3~4話を作った時点で、設定を正確に理解していたのは、冲方丁だけだったと思います。


2020年3月9日

記憶を消去

 『神々の黄昏』では連れてくる人(ジークフリート)の記憶が消され、『THE BEYOND』では連れてこられる人(こそうし)の記憶が改変されるという違いがあるものの、ハーゲン=マレスペロ、ジークフリート=マリス、ブリュンヒルデ=こそうしという構図になっていることに気がつきました。総士(こそうし)は常にヒロイン的な立ち位置のキャラクターだということがわかります。

 専門家も参加し、脳筋、アホの子、後ろ後ろー!なんていう言葉が飛ぶ『神々の黄昏』の実況は楽しすぎた。


2020年3月8日

神々の黄昏

 昨日に引き続き、今日も『神々の黄昏』を見ていました。長い作品なので、さすがに疲れました。


2020年3月7日

神々の黄昏

 YouTubeで無料ライブストリーミング配信されたびわ湖ホールプロデュースオペラ『神々の黄昏』を視聴。ト書きに沿った保守的な演出だったので配信向きだった。オペラで他人の感想をリアルタイムで見られるのはすごく面白かった。


2020年3月6日

「EXODUS」を見直した感想 Part1(2020年)

 『THE BEYOND』を見た後に『EXODUS』を見直すと、制作現場ではただ一人、すべてを知っている能戸総監督が細部をチェックしていたことがわかる。脚本にはどこまで書いてあったんだろう。


2020年3月5日

神々の黄昏

 3月7日、8日はYouTubeで無料ライブストリーミング配信されるびわ湖ホールプロデュースオペラ『神々の黄昏』を見る予定。『神々の黄昏』を見るのは2010年の新国立劇場での上演以来。


2020年3月4日

プロット

 一期4~6話の脚本は脚本家の個性が出すぎて、核となるものが見えにくい。冲方丁の書いたプロットが見たい。


2020年3月3日

脚本

 A という項目について時系列順にまとめているけど、すべて劇中の台詞で説明できるというすごい脚本だった。作品の中に答えがありますというスタンスなので、『THE BEYOND』が終わった後のインタビューでも説明はしないだろうなあ。


2020年3月2日

ラジアータ ストーリーズ

 『ラジアータ ストーリーズ』は山野辺一記が代表取締役を務めるエッジワークスが脚本を担当したPS2のゲーム。 ファフナーの放送終了直後の2005年1月27日発売されたこともあり、当時、ファフナーを引き合いに出す人が多かった。ネットでネタバレを含むストーリーと感想を読んでみたのですが、ファフナーが目指していたのとは真逆のエンドで、一期前半のストーリー展開に納得してしまいました。


2020年3月1日

キャラクターピクチャーズ

 

 昨日、キャラクターピクチャーズが届きましたが、タイミング的に作品を完全に理解した自分へのプレゼントになってしまいました。


2020年3月1日

ニコニコ動画

 ニコニコ動画で無料になっている『EXODUS』1、14話のここ半年くらいのコメントを見たけど、憎しみに満ち溢れていた。今後、コメントが表示される動画配信サイトで見る場合はコメントを消そう。


2020年3月1日

地雷

  1. 『THE BEYOND』第4~6話の公開中に作品を理解してしまい、どういうふうに感想を書けばいいのかわからなくなってしまった。
  2. A という言葉をキーワードに感想を書くことにした。
  3. A が作品を理解するために必要なキーワードそのものだった……。

 

 追い詰められた時に見つけた唯一の道が答えだった、というのは皮肉なものです。